キミって、

なにが好きで なにが嫌い

はっきりしてる その態度

目まぐるしく変わっていって

ジェットコースター 乱気流

上がって 下がって

下がり尽くしたら

次、どこいくの?


堕ちるだけ堕ちたら 未開の地が開けようか

甘い花が 待つ世界

若しくは 骸骨が踊る世界

想像すれば その通り?

意外とね


キミって、 百面相の達人

ボクからしたら 不思議でしょうがない存在

卓越した存在 失くせない、存在。

キミって、ボクの…


目印で 目標で 羅針盤にもなる 万能さ

向かい風も なんのその

キミの存在が 追い風に

ボクをスピードアップさせる

目指すのは 天国でも地獄でもない

ボクが描いた 楽園さ


ボクが記したノートには

不可能の文字が 散布する

貸してあげる そう微笑む

キミのノートを開いたら

エールの音色が 並んでた


キミって、ば キミって、ば

なんでそんなに強いの?

憧れる このボクが情けなくなる そのくらい

笑顔しか 見たことない

そんなキミって、無理してる?


不器用で 弱いボク

頼りないよね わかってる

けれどもね キミって

泣いてる顔も 素敵だと思うな

ボクの前で泣いてくれたら…

そんな妄想してしまう


この吟を書いてから もう何年も経ったけど

今でも ボクの方が 謝ってばかりいるよね

映画観て 号泣する

そんなボクを見守って

こっそりと目に忍ばせる アイシャドウが滲んでた

キミの泣き顔 笑い顔

どんな表情かおでも最高だ

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綴詩 Kill ma @Mguqna

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