第41話 本屋さんへ感謝の思いを伝えたい
通勤途中、とある読書系のポッドキャストを聴いていると、はじめて本を出版した作家さんが販促のために書店巡りをしているという話をしていました。これまでに30店ほど回ったらしいのですが、自分の本を買ってくれる人に対して直接「ありがとう」という気持ちを伝えたくなるらしい。
――本を出すなんて、おれには夢のまた😴だなあ。
と思って聴いていたのですが、ふと
――自分が販促のために書店巡りをするとしたら、どこの本屋さんに行くだろう?
と考えてみました。
本屋さんには結構思い入れがある。子どもの頃から知っている駅前のS書房。高校生の頃、学校帰りに立ち読みをしていたM書店。免許をとりクルマで通うようになったS心堂。人生それぞれのステージで本と出会う場を提供してくれた本屋さん。もし、わたしが本を出版するようなことがあれば、これら本屋さんを巡って販促して回りたい。そして、
「いろんな本と会わせてもらい、ありがとうございました」
と伝えたい――んですけど、これらの本屋さんはすべて閉店して、いまはないんですよね。わたしの思い出の中にある本屋さん。もう二度と巡ることのできない本屋さん。あーあ、もう一度おの本屋さんに行けたらなあ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます