俳句70:七月の猛暑時々嵐かな

七月の猛暑時々嵐かな

しちがつのもうしょときどきあらしかな


季語:七月



 これは、ついつい声に出してしまった。雨が仕事に影響する場合があり、天気予報は毎日見ている。

 それでも、こんな予報は見た事がなかった。ギラギラした太陽と、横殴りの雨の傘マーク。もう季節感なんてないのではないだろうか。


 最近では空調服の人もかなり増え、よく見掛けるようになった。今では長袖だけでなく、頭までの完全防備姿。最初は目を疑ってしまうが、これが当たり前の光景になるのだろう。


 猛暑時々嵐、空調服、そんな季語が誕生する日も遠くない。

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