■■50話までの振り返り■■

ただ花が舞うか散るかの話かな


季語:花



 エピソードをつけた俳句としては、区切りの五十句まで来ました。ここまでの、感想のようなものになります。


 類想ではない句が、テンプレを嫌うと捉えるなら、今も昔も変わらないのかもしれません。

 自分の句が「テンプレ」だと知った時は、恥ずかしくもあり面白くもありました。バッサリと斬られると、清々しさすら感じます。


 ただ、投稿を始めた最初の頃と比べると、明らかに成長したなと感じています。俳句の後に載せた、エピソードや解説。当時と今では、感じ方も見え方も、少し違って見えます。

 俳句には必要ないものではありますが、これからも成長の記録として続けたいと思います。


 十七音の中に、不要な言葉を省き、それでも詰め込み過ぎてはいけない。そのバランスが、少し分かった気がしますが、まだまだ初心者俳句。どんどんテンプレ俳句を詠んでゆくと思います。


 今はまだ下五は、疑問形の話「かな?」。でも、いつかは詠嘆の話「かな」と言えるようなりたい。そんな意味を込めた一句でした。

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