前のエピソード――第77話　異世界ファンタジーの文学性

　やばい。最近、楽しいことがない。エッセイに書いている内容も楽しくない。楽しくないのだから、楽しいエッセイを書けるはずもないけれど、楽しくないエッセイを読まされて楽しい気分になる人もいないと思うので、なるべく楽しいものを書こうと思う。（なんだこれ）

　☆

　楽しくもない毎日をどう過ごしているのかというと、基本的には小説を書こうとしています。ただし、わたしは『家族の目があるとほとんど小説を書けない病』に罹っているので、遅々として進みません。10日くらいの書いていますが、これまで書いたのが2500文字くらい。掌編なので半分くらい書けたかなと思いますが、この内容がまた楽しいものではありません。

　――どうしちゃったの、おれ？

と自分で自分に心配してしまいます。

　あと、毎日剣道に関する動画をYouTubeで見てます。月に１、２回練習もしていますが、おかげで上手になったような気がします。剣道の練習は楽しいです。

　しかし、剣道を趣味にするにはお金がかかります。いまは人から剣道具を借りて練習しているのですが、本格的に取り組もうとすると少なくないお金が必要になってくる（剣道具を揃えるのに数万円から10万円くらい必要でしょうか。高価な防具は100万円してもおかしくない世界です）のです。スマホひとつあれば書ける小説のなんと安上がりなことか。。。

　買うべきか買わざるべきか、悩んでます。

　それと、『オクトパストラベラー』をはじめました。2018年にスクウェアエニックスから発売されたRPGです。いまさら８年も前のゲームを遊ぶの？　ってな感じですが、実家の弟からもらったのです。ゲームも十分楽しいです。

　グラフィックがドット絵で描かれているところが、90年代のゲームっぽくて（3D化する前のゲームっぽくて）goodです。わたしが一番ゲームを楽しんでいた頃を思い出すことができました。

　2010年代以降、コンピューターゲーム業界はすっかり成熟してクオリティが安定し、旧作であっても初見であれば新作と同様に楽しめるようになりました。おもしろいゲームを遊ぶために新作を追わなくていいというのはとても気が楽です。（30年前は、新作＝最良のゲームだったので、だれも旧作には見向きもしませんでした）

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　最近やっていることから楽しいことを探そうといろいろ書きましたが、楽しいですかね？　やはりあまり楽しくない？　うーん。楽しい文章って難しいなあ。