第7話
私のせいだ!と責任感に駆られ、主人に
「必ず返すから!すぐ返せるから!」と45万送金しました。それで他の3人にも迷惑がかからないのならと。
そして震えながらタスク完了。今回は間違わなかった!良かった!何とかなった!
「最初の、福祉タスクは完了しました。次に2回目の 450000福祉タスクを開始します。
この残りの3回450000*3を一緒にすることもできます。(一度に任務を遂行して資金と報酬を引き出します。)」
あ!しまった!なるほど!
主人にももう135万の残高はありません。
さすがにグループの方も「無理!」とか「友人に借りるまで待てますか?」との反応。
でも送らないと最初の12万と45万が…
妹、母と電話しましたがもちろん断られました。
藁にもすがる思いで娘に電話しました。
「それ詐欺だよ!」
「違うの私が操作ミスしてグループに迷惑かけてるの」
「ちょっと調べるよ…ここ見て!すっかり同じ投稿してる人がいるよ!ここも!警察に言って!こっちでかけてあげる?」
「違うよ!こうこうこうで間違いなく返ってくるの!」
「どうしてそんなに簡単にお金が入るの?システム分かってやってる?もしかしたらお母さんも詐欺の片棒担いでるのかもしれないんだよ!」
そうこうやりとりしてる間に3人は135万を振り込んでいました。
この短時間で…娘の説得もあり、ここで怪しいと気付いて来たのでした。
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