鴛鴦之契(えんおうのちぎり)〜 飛楊と桂花〜
猫野 尻尾
第1話:序章。
鴛鴦之契(えんおうのちぎり)・・・鴛鴦とははオシドリを表す。
日本でいうところのオシドリ夫婦のこと。
つまり、オシドリのように仲睦まじい様子を表現する言葉だそうだ。
その昔、天空に浮かぶ「
そしてその天空の城を支配していたのが「
「
そして泰明の後を継ぐのが、 うら若き王子「
「「
この物語の主人公である。
そして「
妖精と言っても姿形は人間となんら変わらない。
「
その妖術は「
勝利に導いた。
「
しかし、その関係も一人の男によって崩れ去ることになる。
己の、出世、私利私欲のため「
まだ幼かった飛翔は被害を免れた。
その後、
その呪いを解くため諸国から多数の妖術者を募ったが
強力な呪いを解くすべもなく黒龍を食い止めるすべもなく、その呪いのとおり
両党首は黒龍に食われてこの世を去った。
「
暗黒妖精。
おいそれとは太刀打ちできるものではなかった。
そして
飛揚には血を分けた弟がいて名を「
兄の飛揚と違って、温厚、知的、冷静、思いやりがあってとくに女性には優しい、
だから宮中の女官から憧れの的だったし家臣からも慕われていた。
そのまま行くと暴君に成り果ててしまうところだったが一人の女性と出会ったことに
よってその運命を大きく変えていく。
その女性の名を「
つづく。
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