第2話 環境の問題
幸せだと感じる環境、辛い環境沢山ありますが皆さんはいかがでしょうか?
今、幸せを感じていますか?満足していますか?
私は、家庭環境が普通ではなく毎日悩まされていました。小さいころから“暴力”毎日夫婦喧嘩。学校から帰ってきて車があるのを見ると憂鬱な気分になる毎日でした。そして、怯える毎日。家にも帰りたくない、かと言って学校も居心地が悪い。すごく苦痛でした。
上手くいかないことがありイライラしていると必ず当たってきます。母がいないときは一番怖かったです。手だけではなくものでも殴られるので、母がいるときは母が守ってくれていましたが、いないときは自分の身は自分で守るしかなかったからです。早く解放されたくて仕方がありませんでした。何度も自殺を図りました。それでも勇気が出ず毎回毎回未遂で終わっていました。
蘇ってくるからです。優しいときの父の顔が。そう思うといくら辛くても今だけ我慢していればいつかは優しい父が戻ってくるのではないかとどこか少し期待していた私がいました。何年たってもそれは忘れられない記憶となってふとした瞬間に出てきてしまいます。少しでも優しいときがあるのがとても苦しいものでした。
今は母子家庭で暮らしていますがたまに会いに来て物を届けに来たり、ご飯に誘われますがやっぱり二人で会うのは抵抗がありますね。距離ができたことにより昔と比べると家族仲は変わったと思もいます。そう考えると、ある程度の距離を作ることも大切だなと感じさせられました。
学校などでは自分の性格の問題もあると思いますが、一度裏切るような行為をされたことにより人を信じることが出来ず疑いから入ってしまう性格になってしまいました。そのため、自分の話を自分から進んで話すことはありませんでした。相談できるような人もおらず家族も仲がいいとは言えないためそういった話をすることもありませんでした。人の話を聞くのは嫌いじゃなかったので相談を沢山されていましたがそれは特に苦ではありませんでした。一人一人それぞれの考えがあってとても面白いものです。
私は自分で自分の首を絞めているようにも感じてしまう節はありますが、これが私で私の性格なのでどうしようもできないと思っています。人はそんな簡単に性格は変えられません。少し変わらないとダメだよなどと言う人はいますが、生まれもって出来ている性格はそんな簡単に変えられるものじゃない。変えられるなら変えたいもんですよ。ネガティブ思考の性格を直せと言われても直せませんよね?そう言われているのと同じ様なものですよ。無理に決まってます。そして私のはトラウマと同じ様なものです。裏切られてしまえばその人一人ではなく何もかも信じられず疑心暗鬼になってしまいます。
こういった環境で暮らしてきた私は段々と闇に落ちていき自分がいる意味、生きている意味何もかもに疑問を抱いていました。普通であればそんなことを考えることはないでしょう。同じような経験や、思いをもったことはこの世界にたくさんいますよね。辛いですね。それでも何か小さな事でも幸せだなと感じることがあれば少しの息抜きの場、逃げ場になるでしょう。
私はもう狂ってしまいそうでした。いや、狂っていたんでしょう。息苦しくて息苦しくてどうしようもなかったです。早く死んでしまいたい、楽になりたい、だれか殺して欲しいなど毎日毎日心のなかで叫んでいました。何故か悲しくないのに涙が流れるなどたまに耳にしますが、その気持ちが分かってしまう私がいるんです。知りたくないものでした。
私は実際脳が普通ではないです。これで命を落とすなどとなっても全然悲しい、死にたくないなどとは思いません。ただ、最後の最後まで母に迷惑をかけるのは嫌なのでお金を残して去ろうと思っているのは変わらないです。私の中で何か一つでもハッキリと、自分の事について決まっていることを答えるとするならば直ぐに出てくるのはこのことです。人はいつ寿命が尽きるかなんて分かりませんからね。
今でも私の居場所は分かりません。母は姉とは仲が良いのですが、私とは喧嘩ばかりなので一緒にいるのは申し訳なくなってしまいます。この先自分がどうするのが正しいのか、どうするべきなのかずっと考えています。自分の居場所探しはあきらめません。どうにかして生きる理由を見つけます。
皆さんには“居場所”というものはありますか?それとも彷徨っていますか?居場所は自然と作り上げられていると思います。きっと、ここだ!と思う瞬間はくるでしょう。その時は、いつくるのか。いつ出会えるのか。早く見つけだしたいです。そして、幸せになれるものなら幸せになりたい。
この先の事を考えると怖いものの方が断然大きいです。
それがなくなることを願おう。
そして『居場所』はどこか_。
この苦しさとさよならをする日はいつ訪れるのか。
ー居場所ー @hiiragi_000
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