下東さん、こんにちは😊
みんな辛い過去を背負って必死に生きていたんですね。
線を描きながら……。
そうか、そうやってがむしゃらに生きていたのかと。
線を描く……その意味も気づいてなかった私です。
シゲルさん、本当に約束通り会いに来てくれたんですね
シゲルさんはそんなヒロミちゃん達にとって救世主ですね。
泣けました。
作者からの返信
この美さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
またこちらの作品にも大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ヒロミは、あの悪夢から逃げ続けるために売春を続け、生きるために自分のキャンバス(左腕)に線を描き続けて(自傷行為を繰り返して)いました。もうそうしなければ、自分を保つことができなかったのです。
シゲルさんは、そんな彼女たちに苦言を呈することは一切しませんでした。
醜い無数のリストカットの跡を「頑張って生きてきた証」だと口づけしたシゲルさん。心と身体に負った傷さえも、彼は「頑張ってきたんだね」と受け入れてくれました。それは、ヒロミがヒロミであることを初めて第三者に認めてもらった瞬間でした。他人には言えない地獄のような辛い経験をしてきた彼女たちにとって、それがどれだけ嬉しいことか。。
彼女たちはシゲルさんの力を借り、別の道へと進むことになりました。
その後、ヒロミたちはどうなったのでしょうか……?
みんな、シゲルさんに出会えてよかったです。
前作、線を描く、のラストシーンで、私はいわゆるカンバスで、絵で線を描く趣味になられたのかと勘違いしていました。
あとで下東さまから返信をいただいてから、うわあ、この人自分の手首切って線にしてるのかぁぁぁ、とひびりながら気づき、レビューの文言も少々変更させていただきました。
厳しい環境にいる方々は、そうせざるを得ない心理状態に追い込まれるのだろうなあ、としみじみ感じました。
作者からの返信
本城さん、コメントありがとうございます!
本城さんの仰る通り、ヒロミたちは自らのキャンバス(手首や左腕)に線を描き続けて(自傷行為を繰り返して)いました。彼女たちは、その痛みを感じ、流れる血を見なければ、生きている実感を得ることができなかったのです。
私の表現力不足ですね…… 本編の方を少し加筆したいと思います。
シゲルさんは、無数のリストカットの傷痕に敬意を払い、売春を続けていたヒロミたちを咎めることもしませんでした。そして、その過去さえも受け入れてくれました。それはヒロミたちが必死で生きてきたことを認めてくれた初めての瞬間でした。彼女たちにとって、これほど嬉しいことは無いと思います。
シゲルさんと出会い、無数の傷痕を左腕と心に抱える四人の少女は、新しい道を歩み始めることになりました。その道の先に待っていたのは? そして、ヒロミはその後も線を描き続けているのでしょうか?