俳句36:夏風邪に味噌汁とパンのドヤ顔

夏風邪に味噌汁とパンのドヤ顔


季語:夏風邪


 俳句34に続き、もう少し「朝食」で発想を飛ばした結果です。


 夏風邪で、体調を崩している時に出てきたのは、味噌汁とパンという組み合わせの食事。不自然な組み合わせでも、「ドヤ顔」が出来る。恐らくは、普段食事を作ることのない人物。

 味噌汁は作れても、米を炊くことは出来なかった。それに、味噌汁の味が美味しいとは限らない。


 黙って一口でも食べるのか、それとも拒否するのか?



 経験していることをベースにした方が、小さな変化に気付きやすい。これが、未経験や遠い昔の記憶になると、ベースの設定を変化させにくい。

 だから、実体験が良いと言われるのかもしれませんね。

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