第2話 憧れの先輩女子 梓
梓の誕生日を祝ってあげたいという。
恵人の相談に乗ると言ったものの、慈代にとっても梓は大先輩だ。直接、彼女と話をするのは難しかった。
そこで、何人かで集まって、
少し考えるようにしていた恵人だったが、そうすることで話がまとまった。そして恵人から、直接、梓に話してみることになった。
この話は梓も快く承諾してくれた。
そして誕生日パーティーは
それから
そして二人の会話は『梓のこと』より慈代のプライベートなことを話すことが多くなってきた。
プライベートと言っても、慈代は付き合っている男性がいるわけでもなく、アルバイト先や演劇部の仲間に対する愚痴などを恵人が聞くことが多かった。
そういう会話の中で恵人も彼女が彼に対して心を開いてくれていることが段々わかってきた。
誕生日パーティーには
当日は慈代も少し早めに恵人のアパートに行き準備を手伝うことにした。
誕生日パーティーの段取りについて慈代と恵人は、毎日のように夜遅くまで電話で話をした。
夜遅い時間でも慈代にとって恵人の相談に乗ってあげる時間は楽しい時間になっていた。
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