第2話【高校生】
恋愛の仕方も分からず自分は高校生になった。
田舎だ。本当に田舎で近くにコンビニ一つないくらいの田舎にポツンとある高校に通うことになった。
中学の時に部活でお世話になった先輩に誘われて入った高校。
田舎だけど静かで過ごしやすかった。同級生や先輩にも恵まれて昔からずっと変わらない楽しさで野球を続けることができた。
ただ、変わったことが一つ。マネージャーがいる。
もちろん悪いことではなくて、ただ中学の時までは対戦相手でも見たことがなかったから少し驚いた。(みんなの学校は普通にいるのかな?)
高校に入ると普通にどのチームにもいて、自分のチームには3年生の先輩が1人と自分の同級生(1年生)のマネージャーが一人。どちらも女の子だった。
3年生のマネージャーはもちろん、同級生のマネージャーは特に責任感のある優しい人で頼りがいがあった、信頼もしてた。もちろん恋愛感情はなかったし、クラスも一緒だったことから親友くらいの仲だった。
夏が終わり3年生が引退し、厳しい冬を乗り越えて2年生になった。4月になり自分にも後輩ができた。マネージャーが1人増えた。
「この人だった」
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