第3話【出会い】
身長は女子高校生の平均よりも一回り低く目が細い。声は高くもなくどちらかというと低い方かな....。
髪はショートで中学時代にソフトボールをやっていたらしい。
「この学校にはソフトボール部がないから野球部のマネージャーになろうと思った。」 こんな感じの自己紹介だった気がする。
高校から実家まで結構な距離だったから自分はバス通学だった。
練習が終わるのが19時頃、最終バスが来るのが20時半頃。練習が終わってから30分自主トレーニングで汗を流し、後の時間は友達と一緒に談笑しながら帰り支度をして解散。そんなルーティーンだった。
バス停は校内の中にあるから部室から歩いて5分。ただ、野球部の中でバスを利用するほど遠くから通っているのは自分くらいしかいなくて、他の部活の人は1~2本前のバスで帰ってしまうためほぼ毎日このバスを利用するのは実質自分ひとり。
目的地に着くまで途中でおばちゃんたちが何人か乗ってくるので怖いとかさみしいとかはない(笑)
新一年生が入った来た日もいつも通りの時間に練習が終わり最終便のバスに乗ろうとバス停に向かっていた。
そこに新一年生のマネージャー「彼女」がいた。
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