場面[4/6]
ナレーター: さて、話はしばらく変わります。
そのころ、イスラエルの草原では、羊飼いが沢山の羊を飼っていました。
ナレーター: 夜になり、羊飼いたちは焚き火を囲んで夕食を食べていました。
羊飼い1 :「働けど働けど、稼ぎは税金で取られるばかり。一体いつになったら、神様は救世主様を遣わして下さるだべか」
羊飼い2 :「まったくだ。おら、もう、こんな暮らしはまっぴらだ。
あっ、まぶしい!」
ナレーター: 突然、夜空が明るく輝いたのです。そうして、天使の声が響きました。
天使 :「羊飼いたちよ。お前たちの待ち望んでいた方が生まれる時が来たのです。さあ、行ってお祝いをしなさい」
ナレーター: まぶしい光は、すぐにおさまりました。
羊飼い1 :「今のは一体何だったんだべ?」
羊飼い2 :「救世主様がお生まれとか聞こえたなあ」
羊飼い3 :「見てみれ。あんな所に見たこともない星が輝いてるでねえか」
羊飼い1 :「よし。一つ、あの星の方角に歩いて行ってみるべ」
ナレーター: 羊飼いたちは、歩き出しました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます