第6話

「ハッ!ハッ!」

どうも道長です今日も朝からダンジョンに入っている昨日の興奮と楽しさが忘れられなくついつい朝の早い時間から来てしまった

何?働いていないのかって?俺は親に20歳までにユニークスキルが発現しなければ働くとゆう約束をこじつけた(土下座で)だから心配ないのさ

「もう50匹はゴブリン倒したな次は3層目いってみるか」

そう言って石の階段を登っていく

まだあまり人が来てないようですれ違う人も少ない

そうこう思っていると3層目についていた

「よし!どんな感じがわからんが稼がせてもらうぜ!」

『グルル!』

お?早速一体目のお出ましだ!

まずはスキルを使わずナイフで攻撃してみる

相手の脳めがけてナイフを振り下ろす

ナイフが相手の脳天に突き刺さり

『ギャイン…』

ウルフは光の粒子となって消えていった

コトッ!

ゴブリンよりも大きい魔石と毛皮がドロップした


流石に一発目からスキルチケットが手に入ることはないか、てかあれレアだしな昨日手に入ったのが幸運だっただけだ、それはそうと一体だけならすぐやれそうだな

「じゃあ次はスキル使ってやってみるか」

その前にあまり人がいないとこでやらないとな

何故かって?昨日気付いたのだがこれ自分もモンスターになるのだから勘違いして殺されるくねと…

いや翌々考えてもやばいなこのスキル

よく昨日は殺されなかったもんだ

でも奇襲にはもってこいなんだよなぁ

まぁこの辺ならいいだろう!

「怪物化!」

ゴギッゴリッ!

相変わらず鳴っちゃいけない音がするが…

『ワン!』(ヨシ!ウルフになれたぞ)

『ワンワン…』(ウルフになったわいいが四足歩行はなれないな…)

『ワン!ワン!』(ヨシ!まずは体からなれるか!) 

そうして俺は周りの冒険者に注意しつつ

走り回り体を慣らしていく

30分ぐらいしただろうか体がウルフの体に馴染み四足歩行でも動けるようになった

『ワン!』(ヨシ!動けるようになったぞ!)

『ワン!ワン!』(今からモンスターに奇襲しに行くぜい) 


いたなぁ〜やってやる

てか攻撃は口でいいよね?今はモンスターだもんねこのさい悪食も試してみるかとゆうことでいっただきまーす!

そう思い近くのウルフに近づき思いっきしかぶりつく!

『ギャイン!』

ウルフは足をジタバタし急に来た仲間からの攻撃を外そうと必死にもがく、だがこちらも負けじと歯に力を込め相手の体地面に押し付け抑え込む

数秒後には粒子となって魔石と毛皮を落とした


き、気持ちいいぃぃぃ〜〜

何か新感覚だわ、めっちゃ癖になりそう

なんかこうすごいなんか凄いんだよなぁ〜(語彙力の敗北)

噛みつく感覚がやみつきになりそうだ

ウルフは少し足が早いのでその感覚もまた人間では味わえない感覚だった

この調子でガンガン狩って楽しむぞ!

もちろん冒険者には気をつけてね?

『ワンワン!』(おら!魔石をよこせそこのウルフ野郎〜)

『キャイン!』

『ワンワン!』(まだまだこんなもんじゃねぇぞ!)

『ギャン!』

『ワン!』(喰らえや!)

『キャン!』

『気配察知を覚えました』

お?気配察知かあれかぁ?他の冒険者に気おつけながら戦ってたから?それはともかく

あぁ~気持ちいいんじゃ〜たまんねぇよ

神様このスキルをくれてほんとにありがとう! 

でもそろそろ魔石拾わないとな誰かに取られるかも、それは嫌だし人に戻りますか…

ゴギッゴギッ!

「あ~あ~よし声帯も大丈夫そうだな」

怪物化してる時は声帯もモンスターの声になるのでこれもまた慣れてかないとなぁ…


他の冒険者視点

「おい、あいつすっごい勢いで獲物狩ってやがる」

「ほんとだな俺等と一緒の初心者冒険者だろ?」

「しかもあいつ一切ためらいないぜ普通最初は抵抗があるだろうに」

「見ろよあいつの目獲物をひたすら殺そうとしてる目だぜ」

「おっかねぇ初心者もいたもんだな」

「ん?急に立ち止まってどうしたんだ?って、あ、あいつの体見てみろよ!」 

「どうした?何だありゃ!体が変形していってやがる」

「気持ち悪ぃなんなんだあいつ」

「多分ユニークスキル何じゃないか?」

「あんなのがスキルなのか?てか完全にウルフになっちまいやがった!」

「そういえば他の冒険者が昨日ゴブリンが仲間割れしてるとか言ってたな」

「ゴブリンにもなれんのか?なんのスキルだありゃ」

「とにかくあんまり近づかないほうがいいな」

「だな」


道長視点

「ん?なんか言われてる気がするがまぁいいだろうてか言われても仕方ないからなぁ」

そりゃあモンスターになったりしてたらだれだって注目してしまうよなうん、まぁユニークスキルってことで納得してくれるだろう

「次はどうすっかねぇ結構長い時間いたからなぁ」

ついついスキルが楽しくて結構狩ってしまった

もっと周りに気を配らなければ俺ごと狩られかねない…

「今日はこのぐらいにして明日にするか」

ドロップ品を詰めた袋を持って石の階段を降りる

         ☆☆☆

昨日よりかは早く終わり換金するために受付に行く今日は昨日の冷静そうなショートカットの受付嬢ではなくポニーテールの元気そうな受付嬢のとこは行き

「換金お願いします!」

ドバッとまた大量の魔石と毛皮そしてゴブリン武器がカウンターに出る

「これまたすごい量ですね!ちょっと待ってくださいね!え~と…ゴブリンの魔石が50個とウルフの魔石が140個ゴブリンのナイフが3個ウルフの毛皮が140個で58080円です!」

受付嬢は機械のようなものを出して魔石等を計測するとぱぱっと金額をはじき出した

「ありがとうございます!計算するの早いですね?」

受付嬢はニコっと笑いながら言った

「これを見るのは初めてですか?これは魔道具と言ってボスや宝箱の中に入ってるものなんですけどこれがあれば簡単に計測できちゃうんちゃうんですよ〜」

それはとても便利だなぁと思いつつ受付嬢に言葉を返した

「そうなんですねぇだから混んでいても結構すぐに自分の番が早く来るんですね!」

「そうですよ〜これがあれば計算なんでチョチョイのちょいです!」

受付嬢は豊満な胸を張りながらフンスッといったぐわいで自慢をするかのごとく魔道具を見せびらかした


俺もなんか魔道具ほしいな自分専用の武器とかかっこよくない?かっこいいよね?あ、でもユニークスキルにあった武器がねぇや

まぁ…残念だが武器よりも敵を食いちぎったほうが楽しいんだよなぁ(サイコパス)

「ハハッ…換金ありがとうございましたこれで失礼します」 

「はい!またのお越しをお待ちしています!」

俺はそう言ってダンジョンを去るのだった


         ☆☆☆


「ふぅ〜今日も疲れたけど楽しかったなぁ妹もお土産喜んでたしなぁえがったえがったァ〜」

妹の美味しいご飯をたべたあとにお土産げを渡しお風呂に入ったあとベッドにダイブして休憩していた

「モンスターになるのほんとに楽しかったなぁ」

もともとモンスターや怪獣が好きなのもあって

この怪物化は自分に刺さった

まだ肉を食いちぎる感触が歯に残っている

「まぁ明日もダンジョンに行くからいいんですけどね」

明日もダンジョンだし早く寝るとするか


そう思い電気を消し就寝するのだった






















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