第33話 映画とゲームとお金の話

 奥さんは行かないというので、息子とふたり『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』を観てきました。『フローズン・サマー』は、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の続編で、『ゴーストバスターズ』シリーズの最新作です。


 1984年に公開された元祖『ゴーストバスターズ』は日本でも大ヒット。当時中学生だった藤光も「すげーおもしろい映画だ」と同級生たちが噂しあっているのを聞いてました(当時は観てない 苦笑)。以来、何度もテレビで見てますが、これぞ80年代コメディ映画といったバカバカしさが楽しい傑作です。


 大ヒットした『ゴーストバスターズ』はゲーム化され、MSX版がポニーキャニオンから発売されたものを藤光持っていました。当時のゲームはクオリティが低く、洋ゲー(海外ゲームの移植版)ということもあってイマイチな出来栄えでしたが、クオリティはともかく、『ゴーストバスターズ』のゲームというだけで今ならそれなりの値打ちがあるような気がします。実家にゲームソフトは残ってないと思いますが……。


 話はどんどん脱線しますが、ゲームといえばこの間、新しいゲームを買って毎日遊んでいます。(おかげでカクヨム ができていないのですが……)そのゲームとは、コーエーテクモゲームスの『ウイニングポスト10 2024』。競馬ゲームですね、すみません(なにが)。ゲームをほぼ発売日に買うのは十数年ぶり。おかげさまで『ウイポ10 2024』はおもしろいです。あと数ヶ月は楽しめそうです。


 で、この『ウイポ10』を遊んでて思ったのが、ゲームソフトの値段について。わたしは40年近く(!)コンピュータゲームで遊んでいますが、値段はあまり変わらないんです。このインフレが進んでいる令和になっても『ウイポ10』(ニンテンドーSwitch版)は7000円そこそこなんですよ。初代『ウイニングポスト』の値段は知らないですけど、当時の光栄(コーエーテクモゲームスの前身となる会社)のPC向けソフトは高価で10,000円以上してたと思います。開発期間も開発費用も当時と今とでは比べものにならないくらい長期間・高額になっているはずで、以前より値段を下げているゲームソフトメーカーはどうやって稼いでいるのか不思議です。(平成初期は、ぼったくり商売だったのでしょうか?)


 同じようなことが映画でも言えて、映画の料金は長い間大人1名1800円でした。さすがに最近のインフレで映画館も苦しいのか、1900円だったり、2000円だったりする映画館があるようですが、製作費が何十億円とかになってきた映画を観てるのだから、それも仕方がないのかなと。いやなら映画館ではなくサブスクで観るという時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。やー、映画は大きなスクリーンで見たほうがいいんですけどね。

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