3.商業ギルドからの依頼

 圧をしまい込んだクルトさんの後を追うと階段を登り3階に辿り着いた。

 私が買取りをお願いした魔草花たちは、クルトさんと私の後ろを歩くギルド職員数名の腕の中。


(言ってくれれば一旦収納するのに…)


 そんなことを考えながら木製の廊下を進んでいると、私の前を歩いていたクルトさんがある1室の前で足を止めた。


 コンコン


「失礼します。レイ様をお連れしました」

「はい。どうぞお入りください」


 クルトさんが扉に向かって声をかけると柔和な男性の声が返ってきた。

 先に部屋へと足を踏み入れたクルトさんに続き自分も入室する。

 奥にある執務机から立ち上がり顔に笑顔を乗せながらこちらに近づいてくるのは恰幅のいい優しそうなおじさんだ。

 ただ、おそらく優しいだけではないのだろうなと思う。


「初めまして。フォール支部の商業ギルドマスターをしております、ヴェルーノと申します。急なお呼び立てに応じてくださりありがとうございます」


 にこにこと笑顔を向けてくる相手の肩書きはなんとなく察しがついていたが、まさかこの人に呼ばれたとは思っていなかった。

 てっきり別室で採取してきてほしい魔草花の説明でもされるのかと思っていた。

 依頼内容によっては他所に漏らしたくないものでもあるのかと…


「初めまして。レイと申します。こちらとしては魔草花を買い取ってくださればそれでいいのですが、何故呼ばれたのでしょうか?私が持ち込んだものに何か問題がございましたか?」


 驚きの展開故、挨拶もそこそこに眉を下げながら問いかけた。

 特に負の感情を受けていないのでそこまで心配は大きくないが、念のため確認を取っておこうと考えての問いだ。

 それを投げかけられたギルドマスターは首を少し動かし優しくも強さの乗った声を出した。


「クルト君、レイ様に何も説明していないのですか?」

「申し訳ございません。気が急いておりました」


 声をかけられたクルトさんはハッとした表情をしたのち、こちらに身体を向け頭を下げた。


「いえ、あの、説明してくださればそれでかまいませんので」


 突然の神妙な雰囲気に慌てた声を上げる。

 果たして怒りを覚えていないと伝わっただろうか。


「碌な説明もせずお呼び立てして申し訳ございません。クルトには後で言って聞かせますので。立ち話もなんですからそちらに掛けてご説明致します。サリーさん、それはここに置いてお茶の用意をお願いします」


 こちらの考えが届いたのだろう。

 わずかに肩の力を抜いたギルドマスターが促したソファへと腰を下ろす。

 魔草花が置かれたテーブルを挟み向かい側にギルドマスターとクルトさんが座った。


「それで、どうしてギルドマスター程の方が私を?」

「どうぞヴェルーノとお呼びください。実はレイ様に依頼したいことがございまして」

「依頼ですか?」

「はい。その前にご確認したいことがございます。現在レイ様はどなたとも専属契約を結んでおられないということでお間違いないでしょうか?」

「…?ええ、間違いないです」

「いえ、よそ者が勝手に依頼したとなれば問題になりますので事前に確認をと思いましてね」

「あぁ、なるほど」

「それで依頼内容なのですが、とある魔花をフォールの森で探してほしいのです」

「採取ではなく、探すだけですか?」

「もちろん見つかれば採取をお願いしたいところです。ですがその魔花があの森で見つかったと言われているのは120年前の一度きり。本当にあるのかも分からないのです」

「そのときに見つけた方は詳しい場所を残していないのですか?」

「はい。あの広大な森では自分の位置を正確に把握するのは難しかったのでしょう。文献には“中央より奥”としか記されていないそうです。まぁ、その文献の内容が事実とも限りませんが」

「なるほど…ここは冒険者が多く集まるのですよね?その方々ではいけないのですか?」

「場所だけでも分かればと高ランクの冒険者には何度か依頼を出し探してもらいましたが見つけられませんでした。レイ様は採取に慣れておられるようですし、彼らとは違う視点で探せるのではないかと考えております」


(森の奥まで行けるような冒険者の人たちは採取依頼をあまり受けないんだったか…だから慣れていないと…)


「必要なのは高品質のもの、そして場所は危険な魔物が多く生息するフォールの森の奥地。そこまで辿り着ける者は一握り、さらに素材の採取に長けている方となると…」

「行くだけならできる。ただ、高品質のものを採取できる方がいないということですか…」

「その通りです。もし本当にあの森に魔花が存在するとしても、高ランクの魔物と戦えるほどの力、危険な森で何日も自身の身を守れるだけの能力、素材を見極める目、採取の腕と知識、広大な森を探し回れる胆力、それら全てが揃わなければ採取は不可能なのです」

「私なら揃っていると?」

「ええ。レイ様が買取りを希望された魔草花のなかに、危険な場所にわずかな時間しか咲かない非常に貴重な魔花がございます。もちろん最高品質です。それをレイ様はなんの躊躇ためらいもなく出したとクルト君から聞きました」


 クルトさんに視線を移すと力強く頷きを返された。


(なんかすっごい過大評価されてる。自分が持ってるのは採取の腕ぐらいなのに…)


 だが、馬鹿正直に己の能力を語るわけにはいかない。

 自分のことを軽々しく口にすれば、こちらを弱者と判断する材料を与えることになる。

 人の力が未知数のこの状況でそれはいただけない。

 強者と思われるならまだしも…


(どうしたものかなぁ。できませんと断る?…というか自分の手持ちにあったりしないかな?だってあの森以外で採取したものがたくさんあるのだから)


 あくまでフォールの森には生息していない、もしくはごく少数しかないというだけのこと。


「ちなみに、依頼したいという魔花の名を聞くことは可能でしょうか?」

「月光花です」

「………」

「驚くのは無理もないです。本来は雪に覆われた高山の頂上付近にしか咲かないと言われているものですから」


(そうですねぇ)


「いかがでしょうか?一定の期間探してくだされば見つけられなくても報酬はお支払い致します」

「それだと森へ入ったと嘘をついて報酬だけ受け取ることが可能となってしまいます。それにもし見つけても知らせない可能性がありますよ?」

「いいえ。貴重な魔花を躊躇ためらいもなく出せるということは、レイ様はそれをいとも容易く手に入れることができるということ。ひとつ売るだけでかなりの額になるものをです。そのような方が報酬欲しさに嘘をつくとは思えません。見つけても知らせないという可能性については低いかと…既に貴重な魔花をお持ちくださっておりますから」


 かなりの額になるものを買取りに出した覚えはない。

 更に言えば、安価なものを買取りに出した覚えもない。

 価格も希少さも知らないだけだ。


(売値は鑑定で分からないからなぁ。その貴重な魔花ってどれ?まぁ、それはさておき…)


 断られていると思っているのだろう。

 ヴェルーノさんとクルトさんの眉が下がっているのがその証拠だ。

 貴重っぽい魔花が必要な理由は知らないが、少し聞いただけでも月光花の為にかなりの時間と労力を割いてきたと分かる。

 この人ならその苦労を終わらせられるかもしれないと期待もあったのかもしれない。

 こちらとしては期待に応えられないことに悲壮はないが、普通にお金が欲しいので断るつもりはないのだが…

 フォールの森で探す前に確認しておきたいことがある。


「月光花はフォールの森で採取したものでなければいけませんか?」

「いいえ。高品質の月光花であれば場所は問いませんが…」


(あ、そうなの?それならそうと言ってよ〜。金をくれ)


「では、こちらでもよろしいでしょうか?」

「なっ!」

「っ!?」


 あの島には、それはそれは高く厳かな山がひとつだけ存在している。

 その険しくも楽しい山の山頂付近で採取した月光花をヴェルーノさんに差し出した。

 淡く銀色に輝く花弁が美しい花だ。

 さして珍しいものではなく、あの山には普通に生えていた。

 フォールの森とやらは上から見た限り月光花が育つ環境ではない。

 だからそこに生息していないというだけのこと。

 条件が揃えばわんさか生える逞しくも美しいお花なのだ。


……………


………


……


 逞しいとは言ったが、この子は繊細な性質も持つ。

 幼子を扱うように丁寧で優しい対応を必要とするのが月光花。


(お?となると逞しいというのも間違いないね。幼子は逞しくも繊細だもんね!おんなじだね!)


 そんなことを考えながら、一度収納にしまった。

 沈黙が長すぎてこの子が萎れちゃうでしょうが!


「えっ!?どうしてふところにしまうのですか!?」


 クルトさんが身を乗り出し叫び、ヴェルーノさんはぽよぽよの身体から悲壮感を漂わせ肩を落としている。

 顔が整っている人の必死の形相は迫力があるんだなと感心した。


「採取後のこれは月光以外の光を浴びると徐々に品質が落ちるのですよ」

「クルト君そうなの!?」

「いえ、僕も初めて聞きました」

「どうしたら品質が落ちるのか検証しないことには正しい扱い方が分からないのでは?」

「それを貴重な魔草花でやれる方は少ないですよ」


 クルトさんが冷めた目でこちらを見据えてきた。

 収納があるとはいえ素材の扱い方を知らなければ品質を下げる原因となってしまう。

 茎を持つだけで品質が落ちるもの、採取する前に葉を少し割かないといけないものなどいろいろあるのだ。

 だから私は検証に検証を重ねたのだが…

 その冷たい瞳を向けられる理由が分からない。

 貴重だろうがなんだろうが探せばあるので探せばいいと思います!

 

「それで、いかがいたしましょう??これいりますか?」

「「もちろんです!」」

「分かりました。ただし条件があります」

「「条件?」」


 言葉が悪かったようだ。

 2人揃って神妙な面持ちで唾を飲み込む羽目になってしまった。


「いい宿屋と美味しいお食事処を紹介してください」

「…え?それだけ…ですか?」


 ヴェルーノさんが気の抜けた声を出す理由は理解できるが、私にとっては価値あるものがそれなのだ。


「はい。今の私が必要とする情報です」

「分かりました。お任せください!」

「では、光を通さない入れ物を用意してもらえますか?」

「すぐにお持ち致します!」


 そうしてクルトさんが光の速さで持ってきた木箱に月光花を入れテーブルの上に置いた。


「自分は高品質のものだと思っておりますが、いかがでしょうか?」

「クルト君、分かりますか?」

「これまでに数回しか見たことがありませんが、そのどれよりも美しいです。これは高品質の月光花と言えるでしょう」

「ふむ。クルト君が言うのなら間違いないでしょう。まさか頼んだその場で依頼が完了するとは」


 頷き合う2人は随分と安堵しているように見える。

 もしかしたら催促の連絡が酷かったのかもしれない。

 そんなことを考えながら2人を眺めているとヴェルーノさんがこちらに身体を向き直し遠慮がちに尋ねてきた。


「レイ様、先ほどの口ぶりから察するにフォールの森で採取されたものではないということでお間違いないでしょうか?もちろん採取先を聞くつもりはございません」

「はい。フォールの森で採取したものではありません」

「やはりそうですか…ありがとうございます。はぁ…無いと証明できればいいのですが…」

「無い方がいいのですか?」

「ええ。それを求めて森へと入り帰ってこない方も珍しくありませんから…特級治癒ポーションの材料となるものですから藁にもすがる思いなのでしょうけれど…」


(いろいろ聞きたいけど藪蛇になりそう)


「時にレイ様。レイ様はギルドに所属したくない理由があるのでしょうか?」

「いいえ、ありませんよ」

「では、商業ギルドへ加入してくださいませんか?」

「何故…とお聞きしても?」

「レイ様ほどの方が専属契約もせず、どのギルドにも所属していないとなると大きな損失となります」

「損失ですか?素材はこれからも持ち込む予定ですよ?それにこのあと冒険者ギルドか薬師ギルドへ向かおうと思っていたところです。それではいけませんか?」


 そう返すとヴェルーノさんは押し黙り何かを考えるように目を閉じた。

 商業ギルドは何よりも信用が大切だ。

 今日会ったばかりの得体の知れない者を加入させたとなれば信用を落とす可能性が大いにある。


「先程フォールの森で月光花を探す為に必要なものを述べましたが、正直に申しますとそれを揃え持つ者がいるとは思っておりませんでした。それなのに…揃え持つどころか月光花をあれほどあっさりとふところから取り出してみせる方が目の前にいるのです。その方と少しでも縁を繋いでおきたいと考えるのは商業ギルドマスターとして当然のことです。この機会を逃すことこそ商業ギルドの信用を落とす行為です」


 先程も言ったが─思っただけだが─揃え持ってなどいない。

 採取は魔草花を傷めないよう細心の注意を払い行うが、むしろ必要なのはそれだけだ。

 品質は鑑定でなんとかなるし、見つけるのは空から魔力感知を駆使し探しているだけで、何もしらみ潰しに森を駆け回っているわけではない。

 夜は必ず家へ帰っていたし、戦闘だって慣れているとは言えない。

 あと、躊躇わず出したのは価値を知らなかったからだ。

 だってあの山にたくさんあったから…


「ヴェルーノさんが思うほど私は凄い人間ではありませんよ?」


(魔草花は全部あの島で採取したんだ!変に期待されても困る!)


「月光花を簡単に採取できるのにですか?」

「………」


(だから島にあったんだって!)


 “何言ってんだこいつ”と瞳で語られたのは何度目だろうか…

 なんか凄い奴と思われているようだが、どうしたものか…


(なんか凄い奴ではなかったと後から知られて果たして困るのか…)


 弱そうと思われる度に月光花を売りつければ問題ないのではなかろうか?

 もしくは大量の魔草花を売りつければいいのでは?


(となると、あと気になる点は…)


「…私は人がいいとは言えない人間です。嫌なものは嫌だと突き返すこともありますよ?それでもかまいませんか?」

「もちろんです。そうでなくては商人は務まりません。商業ギルドに所属したからといって必ずしもこちらに物を卸す必要はございません。今日のように依頼を出すことはあるでしょうが、嫌ならば断ってくださってかまいません。どうか商業ギルドに加入していただけないでしょうか」


 そう言って頭を下げるヴェルーノさんの横でクルトさんも同じように頭を垂れた。


(言ったな?嫌なときは本当に断るよ?)


「分かりました。元より加入するギルドにこだわりはありませんでしたから、それならば私の腕を買ってくださる商業ギルドに加入したいと思います」

「本当ですか!?ありがとうございます!サリーさん!すぐにギルド加入に必要な書類のご用意を!クルト君!買い取る魔草花の書類と代金を持ってきてください!月光花の依頼料もです!」


 その見た目からは想像もできない速さで顔を上げ、すぐさま指示を出し始めたヴェルーノさんの目はギラギラしていた。


「レイ様、本当にありがとうございます!」

「ええ…いえ、はい」


 ヴェルーノさんからの深い感謝の言葉よりも、サリーさんから向けられた憐憫れんびんの眼差しの方に気が向いたのは当然のことと言えよう。




「ではこちらがレイ様の商業ギルドカードとなります。紛失した場合は再発行に料金を頂戴致します。無くさないよう大切に保管をお願い致します。魔草花と月光花の買い取り代金と、月光花の採取依頼の報酬をこのカードに送金することも可能ですがいかが致しますか?」

「全て現金でお願いできますか?」

「もちろんです。商業ギルドへの登録料5,000リルと年会費及び税金2年分は代金から差し引くということでお間違いないでしょうか?」

「はい。それでお願いします」

「かしこまりました。すぐにご用意致します」


 にこにこ顔のヴェルーノさんから受け取ったカードは鉄製のものでこれがEランクの証となる。

 E→D→C→B→A→Sとランクが上がるごとに材質も良い物に変わっていく。

 身分証にもなるしキャッシュカードのように使用することができる優れものだ。

 魔道具でカードに自分の魔力を刻んだので他の人には使えないようになっているらしい。

 仕組みが気になるところだ。


 年会費と税金はランクごとに定められており、登録時の支払い以降は1年後の更新日までに納める必要がある。

 税金は割合ではなく固定額となっており、商業ギルドが責任をもって各国に納めるそうだ。

 違法な取引きをした場合は商業ギルドから除名処分となり、以降再登録は不可能。


 もちろん全て納得した上で加入した。


「お待たせ致しました。こちらが代金となっております。ご確認お願い致します」

「…はい……確かに。あ!街に入る際に受け取った札はどうしたらよろしいのでしょうか?」

「そちらは期限が過ぎる前に街門にいる受付へ返す必要がございます」

「そうでしたか。ありがとうございます」

「いやはや、本日は素晴らしい方と出逢えて最高の日となりました。レイ様、商業ギルドに足を運んでくださり、本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します」

「はい。こちらこそお会いできて良かったです。また何かあれば伺います。ヴェルーノさん、サリーさん本日はありがとうございました。クルトさんも丁寧に査定してくださりありがとうございます」

「いいえ、僕は自分の仕事をしたまでです。今後何かありましたらすぐに、いつでも、気兼ねなく、こちらをお訪ねください。またお会いできる日を楽しみにしております」

「…はい。そのときはよろしくお願い致します。では、失礼します」


 握手した手をなかなか離さないクルトさんをヴェルーノさんとサリーさんがたしなめる。

 恐縮しながら頭を下げる2人と、瞬きひとつせずこちらを見つめる1人、それを眺める1匹に見送られながら商業ギルドを後にした。




「はあぁぁぁ…疲れた…でもこれで当分お金の心配はいらないね」


 月光花には驚くほどの高値がつき、その額を提示された際は言葉が出なかった。

 持ち込んだ魔草花だけでも当分は暮らしていけるほどの額になったというのに、その何倍もの大金を目の前に積まれ、平然とした態度をとるのが大変だった。

 微笑みの鍛錬の成果を十二分に発揮できたと思う。

 

 素材は最高品質のものを用意できる。

 そして需要が高い為、どこへ行っても買い手には困らないだろう。

 もし、今日受け取ったお金を使い切ったとしても収入源があるので問題ないということだ。

 今後のお金の心配がなくなっただけで随分と子ことが軽くなった。

 その上、早々に身分証を手に入れることができたのも嬉しい。

 今日はほとんどの時間を商業ギルドにて使ってしまったが大満足の一日だと言えよう。


 あとは美味しいご飯を食べてさっさと宿で休むだけ。

 空に浮かぶ月が誰かを思わせるなぁ…そんなことを考えながらフォールの街をゆっくりと歩いた。

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