何か一点でも突き抜けているって、それだけで魅力なのかもしれない。 この作品を読み始めたとき、正直、肌に合いませんでした。 理由は明白。 主人公のテンションが高すぎるから。 それが憑依型一人称視点で書かれているから、さらにキツイ。 それでも何となく、本当に気まぐれで八話くらいまで読んでみたら、なぜか続きを読もうと思える自分がいてびっくり! 主人公に共感できなくて、感情移入もしていないのに、続きを読もうと思えるってすごいと思いました。 もはや才能! 謎の中毒性がある!