俳句104:夏休み会員一のファンクラブ

夏休み会員一のファンクラブ

なつやすみかいいんいちのふぁんくらぶ


季語:夏休み



 これもカクヨムの自主企画にて、他の作品より発想を得た句。


 夏休みから、何を想像するのか? 遊びや、宿題なんかは類想。好きなあの娘に、少しでも近づくための準備期間が「夏休み」なんだ!


 でも好きなあの娘は、誰からも人気のあの娘とは違う。僕の推しは、少し地味かもしれないあの娘。誰にも言わずに立ち上げた、自分一人だけのファンクラブ。


 ファンクラブなのに、一人だけ。いや、必要なのは強い意思。夏休み明けが待ち遠しい、夏休みもある。

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