テニスなんかにゃ興味ない！ ～保健体育の美人新任教師が部活の顧問に！ しかしここだけの話、先生はテニスより性教育に力を入れている～【全年齢対象】←ここ大事

【あとがき】赤ちゃんって何をしたらできるの？

私には、8歳の息子がいます。

見た目にも精神的にもかなり幼いほうで、もちろん性の知識もゼロ。

そんな息子が「赤ちゃんって何をしたらできるの？」と聞いてきました。

あなたなら、どう答えますか？

どう答えるのが正解なのでしょうか？

「コウノトリが運んでくるの」などと、とりあえずごまかしておくのが無難なのでしょうが、うちの息子は精神的には幼いくせに頭の回転だけは速く、そういう非科学的なウソは簡単に見破ってしまうのです。

私はとっさに、こう答えました。

「今度、本当のことをちゃんと教えてあげるから、ちょっと待ってて」

息子は少しいぶかしげな顔をしましたが、「うん」と答えてくれました。

まあ、息子としてはまだ、それほど深い興味があって聞いたわけではないのでしょう。

ホッと胸をなでおろした私は、すぐさま本作の構想に取りかかりました。

今は8歳の息子も、あと数年もすれば思春期のまっただ中です。

そのときに息子や息子の友だちが疑問に思うであろうこと、悩むであろうことを解決してくれる。

そういう先生がいたらいいな。

そういう作品を書いておきたいな。

そして生まれたキャラクターが琴音先生でした。

『テニスなんかにゃ興味ない！』は、いったんここで完結とします。

まだまだ書きたいことはありますが、小説を書き始めたばかりの私にとって、10万文字を超えるだけでも、もう大変！

続きを書くエネルギーが残っておりません。

読者さまから強く要望・叱咤激励されるとかしない限りは、ちょっと無理です。

でも、カクヨム初心者の私がこれだけの分量を書き上げたというだけで、ほめてやってください。

実は一時期、別ペンネームで漫画原作者として活動していたことがあります。

ただ、どの作品も鳴かず飛ばずで、長くても一年程度の連載だったこともありまして、長編を書くということに慣れていないのです。

いやいや、そんな泣き言をいっていても始まらない！

本作は脇に置いておいて、エネルギーの回復を待ちながら、次回作の構想を練ることにします。

『テニスなんかにゃ興味ない！』を最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました！！！