第19話 ホワイト・クライシス

 辺りに舞う結晶は美しく凍える氷に囲まれた場所では風が不気味に吹き抜けていく。

 来るべき者を拒むような白銀の世界だが野心を燃やす男女達は自然の警告を無視してズケズケと踏み込んでいく。


「発動魔法段階ドライヴ、究極探査アルティメット・サーチ


 瞬間、翡翠色の魔法陣が地面へ敷かれると同時に辺りには眩い粒子が散布される。  

 氷塊が支配を行い全長で十キロにも及ぶ美しき建造物が聳える白氷の神殿。  

 辺り一面白銀の世界は美麗なる退廃的な独特の雰囲気を作り出す。

     

 探知系魔法にて唯一のドライヴ級を誇る超広範囲捜索の技を放ったベイルの隣に位置する少女は不満気な表情を露わにする。

 手に持つ深紫の魔導書は禍々しさと美しさを両立させた光を放つ。


「駄目ですベイル様、全体的に感知する魔力が高い上に際立って放たれる箇所が探知魔法の範囲内にはありません」


「チッ、もっと先か……まっ隠すのであればより奥底にするのは常套手段か。動揺する程の事でもない」


 制服越しに防寒着を着こなすベイル一行は周囲より格段と巨大な建造物へと足を踏み入れていく。

 自身の持つ力を行使し、数十人にも及ぶ小隊クラスのチームを率いるベイルは目の先にあるであろう最強の力にほくそ笑む。

 取り巻き達は彼から享受されたであろう平民は手が届かない高価なネックレスなどの装飾品を身に着けている。


「あのユレアをも凌駕する力……見逃す訳がないよなぁ……早いもん勝ちだ。何かあるとあいつに接触を試みたのは正解だったな」


「流石はベイル様、あの格下のゴミ共を巧みに誘導してエグゼクスを掌握するなんて」


「少し揺さぶっただけだ、暴走するって話もどうせ嘘だろうしな。まっあいつが理解あるチキン野郎で手間が省けたぜ」


「彼らに提示した条件は?」


「はぁ? あんな奴を素直に推薦する訳がないだろうが。弱者は弱者らしくいるのが一番幸せってやつなんだよスラウ」


 嘲笑うような声でベイルは媚びた瞳で見つめる側近スラウ・ケーレイへと自らの真意を明かしていく。

 紫髪を靡かせるグラマラスな体型の美女は化粧で整えられた顔で微笑みを向ける。

 

「偽りの温情で従える……馬鹿はあんな簡単に支配出来るから面白いだろ? 


 彼の言葉を咎める者や怪訝な表情を見せる者はおらず、寧ろ「流石はベイルさん」と賛辞の声を浴びせる取り巻きも存在する。

 この場においてベイルという存在は揺るぎのない王として君臨していた。

 第二階層の実力、経済力に影響力、媚びへつらっても損はない彼のポテンシャルに惹かれる者は少なくない。

 

「一ヶ月事に入れ替わると言われる生徒会長の座に一年以上居座り続ける存在……いやぁ天才は伊達じゃない。だがあの生意気な顔もそろそろ壊したくなって来た」


 学園内にて最も優秀な生徒だけが就くことを許される生徒会長の座。

 実力主義が激しい故に毎月のように入れ替わりを続けていた中で他の追随を許さず一年以上も地位を保持するのは異例中の異例。

 現状を快く思わない者はおり、その一人であるベイルは女神への宣戦布告を呟くように吐いたその時だった。


「ギシャァァァァァッ!」


 彼の言葉に被せるように轟く咆哮。

 蒼き静寂と白き空間には見合わぬ純黒に染まった複数の影。

 堅牢な鱗に覆われし姿形、強靭さを漂わせる龍の魔物──否……魔獣。

 縄張りを荒らされた肉食獣のように涎を垂らしながら牙を向ける姿はまさに畏怖の存在そのもの。

 

「シャドウ・ファング……ハッ、どうやら俺達を歓迎してるらしいぜ? お前ら」


 四本脚からなる俊足と鱗を活かした強力な突進が武器である龍と狼の狭間にも似た魔族は殺意の形相で激しく睨む。

 生半可な実力では竦み上がる覇気が襲う中でベイル達は変わらぬ笑みで軽口を叩いた。

 

「敵は二十五体、いかがなさいますか?」


「丁度体が冷えてたんだ、解しがてらに暴れるぞ、好き勝手に潰せ」


 指鳴らしと共にベイルの従者達は軽快に魔導書を開き好戦的な表情を見せる。

 刹那、開戦の合図はなく襲いかかってくる魔獣を迎撃すべく魔法の乱撃が繰り出す。


「発動魔法段階ファイラ、炎乱弾フレイム・スキャター・ショット


「発動魔法段階ファイラ、裂風斬シュトルム・エアッ!」


「ゲハハハハッ! オラ死ねぇッ! 発動魔法段階ファイラ、螺旋槍スパイラル・スピアッ!!」」


 蹂躙、その言葉が一番似合うだろう。

 豪炎の弾に烈風の刃、逃げる隙を許さない無数に降り注ぐ槍の雨。

 いとも簡単にファイラ級の魔法を繰り出しシャドウ・ファングの内部からは痛々しく血肉が吹き上がっていく。   

 容赦のない数の暴力はただ獰猛なだけの存在は軽々と淘汰される。    

 深緑の鮮血は半透明の氷結の地面に蔓延し、屍が辺りに散乱していた。

 

「ハッ、雑魚が。こういう奴にも第四階層のかわいこちゃん達は必死にならないといけないらしいがなァ!」


「キャハハハハッ! 笑える!」


「こんな雑魚にも必死とか……最早可愛そうにも見えますねベイルさん」


 十人十色の愉悦な笑い声が響き渡る。

 空間を彩る黒き血肉、その中で一層輝くのは彼らが放つ純然たる闘気か。

 お得意の劇場的な振る舞い方でベイルは周りの高揚感を刺激する扇動を行う。

 

「俺達は勝者だ、神に愛され恵まれた才能を与えられた誇り高き存在ッ! 見捨てられた者とは格が違う。最強の力を得る資格ってのが俺達にはあるんだよッ!」


「ベイル様流石ですッ!」


「よっ! 世界一の男!!」


「ユレアに勝てるのはアンタだけっすよ!」


 エグゼクスという存在に魅了された者達は目をギラつかせながらベイルの言葉に呼応し、木霊した叫びは分厚い氷を震えさせる。

 彼らの意識は目先の敵ではなく、最奥に眠るであろう力に向けられていた。


「テメェ等遅れんじゃねぇぞ? 視界に入った奴は全員ぶちのめせッ! 俺が最強になる為の生贄だッ!」


 本人も氷上に見合わぬ狂気に近い熱気と興奮に包まれており怖いものなしという冷静さを欠いた表情を見せる。

 ベイルの特徴、いや彼だけに限らず階層の高い者は実力主義もあって時に度が過ぎた傲慢さを出すことが定番。

 寧ろこれが上位階層のスタンダードであり傲慢に行き着かないユレアという存在は更に異彩を放っていた。

 

「邪魔なんだよ雑魚が、発動魔法段階ドライヴ、雷槍跳弾ライトニング・ラビットショットッ!」


 視界に映った者は容赦なく蹴散らす。

 白い息を上げる程に疾駆しながらベイル達は神殿内の魔族を次々と蹂躙していく。

 終いに黄土色の魔導書から放たれたベイルの一撃は数百体は存在する魔族を周囲の壁もろともに葬り去る。

 反射しながら跳躍する稲妻の光弾はドライヴ級に相応しい凶暴な攻撃性と相手の心を蝕む威圧感を備えていた。


「はぁ……はぁ……最高だな、やっぱり俺はユレアを超えるに値してる! あんな冷血女に何時までも頭下げてられかっよッ!」


 目の前に広がる自身が生み出した血肉塗れの光景に愉悦感を爆発させベイルは吠えた。

 第二階層の実力は伊達ではなくこれ程の大魔法を行使してもまだ体力が残されている笑みを浮かべる。


「スラウ! エグゼクスの反応は? だいぶ奥へと進んだろ」


「お待ち下さい、発動魔法段階ドライヴ、究極探査アルティメット・サーチ


 再び、スラウは翡翠色の魔法陣を展開し静かに目を瞑る。

 彼女が使用するドライヴ級の技によって隅々まで探査する探知系魔法だが空間内にはそれらしき反応はない。  

 

「べ、ベイル様……未だにこれと行った反応が見受けられません。エグゼクスと思われる反応は一つも」


「はっ? チッまだねぇのかよ……使えねぇなお前、まさか手を抜いてねぇよな?」


「め、滅相もございません! 私の魔法の質は天下一品。貴方を奉仕する為に行使する唯一無二の魔法であってッ!」


「はぁ……とするならここってことか。灼熱側は考えられないしな」


 不規則かつアンバランスな構図をした神殿を駆け巡っていたベイルは使い物になっていない存在へと悪態をつく。  

 チラッと彼女の年齢に見合わな豊乳を見つめると彼は視線を目の先に鎮座している荘厳なる両開きの扉へと移した。

 

「白氷の神殿最深部……まっ薄々ここかもしれんとは思ってたけどな」


「如何なさいますか? この先は大物クラスの魔族がいる可能性もございます」


「馬鹿が、なら殺せばいい。誰だろうと俺の道筋を邪魔する資格はねぇんだよッ!」


 満悦な表情で歩み出したベイルの足取りを止める者はいない。

 興奮状態に満たされている彼が律儀に取っ手に手を掛けることはなく乱雑な足蹴りで強引に扉を開放する。

 視界を劈く氷の礫は鋭利な刃物の如く風を切り裂き、その先にいたのは。


「人型……?」 

 

 謁見の間にも似た冷徹かつ優雅な広間。

 退廃と哀愁が漂う空間には重厚感のある黒塗りの玉座。

 神々しく煌めく輝きに照らされながら座する者は深紅に染まる鎧に身を包み、表情は薄暗い闇に包まれている。


「ッ! グランド・ソード、白氷の神殿に巣食う上級クラスの人型魔族ですわ!」


 グランド・ソード。

 人間の等身を遥かに上回る神殿の主は肉体、神剣と見紛う程の鋭い切っ先が特徴的な大剣を所持する個体。

 第二階層のスラウが焦燥を浮かべる事が敵の強大さを裏付けていた。


「ハッ、いいじゃねぇか、こいつ倒せばページでも出てくんだろ? 強敵の方が燃えるって話だろお前らァ!」


 だが有頂天に達する心に威圧が通じることはなく彼の言葉に「やってやらァ!」と鬨の声が空間を揺らす。

 彼らの熱気に呼応するようにグランド・ソードは哀れなる少年少女へ鉄槌を振るおうと剣先を上空へと向ける。

 刹那、大音量の激震と共に振り下ろされた一撃は聴覚を刺激する破壊音へと昇華し地面へと深い亀裂を刻み込む。


「ぐっッ! このエグいパワー……流石上級魔族だぁ……ウハハハハハッ!」


 衝撃音の余波は防寒着を着こなすベイルの身体を軽々と吹き飛ばす。

 何とか体勢を保った彼は高笑いと共に即座に真正面から攻撃を仕掛けていく。


「発動魔法段階ファイラ、風刃雨ウインド・スコールッ!」


 ジャブとばかりに風刃の乱撃を与えるがグランド・ソードは動じる事なく鋼鉄の鎧で身動きせずに搔き消す。

 放たれる風刃を凌駕する反撃の迅雷の一閃が眼前に迫っており咄嗟に回避行動を取るベイル。

 頰を掠った刃先は炎の熱気を浴び凍てつく冷気と共に鮮血を滴らせていく。


「お前ら関節部だ、奴の装甲が脆弱な箇所へと魔法を叩き込みやがれッ! 一番活躍した奴には何でも褒美をやってやるよッ!」


 傷を負いながらも直ぐに臆する事なく指示を飛ばす彼に従者達は了解の意を唱える。

 という二文字に更に熱量が増した者は我先にと一斉に魔法を展開する。

 

「死にやがれェ! 発動魔法段階ドライヴ、水流激斬ブルー・ウェーブ・パニッシュ!」


「褒美は私のモノォォォ! 発動魔法段階ドライヴ、火焔剣撃フレイム・スマッシュ!」

 

 最早狂気にも似ている勢いのままドライヴ級の魔法が次々と放出される。

 四方八方から飛び交う魔法の弾幕は激しさを加速度的に増し、やがて全方位からの波状攻撃がグランド・ソードへ牙を向けた。

 一進一退の壮絶な攻防、規格外のパワーと鉄壁の鎧という至極単純な強みを持つグランド・ソードは相手の攻撃を耐え忍びながら反撃とばかりに大剣を振るい続ける。


「ハッハァ! テメェみたいな脳筋が俺らに勝てる訳ねぇだろうがよォォォッ! 数の暴力にひれ伏しやがれッ!」


 だが上位魔法に位置するドライヴ級の猛攻に鋼鉄の鎧にも段々と傷が刻まれていき、その数は着実と増えていく。

 関節部を重点に狙う数的有利を最大限に活かした単純ながらも有効打となる戦法。

 全方位からの終わらぬ魔法の連撃の末に遂には一人の斬撃魔法がグランド・ソードの左腕関節部へと直撃する。

 切断された左腕は鈍い音と共に地面へと落下しグランド・ソードは大きく体勢を崩す。


「発動魔法段階ドライヴ、超源重力グランド・グラビティ!」


 追撃に詠唱されたスラウの重力魔法は周りの地形共々グランド・ソードへと強烈なる負荷を与え身動きの拘束を行う。

 一度でも死闘からなる均衡が崩れればその先に待ち受けるのは蹂躙。

   

「土に還れ、弱者がッ!」


 ドライヴ級を一身に浴びたグランド・ソードの装甲はボロボロで瀕死寸前と窺える。

 ベイルは懐へと忍び込むと上がる息を強引に押し殺しドライヴ級の詠唱を始めた。


「発動魔法段階ドライヴ」


 彼の雰囲気を表した山吹色の魔導書。

 黄金の光を灯し、全身全霊の力を込めた一撃は慈悲の時間を与えず容赦なく放たれた。


嵐炎滅却ストーム・インフェルノォッ!」

 

 解き放たれる爆発的な火炎は部屋全体を覆うような火柱を出現させ、グランド・ソードの亡骸諸共焼き尽くす。

 豪炎による鎮火と同時に荘厳な大広間にも終わりが訪れる。

 永久凍土の如く冷え切った空間だった場所は見る影もなく倒壊しており所々から黒煙が立ち昇る。

 命を失った魔族と氷が散乱する様は生々し過ぎる屍を連想させる惨状だ。

 

「はぁ……はぁ……何が魔族だ。人間様に勝とうなんぞお問違いなんだよ……!」

 

 勝ちを宣言するベイルの言葉に消え入るような声で周囲は熱狂を口にする。

 激しく肩で息をしながらもベイルは即座にスラウを指差し指示を行う。


「スラウ……探知を行え」


「お、お待ち下さい、少し時間を」


「うるせぇッ! さっさと行えってんだ!」


「ッ!  し、承知致しました、発動魔法段階ドライヴ、究極探査アルティメット・サーチ


 怒号を受け、直ぐに魔導書を広げるスラウは蹌踉めく身体を抑えながら翡翠色の魔法陣を展開し眩い粒子を散布していく。

 

「こんな大物を潰したんだ……恥ずかしがらずに早く現われろよ最強。俺に力をッ!」

 

 息を荒げるベイルは期待に満ちた瞳を宿しながら前屈みになる。

 前例のない緊張感が支配する中、疲労感と高揚感で複雑な表情を見せるベイルの顔は次の一言で無情に鎮火されることなった。


「あ……ありません」


「はっ?」


「エグゼクスと思われる該当する反応は尚もありません、グランド・ソードを撃破しても特に何も……ベ、ベイル様……この白氷の神殿にページはないかと」


 沈黙、それは時が止まったような錯覚に陥るほどの静けさで彼らの空間に停滞する。

 青ざめる表情を見せるスラウへと詰め寄ったベイルは怒りに身を任せ彼女の肩を掴む。


「ふざけた事言ってんじゃねぇぞッ! ないはずがないだろうが!? 無能でいるのもいい加減にしろォッ!」


「で、でもないのです! 私の探知魔法にそれらしき反応が一つもッ!」


「ざけんなよこのブス女がッ!」


「ブ、ブス!?」


「あるはずだろ、あの探知機は神殿付近を指し示していたんだ! 灼熱の神殿はまずあり得ない、とするならここの何処かに!」


 疲れ切った肉体を動かしベイルは血ナマコになって自身が惨状へと変化させた最深部内を必死に駆け回る。

 周囲に散らばる瓦礫や灰を我武者羅に脇に退け、時に蹴り飛ばし時には殴り飛ばす。


「あるはずだろうが……あのクソ変態王子だってここにあるとッ! この白氷が支配する神殿にあると言って」


 冷静さを欠如させたベイルの挙動とここまでしてもページがないという事態に周りも段々と焦りの色を見せ始めていく。

 流石はベイル、虫酸が走る奴だがユレアには及ばすとも質の高い実力を有している。

 数の暴力もあって真正面から挑んでも到底勝てるような相手ではない。


「まさか……この俺が騙された……?」


 だからこそ弱者の俺が漬け込めるのは調子に乗りやすく信じやすい奴の性格だ。

 と、これまでこいつらの動きを静観していた訳だが大方予想通りだったな。

 ベイルもようやく気づき始めた所だ、動き出すのは今しかない。


「やれ、モニカ」


「発動魔法段階ドライヴ、剛鉄監獄フルメタル・プリズン

 

 頭上に展開される魔法陣。

 呟かれるように詠唱された魔法は油断する彼らを囲うように鋼鉄製の巨大な檻が上空から射出される。

 迫る鋼鉄の檻、完全なる包囲網に回避手段はほぼなく成すすべもないままベイル一行は監獄の餌食と化する。

 

「なっ……!?」


「ちょ何ですかコレはッ!?」


「新手の敵襲!?」


「べ、ベイル様ッ!」


 囚われの身となったベイル達は何が起きたのか分からず慌てふためく。

 網目の鉄格子に囲われる彼らを凝縮しながら俺達は爽快に奴らへと姿を現す。


「なっ……お前は……!?」


「よぉベイル、調子はどうだよ」


 不敵に笑う俺を見てベイルは憎々しげに顔を歪ませるのだった。

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