第10曲 合格者。
? 『うし!気合い入れてくぜ!!』
ローラン 『すぐ終わらせて先に進むとしよう。』
?? 『私が一番に抜ける、、。』
葉 『では!始め!!』
葉の一言で生徒達は一斉に部屋に入った。
グギィぃ
? 『ここがピッチルームか、、。』
〈アナウンス〉
これからなる音を全て答えなさい。
🎶🎵♫♩♪♬♩、、、
予想の遥か上を行った試験であった。
予想上だと1音1音聞き分けれるぐらいのスピードで音が鳴ると思っていた所。
実際は、、、
{何音も重なる様々な音色が1分間に何百何千と鳴り響いた}
生徒達 『!?!?!?!?』
? 『!?まじかよ!』
〈アナウンス〉
以上で終わります。
回答は部屋についてあるマイクにて全て答えて下さい。
ローラン 『ふんっ。少しは楽しめるじゃないかエデンの園、、、』
『だが、こんなんじゃ私は落ちん!』
〈アナウンス〉
生徒番号A-01
【アルフレッド・ララ・ローラン】
全問正解。
次にお進み下さい。
その少し前、、、
〈アナウンス〉
生徒番号A-06
【
全問正解。
次にお進み下さい。
色葉 『よしっ!』
葉 『凄いね君〜一番だよ!』
色葉 『そんな事ないです。偶然ですよ、葉先生』
葉 『おっ?媚び売りかぁ〜?笑』
『なんて話してたら来たな、次の合格者が』
ローラン 『、、、ふんっ、一番にこだわるまでも無い。』
葉 『可愛いとこあるなあいつ笑』
その後、、、
〈アナウンス〉
生徒番号〇〇、〇〇、〇〇
全問正解。
、
、
、
続々と正解者が出たが数分したらそれも途絶えてしまった。
そして
〈アナウンス〉
生徒番号A-100
【
全問正解。
次にお進み下さい。
〈アナウンス〉
制限時間が終わりました。以上で試験を終わります。
打一 『あっぶね〜!!まじ落ちるかと思った。』
『まさか曲が重なってるなんて気づかねぇよほんとに』
『今朝ばあちゃんが口ずさんでて良かったわ、ありがとばあちゃん!お陰で分かんなかったところが分かったぜ!』
ローラン 『少しはできるようだなあの下等音楽家も』
打一 『つってもすっくねぇなぁ〜!さっきまで100人いたのに29人しか残ってねぇのか!』
葉 『お前たちよく、最終試験を合格した。
これで晴れて我がエデンの園の生徒だ、自覚を持って今後何事にも励むこと。』
『そして、最後にこの部屋でお前らの才能を見る。』
ローラン 『ここが各国に一つしかない診音室なのだな。』
葉 『よく知ってんなぁ金髪。とりあえず俺からの説明はこうだ。』
部屋に入ったら目の前に鍵盤がある、その鍵盤の白鍵だけを押してこい、押した瞬間お前らの音才がすぐ分かる。
だが稀に目の前に出現しない時がある、その時は扉を叩いて俺に知らせろ。じゃねぇと死ぬからな?
葉 『まっこんな感じかな〜』
それを聞いた1人の合格者が尋ねた、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます