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第5話 男と女は違うんだよ」への応援コメント


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    『かぐや姫の物語』がつまらないという評価をされていたなんて知りませんでした! 海外での評価は非常に高く、夫も私もすごく好きな作品です。水彩画のタッチと、かぐや姫の斬新な解釈が、特にすばらしいと思いました。

    女性というのは、男性から男性へ贈られる、『上等な家畜』のような立場だった歴史が長く、昔は、見目の良い年頃の女性は、孔雀やゾウのように、立場の強い人に売られるという、残酷な宿命を背負っていたと思います。罪深いのは、魅力的な女性自身ではなく、女性を本人の意思に関係なく家畜やモノのように取り引きしていた社会ではないでしょうか。かぐや姫が大人になりたくないと願い、屋敷を逃げ出そうとした理由は、そのあたりにあると私は思いました。

    藤光様の、高畑勲監督と宮崎駿監督の考察が非常におもしろかったです。個人的には、お二人とも女性への敬意と愛があふれているなと思いますし、魅力的な女性を描かれるな〜と思います。初期のディズニー映画の女性キャラなど、今の価値観で観ると酷くてびっくりします(笑)

    作者からの返信

    >水彩画のタッチと、かぐや姫の斬新な解釈が、特にすばらしいと思いました。

    絵のタッチはすばらしい。アニメーションとして非常に高いクオリティを持った作品です。ただ、映画がヒットするかどうかは、「斬新な作品を求めていない観客層」をどれだけ取り込めるかにかかっていて、『かぐや姫の物語』ではそこが弱かった。でも、高畑さんはそれを承知の上で作ったと思いますね。

    >罪深いのは、魅力的な女性自身ではなく、女性を本人の意思に関係なく家畜やモノのように取り引きしていた社会ではないでしょうか。

    もちろん、そうした行為は罪深いのですが。うまく説明できないのがもどかしいです。(こんな時、本物の作家なら自身の感覚を小説に描くんでしようが…)

    >お二人とも女性への敬意と愛があふれているなと思います

    エッセイにはああ書いてますが宮崎駿監督の描く女性は、男心にすごく刺さります。魅力的ですね。高畑勲監督の描く女性は、アニメキャラじゃないみたい。とても人間ぽくて、よくこう描けるなと感心します。

  • なるほど……っ! 興味深かったです!(*´▽`*)
    いまはどうかわかりませんが、ひと昔前だと、「どうして自分は男に生まれてしまったんだろう」と悩まれる男性より、「どうして自分は女に生まれてしまったんだろう」と悩まれる女性のほうが多かったような気がします……。

    それとも、もっと普遍的に「選んで生まれたわけじゃなく、ただこうして生まれただけなのに……」という視点もありえるのかも、と感じました~(*´▽`*)

    作者からの返信

    >もっと普遍的に「選んで生まれたわけじゃなく、ただこうして生まれただけなのに……」という視点

    そうですね。いまはむかしと違って、男女の社会的性差が縮まってきているのかも。この社会的性差論って、いまずっと興味深いと思ってて、また別の機会にエッセイに書くかもです。