誤字報告
返ってくると俺を待っていた様→帰ってくると俺を待っていた様
なるほど。ここで養子の話に繋がるのですね。
不幸な家庭の子はいなかったんや……(安堵)
しかし、シンシアのご家族はかなり深刻に騎士団勧誘をとらえているようですね。
騎士団に依らない後ろ盾を希望した、という所でしょうか。
後は、実家経由での圧力を回避できるように、とか……
作者からの返信
拙作をお読み頂き有難うございます。
考察いただいている件、作中で語られるかもしれませんが父親からするとさほど込み入った思惑が有る訳ではありません。
・単純に子供(シンシア)が心配でコルネンで頼る人がクルトンしかいなかった。
(父親からすると騎士団員はあくまでも職場の上司、同僚になる感覚)
・行商人カイエン氏からの入れ知恵もあり、クルトンは娘のボディーガード役に適任だった。
(騎士として決まった職務を持っていなかったからフットワークが軽かった)
以上2点、娘を持つ父親のポンコツな感情からの行動、発言となります。
養子になる件については後に作中で語られますが
カンダル侯爵嫡男(セルシャール)へ嫁ぐ際に『平民出身』では貴族社会では軽んじられる可能性を考え、『自由騎士インビジブルウルフ』の長女の地位を得る為に養子になります。
平民が貴族へ嫁ぐ為の準備といった感じです。
ただしシンシアが嫁ぐ頃には『自由騎士インビジブルウルフ』もしくは『見えない狼の娘』のネームバリューは『二つ脚の魔獣デデリ』と並び大きな抑止力を発揮していきます。
今後もクルトンの物語にお付き合いいただけます様、宜しくお願い致します。
いっそのこと家族そろってコルネンに引っ越したらどうかな? 仕事は何か考えないといけないけど。