第51話 どんぐりの背くらべ

 24日まで開催されている「第2回カクヨム短歌俳句コンテスト」に短歌を5首エントリーしています。公開から20日くらい経ちますが、いまだに新しい読者さんから☆がいただけます。ありがたいことです。とてもうれしいです。


 この短歌俳句コンテストは、「五七五七七」または「五七五」の31音、17音に自分の思いをまとめるだけでエントリーできるハードルの低さが魅力で、大勢の方が短歌・俳句を作って公開しています。


 ☆をいただけるので、読み返しては評価を返しているのですが、どれもこれもおもしろい短歌、おもしろい俳句ばかりです。駄作がないといっていいと思います。こんな短歌・俳句が第一回は20000以上集まったそうで、この中から大賞を4つ(短歌一首、短歌二十首、俳句一句、俳句二十句の各部門大賞)に絞り込むのは、かなり難しい――というか、選者によっては「良い短歌・俳句」と感じられるものが選外になるように感じました。入選確率4/20000なんて数字は、小説のコンテストではちょっと考えにくい数字ですからね。


 運営も同じように感じたのでしょう。6月6日には受賞に漏れた作品のなかから「短歌・俳句カクヨム100選」を選ぶと発表されました。それにしたって104/20000なんですけどね 汗


 コンテストの行方はともかく、今回のエッセイで言いたいことは、短歌・俳句は意外にどんぐりの背比べですよ――ということです。もちろん、言葉選びのセンスが図抜けた人はいますし、そういう人が大賞を攫ってゆくのでしょうが、100選のほうならだれにもワンチャンありだと思います。


 まだ、カクヨム 短歌俳句コンテストにエントリーしていない人がいたら、ぜひ、短歌か俳句を作ってエントリーしてみてほしい。意外にいいものができるんです。だまされたと思って、ぜひ!

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