第3曲 再来。

-???にて-


? 『少し散歩に行ってくるから蜜柑みかんちゃんすまんけど留守番しといてくれんか?笑』


蜜柑 『またですか?例の気になる子とか言うやつですか?』


? 『そぉそぉ笑すまんね今日で最後だからお願いします🙏ね?』


蜜柑 『はぁ、、、では帰宅後はちゃんと事務と入学者の選別をやって下さいね?もう私は手伝わないので。』


? 『なんでよぉ〜!僕苦手なんだよあぁ言うの〜入学者なんてなんとなくでいいでしょ!なんとなくで〜』


蜜柑 『玉城たまきさん!もう70にもなってまだそんな子供じみたこと言ってるんですか?!楽長としてちゃんとやって下さい!!』

          、

          、

          、



玉城 『あんな怒られちゃったけど来て正解かも知れんな、、、。』


 そう言いながら遠くで獄を見守っていると


獄? 『私の獄に触んな!!』





玉城 『!?』

   『こりゃいかん!!』


 玉城は1拍も満たないうちに今この場で自分が動かなければ獄がとてつもない被害を周りに与える事を察した。







獄 〔ん、、、なんだ、、またあの白い部屋なのか?、、、。〕


       起きましたか?


 声からして30代半ばの女性だがとてつもなく色気がある、、、そんな事を考えてしまった時想像以上の人が視界に映った。


蜜柑 『もう大丈夫そうですね』


たんたんたんたん、、、


獄 『今の人誰だ?すげぇ美人だったな。』


     いいでしょ蜜柑ちゃん 


獄 『うわぁ!いつのまに後ろにいたんだよ!

てか、だれだよ!?』


玉城 『そうあわてなさんなって獄くん僕がいたから今こうして生きとるんじゃないかい笑笑笑』


獄 『生きてる?ってどういうことだよ!、、、あ!、、そっか俺なんか』


玉城 『まぁまぁそんな事は今はいいじゃろ今はゆっくり休みんさい。』


 そう言って去っていってしまった。


獄 『え、なんであの爺さん俺の名前知ってんの?てか誰も名乗ってくれなかったし、、、

まさか入学予定の学校か!だから礼儀がなってねぇのか!』


ピンポンパンポーン


 現在第一ホールにて入学テストを待機している生徒は申し訳ないですがメインホールまで来て下さい。


ポンパンポンピーン、、、


獄 『受験?俺もう受かってるよな、てか終わってるよなあの高校なら受験、、、どう言うことだ?ここはどこだ?』


 戸惑う獄の所へ足音が大きくなる


       ガラガラガラガラ。


    ここにいるかー獄ってやつ?


 凄く元気な声が部屋に響く。


獄 『ここにいるけど』


? 『お!そこにいたか!もう動けるな?!よし!着いてこい!』


 そう言われると獄は黙ってその人について行った、、、。


獄 『あの?ここってどこなんすか?』


? 『え?知らへんの我?ここは【エデンの園】って言われる世界で一番とも言われる音楽学園だぜ?凄いだろ!笑笑』


獄 『...』

『帰るわ、、、』


? 『は?』


 そう言って体を180°回転させ出口があるであろう方向へ歩いた。


? 『アルバム、、、【絡緑らくりょく】』


 するとたちまち獄が歩いている廊下が緑一色になった、、、。


? 『すまねぇが楽長に連れてくるように言われたんだ、、痛い事はしたくねぇ頼む来てくれ、、、。』



















獄? 『わ、、わたしの、、、、獄に!、、さわんなぁぁぁぁぁぁ!!!!』



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