カクヨム甲子園を終えて
瑠奈
振り返り
どーも瑠奈です。
カクヨム甲子園の結果が昨日出ましたね。私の作品、「星降る夜に、二人は秘め事。」は中間選考突破で終わりました。
正直言って、甘かったな、と思います。
私がカクヨムに登録したのは去年の11月。そして翌月の12月、2022年カクヨム甲子園の最終選考結果が出ていて、甲子園の存在を知りました。そしてロングストーリー部門大賞の作品を読んで衝撃を受けました。
「これ、プロの方じゃないの?」
率直な感想がそれでした。同じ高校生なのにこんなに惹き込まれるような小説を書けるなんて、と驚きました。
そこから半年ほどで、今年のカクヨム甲子園が始まりました。何を応募しようか、と思ったときに目に止まったのが、しばらく更新していなかった「星降る夜に、二人は秘め事。」でした。
元々投稿していた話を一度消し、書き直して、9月になって完結させました。
その時はまだカクヨム甲子園をよくわかっていなかったので、直前に完結させた影響か、ランキング50位台に入っていることで舞い上がっていました。
そして中間選考突破のメールが届きます。それを見たのは、部活の後でした。
「え、嘘でしょ?」
メールを読んで思わず声が出てしまいました。そこから30分はメール眺めてましたね。
実は、ショートストーリー部門にも一作応募していたのですが、そちらは気まぐれで応募してみただけで、星が通ってて欲しい、と思ってました。
そして中間選考突破作品の発表。星が通ってました。知り合いの作家さんの作品も通っていて、すごく嬉しかったです。ただ、嬉しさ9割、謎が1割って感じの頭でした。
どうして通ったのだろう。何が良かったんだろう。
私は自分の文体の魅力をわかっていません。「重いシーンも文体は重くなりすぎなくて読みやすい」と言われたことはありますが、それ以外、自分の作品の魅力がわかりません。
「よし、応募してみよう」
という感じで書いてしまったので、プロを目指している方の作品と並んでしまって良かったのかな、という思いもありました。
ただやっぱり嬉しさのほうが勝っていたので、最終選考結果発表までワクワクしていました。
12月22日。最終選考結果発表が出ました。ずっとソワソワしていて、スマホを使ってはいけない時間に確認してたりしましたが、最終的に結果を見たのは、演奏会に向かうバスの中でした。Xの通知が来てなくて、全く気づきませんでした。
「賞取れてない……最終選考、乗ってない……」
中間選考止まりでした。それより衝撃だったのが、賞を取った作品の中に知り合いの作家さんの作品が一つもなかったこと。
「あんなに完成度高いのに!?」
最終選考にはありましたが、受賞までは至っていませんでした。
そこでやっと、カクヨム甲子園のしんどさを知りました。本気でプロを目指す方たちの熾烈な争い。生半可な気持ちで中間選考突破の欄に並んじゃいけないなと感じました。
甘かった。
これに尽きます。中間選考通って嬉しかったけど、それで終わっちゃったのは悔しい。いけるんじゃないかって舞い上がってた自分が恥ずかしい。
ただ、自分の好きなものを書いて爪跡を少しは残せたのは良かったと思います。
今回が初めての公募だったので右も左もわかりませんでしたが、それでも読んでくださった皆さんや、中間選考突破を祝ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
カクヨム甲子園を終えて 瑠奈 @ruma0621
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