第5話 自宅病院に入院中。甘酒健康法に目覚める。

 年は明け、2024年。


 正月の3日、ついに、体調を崩してしまいました。そして4日、昼に病院の予約が取れたので、何とかはいつくばって病院まで行って参りました。

 実は正直、病院に行くのもつらい状態でしたが、朝電話をかけて、昼一番に来いと言われたので、それから4時間ほど、横になれたのは幸せでした。

 私自身はさっさと物事の結論を得ることを求める人間でして、本来こういう待ち時間を作られるのは嫌な性質ですが、あまりのしんどさで、そんなとこ行ってられんという辛さもあり、そんなことも言っていられない状態でした。


 でもって、病院へ。

 検査で、しっかり待たされました。これマジで、しんどさマシマシ。

 結果、A型インフルエンザの診断。

 週末と週明けの連休まで基本、出勤等停止。

 来週明けの9日にはもう大丈夫。

 ギリギリだが、大丈夫。

 ついでに言えば、別の営業活動も来週に延びていたから、こちらもよし。

 とにかく、自宅病院に入院せよとのお達しね。


 カクヨムの近況ノートで、天が休めと言っているのだとのお言葉を、ある方から頂きました。

 それも、そうである。

 3日は朝方幾分食べたものの、そのあと5日の昼前まで、ほとんど固形物を食べていません。4日に至っては、いつもなら酒のつまみに食べているデザートのプリンを残したほど。

 酒なんてとんでもない。でも、3日に出かけた際に、酸化防止剤無添加の赤ワインを買ってきているのよね。我ながら、懲りないやつだ(苦笑)。


 しかし、そんな中でも、食の面で嬉しい出会いがありました。

 自宅前の100円自販機。それは、そこにありました。

 酒都西条の甘酒。西条とは、広島県東広島市の中心地。酒どころで有名。

 その地の甘酒が、100円で売られております。

 4日の朝、今年最初のゴミの日。

 ゴミ出しの駄賃に、昨日飲んだペットボトルを出しに自販機横のゴミステーションへ参りました。思うところあって、財布も持って出ました。

 ペットボトルを処分し、年末年始のゴミを出したところで、さあ何か買おうと自販機を見上げました。スポーツドリンクを飲みたいと思っていたのですが、この期に及んでそんな気持ちがなくなり、さあ、どうしようと思ってさらに自販機を見ていくと、何と、甘酒があるではありませんか。

 これ、広島の西条で作られているものらしい。

 早速、それを買って自宅に戻り、朝食代わりに温かい甘酒を一本。

 体に染入るように、すんなりと入っていきます。

 あまり粒は多くありませんが、こんな時はそのくらいでも十分。

 甘酒が「飲む天敵」と言われるの、肌身でわかる気がしました。

 それに味を占めたわけでもないですが、きょう5日の朝も、朝食は甘酒。

 昨日に引続き、飲む点滴を服用しました。


 そういえば、甘酒の季語って、冬じゃないのよ。

 実は、夏なのね。

 温めるよりむしろ、冷やして飲むもの。

 江戸時代には今のように冷やして飲むための技術はなかったから、常温でもありがたいものだったみたいね。

 暑さで体力が落ちているときの、飲む点滴。

 今はその真逆の季節だけど、体が壊れたときの、飲む点滴。

 もう少し入院が必要なようだけど、甘酒は、やめられませんね。

 この際だから、(自宅病院)退院後には、もっといいのを飲みたいぜ。


 甘酒って、いいなぁ。 

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