書かない作家日記

第28話 カクヨムコンアンケート

　スマホでメールチェックしていると、カクヨムからメールが届いていました。「お、カクヨムからなにか送ってきたぞ。リワードか？」などと都合のいいことを考えながら開いてみると――アンケートでした。

　なになに……。第9回カクヨムWeb小説コンテスト応募者アンケートにご協力ください。ご回答いただいた方の中から抽選で50名様に、500円分の図書カードネットギフトをプレゼントさせていただきます？　よーし回答してやろうじゃないか。

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①　第9回カクヨムWeb小説コンテストの開催をどこで知りましたか？

　カクヨムの開催予告かな。毎年やってるから今回もやるんだろうなと思ってたけどね。

②　カクヨムWeb小説コンテストへの参加は何回目ですか？

　３回目か４回目。第一回から知っているけれど、最初の数年は参加しなかった。ラノベやライト文芸と自分の作風は相容れないと思ってたから。

③　今回開催したコンテストのうち、どちらに応募しましたか？

　長編も短編もどちらも。数十作をエントリーさせたけれど、ほとんどは旧作で、新作は短編ひとつだった。

④　応募した部門を教えてください

　エンタメ総合部門。短編部門。長編は時代小説だったのでエンタメ総合。カクヨムユーザーはライトノベルを書いたり読んだりする人たちが多く、わたしが書くような時代小説は冷飯を食わされてる。かといって時代小説をネットで読みたいかと言われると、それも微妙で、やはり自分の作風はカクヨムに向いていないと思う。

⑤　応募作品の選考状況を教えてください

　聞くな。全滅だ。

⑥　コンテストに参加した強い理由を教えてください

　腕試し。せっかく小説を書いているのだから、自分の作品がどういう評価を受けるのか知りたい。賞をとって出版されるならぜひそうなってほしい。と思ってコンテストに参加するのだが、まったくリアクションがなく張り合いがない。

⑦　今回の運営について、参加して感じた印象をそれぞれ5段階評価でお答えください

　ほぼ３だ。わたしにとってカクヨムコンは可もなく不可もないコンテストだから。ただし、読者選考というやり方はまったく評価しない。作品は下読みに読ませて選考すべきだと、ずっと前から変わらず思っている。

⑧　参加して良かった点について、上記項目の他にお気づきの点があれば、こちらへお書きください

　なし。カクヨム側に良かったと感じる点はなかった。むしろ、執筆時間がない中、カクヨムコンに参加した自分を褒めてあげたい。（どんだけ自分のこと好きやねん！）

⑨　参加して不満を感じた点について、上記項目の他にお気づきの点があれば、こちらへお書きください

　なぜ、わたしの作品が選考を通過しなかったのか、理由が知りたい。理由が分かれば、悪い点を改善するなり、才能に見切りをつけて筆を折るなり対処しようがあるのだが、理由が分からないとエッセイで毒を吐くくらいしか対処のしようがない。

　選考を通過しなかった作品のPVがゼロというのも納得できない。だれも読まなかった作品の良し悪しをだれがどう判断して落選させたのか？　これはカクヨムコンの大きな欠点で、今後もこれが続くならば、カクヨムコンに参加する作家の数は、どんどん減っていくと思う。

⑩　作品募集・選考期間中に、同時に応募していたコンテストがあれば教えてください（他サイト・新人賞など含む）

　浮気はしない。カクヨムオンリー。

11　次にコンテストが開催される際、あったら良いと思う仕組み・制度があれば教えてください 。

　落選理由を教えてほしい。参加作の数からそれが難しいことはよく分かる。でもね、それは運営の一方的な言い分だ。こちとら何日もかけて書いた作品なんだ。読みもしないで落選させられたんじゃたまんない。日本最大の小説コンテスト？　そんな煽り文句のためにエントリーしてるんじゃない。わたしの作品を参加作の数に計上してほしくないね。

12　次にコンテストが開催される際、あったら良いと思う企画やキャンペーンを教えてください

　来年のことを今からいうと鬼が笑う。

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　今年は去年に引き続き中間選考を通過できなかったので、アンケートには日頃の鬱憤が出てしまいトゲトゲしい内容になってしまいました（汗）ま、いっか。500円の図書カードギフト当たれ〜！