応援コメント

俳句78:廃校に耳を澄ますや忘れ草」への応援コメント

  • こんばんは。
    この度は当方の自主企画に誤算化いただきまして感謝申し上げます。

    なるほど、と膝を打ちました。
    最初の印象では、主体は人物を想定しました。

    廃校の中で耳を澄ますのは誰か、そしてその人物は学び舎が廃校になった現在に至っても、そこかしこに残る自身と学校との記憶を思い出すのが難しい、あるいは苦しいような何事かがあったのだろうか。そして、忘れがたい記憶を忘れ草に頼りたい切実さや切なさがあったのだろうか、と。

    ですが、解説を伺うと、私は人物にクローズアップしすぎたかもしれない、との気持ちにもなりました。
    廃校と耳を澄ます行為の間には、もっと穏やかな繋がりが相応しいような気がしてきて、例えば、人物であれば、先生とか。校舎自身というのは最も心惹かれる主体ですね。

    様々な角度から捉えることが出来る余白の懐が深い一句だと感じました。
    想像力が掻き立てられる奥深さ、素晴らしいです(*^^*)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    自身の知っている、見た世界観だけでは限界があります。自主企画や交流を通して、「忘れ草」という言葉に出会い、自身の価値観にも影響を与えてくれる。そんな自主企画は、カクヨムでは始めてで、参加させてもらいました。
    またの機会があれば、よろしくお願いいたします。