第10話 「レン、見て」「何?」
「ウィ~~~~~ン」
俺は頭をガクガク揺らしながら言った。
「は? なに?」
「電動ヒゲ剃りの真似。ウィ~~~ン」
「……」
レンは唖然としている。
「似てる? ウィ~……」
ガシッと頭を掴まれた。レンの片手で俺の振動が止まる。
「なあ、一ついいか?」
「何?」
「似てない」
完
◇◇◇◇◇
似てないと言われてショックでしたが、
考えてみれば、人間が電動ヒゲ剃りに似るわけがないんですよね。
そんな簡単な事が分からないなんて、
深夜テンションは恐ろしいですよ、全く。
そんなことより、今日はポテチを食べたいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます