第24話 KACと空き家の話

 KACを書いていると、このエッセイまで手が回りません。藤光です。やっとこさKACの2作目を書いて、締め切りの30分前に投稿しました。まだお題はふたつめなのに締め切りギリギリの公開となってしまった。このヒリヒリした感じ。KACがやってきたという感じがしますね!


 ふたつめのお題は「住宅の内見」でした。なんつーお題ですか! 住宅の内見とは、住宅を借りたり買ったりする前に、その住宅を下見させてもらうこと。現代日本の商習慣(?)のひとつなので、ファンタジーやSFとは相性が悪そうだなと、残念な気持ちになったというのが正直なところ。お題は、個性的でありながら。膨らませ甲斐のあるものを選んでほしいなあ。


 わたしは家を買ったり、借りたりしたことがないので住宅の内見をした経験はありませんが、モデルハウスの見学には何度か行ったことがあります。住宅展示場とか分譲地に建ててあるアレです。モデルハウスって立派できれいなんですよね。そりゃ住宅メーカーが自社の宣伝のために建ててる家ですから、力を入れて作っているに違いありません。新しく家を見学するのは楽しいです。


 さて、小説では新しいモデルハウスとは正反対の中古住宅について書きました。最近、住宅地に空き家が増えたと思いません? 大都市近くの住宅地の事情は分かりませんが、地方都市の空き家問題は深刻です。ドロボウが空き家にある物を盗んだり、不審者が雨露をしのぐために入り込んだり、色々と物騒なことが起こります。家事も怖い。それになにより、人の住まない空き家は物寂しくて気持ちが冷えます。家って人が住んでこそ、なんですね〜。


 寂しくて不思議なショートショートは、久しぶりに楽しくノリノリで書けました。いつもこんなに楽しく書ければいいのに、小説って難しいんですよね。みっつめのお題が月曜日までに書けますように!


『たそがれ不動産』

https://kakuyomu.jp/works/16818093073161602559/episodes/16818093073161637111

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