第15話
「まさか2人で行く気にゃ」
確かに、たかだか二人で戦いに行くのは、無謀だが
「もう一人いるだろな?戦士さんよぉ」
気配は、そんなに消せないものだとそう感じる。
「えっあっ、私のことっすか?」
他に誰がいるんだよと思ったが、そこは突っ込まないでおこう
「というか、あんにゃあのパーティーのやつじゃニャイの」
概ね、俺をつけてきたんだろうだったら手を引っ張ってでも連れて行こうとしたんだが
「いやーそれが報酬の件でごたつき、追い出されちゃったんすよね」
俺の時とは比べ物にならないほどにまともな追放理由で少々驚いたが。
「それでまぁお二人の話を聞いていた……みたいな感じっすね」
戦士は、もじもじとしながら、こちらの様子を伺っている正直な話戦力は多いほうがいいと、いろんなので言っている
「別についてくるのはいいけど、魔法協会……社会法人の暴力団と戦うことになるが、いいか?」
もちろんのこと、俺を追い出した一味だ。そんな簡単についてこいというのは、俺のプライドが許さない
「もちろんす、そんで魔法協会の金庫から金を奪うっす」
「ん?ちょっとまとうか」
この人は何を言ってるんだ。金庫から金を盗むとそう聞こえたんだが
「おいこいつ正気かにゃ?」
ネコクサさんも、困惑の表情でこちらに、聞いてくる
「そういえば、こいついつも金のことになると、うるさいんだった」
まぁ俺に関しては、金より魔法協会潰して過去の罪と、ユリカの安全のためなんで別に金はいらんのよな
「わかったついてこい」
こうして謎の三人組が、魔法協会に殴り込みをかけるのだった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
魔法協会
「ユリカとやらよ調べによればお前の魔力はイレギュラーである、シュツランを除けば世界で一番多いそうだ」
ここは?だれ?
「自分では気づいていないどころか、使いこなせていないようだが」
私は、どうなるの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます