第86話 選挙の話
衆議院の解散を受けて、本日(15日)衆院選が公示されました。12日間の選挙戦がはじまります――ってカクヨムや小説とは関係がないので、興味のない人はサラッと読み流してください。
「政権選択選挙だ」なんて掛け声が一部にありますが、どこが勝っても一緒です。有権者は投票する先がなくて困っています。ここ10数年間ずっとそうです。
「失われた30年」を経て疲れ切ったこの国に必要な政策は――
この国の閉塞感を打ち破る政策
私たちの生活を豊かにする政策
希望ある未来を感じさせる政策
なんじゃないかと思っているのですが、各政党の主張、公約を見渡すと、「◯◯を守る」だとか「▲▲を削減する」だとか、現状維持(または過去への回帰)を訴えるものや、富の分配方法の再検討(減税など)など、守勢の政策が目につきます。
ガッカリ。
いや、そうじゃなくて「郵便局を民営化すれば国中にお金が回るようになって、みんな豊かになりますよ」くらい具体的で明るい未来予想図を描いてくれないと、有権者は積極的に投票行動を起こさないと思うのです。
結局、郵政民営化はわたしたちを豊かにしませんでしたが、ある程度のケレンや詐欺師めいた口舌を備えるのは政治家が持つべき資質のひとつではないですか?
政治家とは、有権者の夢や希望を喚起して国を前進させるエネルギーを生み出してナンボの仕事なのではないでしょうかね。なかなかそういう人いないですねえ。
どうしようかな選挙。
えっ、投票には行かず家で小説を書くって? もちろんそういうもの有りです。物語の中にしか夢と希望は残ってないのかも知れませんしね……。
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