職業にしてなくとも「書かずにいられない」のならば「小説家」ではないか。

20年書き続けた小説家(だと私は言いたい)の軌跡が描かれています。
カクヨムなどがなかった時代、自分でホームページを作ったり、ブログを利用したり、私もそうでした。

懐かしいと思うとともに、二次創作ならまだしもオリジナル小説で長編は読者を獲得するのにそうとうな筆力が求められただろうと推測し、きちんと「喜ばれる」ものが書けていたのならば「充分に実力のある小説家」だと私は思います。

カクヨムや小説家になろうなどの「発表の場」が「小説を書きたいな」と思ったその時にはもう存在していた若い人たちこそ今作を読んでみて欲しいですね。

まあカクヨムも交流が得意でない作家さんの作品や、流行でない作品が埋もれてしまったりという欠点もあったりしますが、それでも世の中は昔よりは進歩しているんだよということを知るために良い作品だと思います。

というわけで、若者よ、読め!
なんて言ったら老害でしょうから「読んで下さい」。
以上です。
失礼いたしました。

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