大胆不敵?

 大胆不敵と聞くと自分としては横柄な人間を思わせる風に聞こえるのだが、今一度考えてみると全く意味がわからない、大胆な人間と聞くと控えめと逆、つまりとてもたくさん発言をしたり、直接的な物言いをするような人間であると言う風に考えることができるであろう、そして不敵も漢文的に考えれば「敵ではない」的なニュアンスになるだろうか、大胆で敵ではない、ふむおかしい、ではこう意訳してみよう「まるで敵がいないかのように大胆である」ぴったしではないだろうか?

 我々はまさに大胆不敵な人間を求めているのではないか、石丸伸二などもそれに該当するだろう、広島の一地方から大胆にも東京都知事へと立候補し、政治的な戦いでは負けたが、民衆の心を一瞬であるが掴んだ、しかし、あのようなブーム性ではダメだ、もっと他人を攻撃する以外の具体的な実績を作って、それをうまくPRすることが重要だったのだが、おそらく石丸にはゲッペルスがいないのであろう、誰だって一人で何かを全てコントロールするのは不可能だ、だがまるで一人が全てをコントロールしているかのように見せることができる、敵がいないかのように動くのではなく、敵より味方の数を多くしてまるで敵がいないかのように行動をすることが重要ではないだろうか?

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素朴な疑問集 Old Boy 老青年 @old_boy

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