友達のいう美女が拙者にはわからん (蛇足済)
私たちが「美しい」と感じるものは、本当に自分の本心から来る感情だろうか。それとも、他人が美しいと言うから、ただそれに合わせているだけではないだろうか。美しい花、美しい人、美しい物語。それらが本当に自分にとって心地よく感じられるのか、ふと立ち止まって考えてみる必要がある。
私は美しさを感じる瞬間があるが、それは単に見た目の美しさや、エロティシズム、可愛さとは少し違う。日常の中でふとした瞬間、例えば雲が太陽の光を柔らかく通す瞬間や、建物の影が不規則に交差する場面、あるいは古い手すりの錆びた質感にさえ、何とも言えない「美しさ」を感じることがある。それは欲望を満たすものではなく、心の底から自然に湧き上がる感情で、思わず身震いをしてしまう瞬間だ。このような美しさは、他人に定義されるものではなく、自分自身の感性が反応するものだと思う。
最近聞いた音楽の歌詞に「チルするって言う言葉にやられて、それっぽい音楽がリズムが刻んで」というフレーズがあった。この歌詞は、まさに流行に流されて音楽そのものに感動せず、ただ空虚にリズムを感じている状態を表しているように思える。美しさや感動も、周りの意見や流行に影響されて、本来の感性が鈍ってしまうことがあるのではないだろうか。
読者の皆さんも、自分自身の感性で「美しい」と感じるものを持っているはずだ。それは100回見聞きしても身震いするような音楽や景色、物語かもしれない。私たちは、他人の基準に流されず、自分の本能で感じる美しさを大切にしていくべきだ。それこそが、真の「美しさ」ではないだろうか。
さてさて、またまた蛇足なわけだが君たちは『蛇に足をつけるな!』と言いたいのだろう、やかましい!俺の婆さんは巳年だが足がついとるわ!…まあどうでもいいのでアレだが、これを書いた時拙者はちょうど友達が誰が可愛いだのどうだので疲れていた頃合いだった、他人に推しを推されるのはもう疲れた、二次元という偶像崇拝者が拙者の周りに蔓延して嫌気がさす、…小説は何次元なのだろうか?
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