応援コメント

第48話 映像の世紀バタフライエフェクト」への応援コメント

  • この時代のことを考えると虚しさを覚えます。
    理想とする共産主義、あるいはマルクスの思想は、おそらく人の本質からかけ離れているからこそ、理想ではあるのですが、現実的ではない。その結果は共産国の今を見ればわかります。
    いきすぎた資本主義も問題ではあるのですが。ギリシャの黄金時代がいかに滅びていったのかと考えれば、さまざまなことに感銘を受けます。
    この安保時代よりあとの世代ですが、彼らのエネルギーは、ある意味、洗脳されておりました。普通の学生はそれを虚無の目でみていたのは、今と変わらないと思います。人間というのは、それほど変わるものではないなんて、思うことが多くて。この世代で有名な作品「赤頭巾ちゃん気をつけて」がベストセラーになった理由はよくわかります。
    作者は、安保闘争のために東大に入れず冷めた目で見ています。
    藤光さん、人って本当に変わらない。
    ギリシャ時代からも、現代からも。繰り返し繰り返し、同じように生きてる気がします。
    いつの時代も青春時代は空しいものなのだと思います。だから、簡単に死を考えることができ、時に過激に反応するようです。まだ、日本が貧しい時代だったからこそ、そのエネルギーがあった時代とも思えます。

    作者からの返信

    >日本が貧しい時代だったからこそ、そのエネルギーがあった時代とも思えます。

    そう。日本人は豊かさに飼い慣らされてしまい、活力を手放したように感じますね。

    1964年、当時の東大総長が卒業式の式辞なかで古代ギリシアの哲学者の名前を使い、「太った豚であるより、痩せたソクラテスになれ」と警句を発したそうですが、さすがの達見だったと思います。

  • この時代、日本はパワーに満ち溢れていましたよね。若者がすごく元気だった!
    今はクールな時代です。
    賛否両論あるのでしょうけれども、活気あふれる日本て感じがして、私にはまぶしく見えますね。

    作者からの返信

    わたしは80年代に青春を送りました。キラキラして楽しい時代でしたが、心の芯になるような「思想」「哲学」に欠けていて、内心は空しかったです。社会的な矛盾は多かったかもしれませんが、60年代の方が生きている実感は強かったんじゃないでしょうか。