第10話 あやかし
実際に行ってみればよくわかるのだが、その場所に立つと確かに何かを感じること
ができる。特段、霊能力とかいうものが無くてもだ。
そびえ立つ大きな二つの岩に挟まれた岩窟、そう千手窟である。
「な、おまえんちとは比べ物にならないけど、雰囲気は似てるだろう?」
「そうだねぇ。って!失礼だね!」
古ノ森が修行から戻り、烏羽玉が猫又になった話をした翌日、二匹は話の流れで、揃って笠置寺にやってきたのだ。
「確かに力は感じるね。妖力とは少し違うけど、何かもっと霊的な力を感じるよ。」
流石は烏羽玉と違い、生まれついての妖である古ノ森は、より詳しくこの場の霊力を感じ取れるようだ。
「眺めてたって仕方がないね、よし入るよ。」
古ノ森は先に立ち、その後を烏羽玉はついて行く。だが、前を行く相方は何やらおかしな歩き方で
「ん?」
烏羽玉は首をかしげると、ある一点を凝視している。すると、視線に気づいたのか古ノ森が振り向き
「なにひとのお尻をジロジロ見てんのさ、イヤらしいね!」
「阿呆か、それよりおまえ、なんか尻尾、増えてねえか?」
よく見ると確かに尻尾が三本に増えている。
「やだねー分かっちゃたかい。うふふ」
どうやら烏羽玉に気付いてもらう為に、あえて先にたったようだ。そして大げさに腰を振りながら歩いて見せたのだろう。
「これが修行の成果なのよ。どう?優雅さを感じるだろ?ほら。」
古ノ森は自慢げに大きな尻尾をゆらゆらと、振って見せた。
「修行の成果って、尻尾が増えて前よりも馬鹿力が強くなったのか?」
「なんで馬鹿力なのよ!あのね、尻尾が増えたって事はアタシの妖力が上がったって事なの。もっと凄い妖術も使えるようになったって訳よ。」
説明を聞いた烏羽玉は
「じゃあ、俺ももう少し修行とやらをしたら尻尾が増えるのか?」
そう問いかける。
「それは違うね。アンタは猫又。その名の通り尻尾が二又だろ?それ以上に尻尾は増えやしないよ。これはアタシら妖狐の特性なのさ。妖力の強さに応じて尻尾の数が決まるんだ。産まれた時からその違いがでるんだよ。」
続けて古ノ森は
「アタシは産まれた時から尻尾は二本。大体は普通の狐と変わらずに一本なんだそうだけど、親が強い妖力の持ち主だとその子供も力を受け継ぐみたい。だからアタシは
妖狐の中でも格が違うのよ。」
得意げにそう言うと
「見ててごらん、ハッ!」
気合とともに口から蒼白い火が飛び出し、地面ぎりぎりのところで揺らめいている。
茄子ぐらいの大きさではあるが、いわゆる“狐火”のようだ。岩窟内を照らすには充分な明かりである。
「どうだい、凄いだろ?」
鼻高々の古ノ森に
「ああ、便利なものだ。」
とあっさりと返す烏羽玉。
「なによその反応!もっと驚きなさいよ!これって凄い力を使うんだからね!ふん、
どうせアンタには出来ないでしょうから、ひがんでるでしょ!」
かなり機嫌を損ねたようでふくれっ面をしている。
「悪かったよ、そう拗ねるなよ。大したもんだよ。」
「フン!」
烏羽玉は謝りつつ、まだ拗ねている古ノ森を尻目に辺りを見回すと
「な、やっぱり何もないだろう?ここで行止まりなんだよ。」
ここは空間があるというより、岩に挟まれた通路が続いている形状で、その先は岩盤で止まっている。
「・・・・」
「なんだよ、まだ怒ってるのか?」
「・・・やっぱり感じるよ。道は止まってるけどこの先から何かを感じるんだよ。これは妖気とは違うもの。霊気ともなんか違う気がするねぇ。」
奥の岩盤をジッと見つめながら古ノ森は
「なんかこう、入り混じったようなグニャグニャした気だよ。」
そう説明する。
(エッ、アイツがこんな感じになる位なのか?)
ふと、古ノ森の背中をみると毛が逆立っている。烏羽玉とは違い妖力の高いこの妖狐は、何かを敏感に感じ取っているのだろう。
「!」
と、その時、烏羽玉の耳がピクリと動く
「古ノ森、火を消せ!誰か来る。」
「えっ!・・わかった。」
妖力を得てからの烏羽玉の聴力は格段に向上し、三町(約330m)先くらいの音なら聞き取る事が出来るようになっている。そうして二匹は気配を断ち、暗闇に溶け込んだ。
近づいてきた足音は千手窟の前でピタリと止まり、続いて読経が響いてきた。
しばらく後、立ち去るかと思いきや思わぬ展開になった。
「そこな御二人、出てこられよ」
まさかである。表から声がかかったのだ。
(なんでわかった!)
(知らないよ!どうしようか?)
驚く二匹に
「心配はご無用じゃ。怪しいものではござらん。」
(どうするよ!)
(そんな事言ったって!)
あまりにも突然の出来事にどう対処すればいいのか分からずに沈黙していた二匹だが、
(仕方ない・・・出るか?)
(・・・そうだね)
二匹は覚悟を決め外光の射す方に歩き出した。表に出ると一人の僧侶がそこに立っていた。
二匹を見ると、流石に驚いたらしく
「なんと、猫と狐であったか! なるほどのう、お主ら妖じゃな。」
しげしげと眺めながら
「そうかそうか、猫又に妖狐か。これは珍しい組合せに、会うたものじゃ。」
その言葉に古ノ森は、
「御坊・・アタシらが見えるのかい?」
烏羽玉を遮るように、一歩前に出つつ、唸る様に問いただす。猫又になった烏羽玉は普通の猫より体は一回り大きいが、古ノ森はそれよりも大きく、妖力でも上回る。
戦闘能力で言えば格段に上である。
そもそも、人には妖が見えない。中にはわざと姿を現し、脅かす妖もいるが、それでも一瞬の事である。ましてや話をする事などないに等しい。しかし、目の前の人間は妖を見、話しすらしている。古ノ森が警戒するのも無理はない。
「そう構えんでもよい。何もしやせんて。どの道、力ではお主らにはかなわん。」
修行僧はそう言ってニッコリ笑うと
「儂は諸国行脚をしておる『智影(ちえい)』と云う者じゃ。日の本中を巡り、日々修行をしておる身じゃ。笠置の山は、かの役小角も修行をした地であり、そこの寺には実忠和尚が弥勒のおられる兜率天に入ったとされる千手窟なる岩窟があると聞き及び参ったわけじゃ。」
どうやら旅の途中にたまたま立ち寄ったらしい。
「それよりも、何故御坊はアタシたちの事がわかるんだい?」
先の問いに答えていないと、再度聞き直す。
「ハハハ、すまぬすまぬ。答えになってなかったのう。儂は何故か、幼少の頃より妖が見えるのじゃ。特別な家柄に生まれた訳でもなく二親もごく普通の人たちじゃ。なので、妖が見える儂は気味悪がられ、とある寺に預けられたのじゃ。そこで色んな書物に触れることにより、この世には見えざる者がおることに気づいたのじゃ。そして歳が行くにつれて寺の所用を任されるようになり、妖が関わる怪異の相談を受ける様になった。儂は難儀を取り払うことが出来たので噂が広まり、いつの間にか妖退治の坊主として近隣に知れ渡ってしまった。」
それを聞いた二匹は、ギュッと全身に力を入れて警戒態勢になる。
「退治ってお前、俺たちに手を出す気か?」
烏羽玉はいつでも飛びかかれる体制をとる。
「これ、慌てるではない。先程も申した通り、儂にお主らにかなう力など無い。」
「だったら」
「まあ、もう少し話を聞け。儂が解決できたのはホンの一つ、二つじゃ。それも祟っておった妖をなだめ、取り去った程度じゃ。じゃが、人の噂は怖ろしい。あっと言う間に尾ひれ背びれがついて広まってしまったのじゃ。儂の様に妖が見えて話を出来る人間などそうはおらぬし、聞いたこともない。しかしながら先ほど申した役小角などは前鬼・後鬼という夫婦の鬼を従えておったし、かの陰陽師・安倍晴明は沢山の妖を式神として使ったと聞く。
ということはじゃ、儂はある特別な使命を与えられ、妖と接することが出来るのではないか、そう思い至って国中を巡り、数多の妖と接することで、妖の本質を知り、お主らの存在を世に説いて回っておるのじゃ。」
智影と名乗る修行僧が、そう説明すると二匹は少し緊張を解いた。
「して、お主らは中で何をしておったのじゃ?」
今度は逆に問いかけられて、顔を見合わせた二匹は軽く頷くと
「俺達は此処の中を調べていたのさ。結局は何も無かったけどな。」
「ほほう」
「何も無いというか、なんだか変な気を感じる場所ではあるけどね。」
千手窟に入った状況を智影に話すと
「それでは一つ、儂も入ってみようかの」
「えっ」
そう言うと直ぐに入っていった。
「おい、何だか変な坊さんに会っちまったな。俺、人と話したのは初めてだ。」
妖になったばかりの烏羽玉はこの状況に驚きを隠せない。
「アタシらの事が判る人間は本当に珍しいよ。このアタシでさえ、この姿で人と話すのは今回が二度目だよ。もしかしたら、妖が化けてるんじゃあないだろうね?」
半信半疑のままの二匹は、真偽を確かめる術もなくただ、智影と名乗る謎の僧が
岩窟から出てくるのを待っているしかなかった。
少しして智影は出て来ると、
「なるほどじゃった。この千手窟は龍穴じゃな。」
二匹に向かってそう告げる。
「龍穴?なんだいそれは?」
「ただの洞穴じゃあないのか?」
何のことやら解らず、問いかける二匹を見ながら傍らの手頃な石に腰かけた智影は
続けて説明する。
「龍穴と言うのはだな、この大地を走る龍脈から神聖なる気が噴き出す場所じゃ。
古来より龍穴のある場所は繫栄するともいわれておる。」
「その気が不思議な感じの元なのかい?」
強い気を感じ取れた古ノ森は、その正体が気になるようだ。
そんな古ノ森を見て頷いた智影は
「左様、お主が感じたものは正に地の気じゃ。やはり、妖狐は感覚が鋭いのう。
先ほどチラッと聞こえたが、儂が妖の化けた者ではないこともわかるじゃろう。」
古ノ森は烏羽玉を見ると
「この御坊は間違いなく人だよ。妖気は一切感じない。」
「そうか、お前が言うなら間違いないだろう。」
このあたり、烏羽玉は古ノ森を自分より妖力の強い妖だと認めているのである。
「じゃがな、余り中には入らぬ方がよい。強い気に当てられると体調を崩す者もいる。妖とて例外ではない。どんな作用を起こすかは定かではないが、何らかの影響はでる。それにな、場合によっては要らぬ戸を開けてしまうやも知れぬ。」
「それはどういうことだ?」
意味が分からない烏羽玉は首を傾げて聞き直す。
「かつて実忠和尚はこれより入り一里余りを歩いてようやく兜率天に着かれた。そこはいわゆる天上界じゃな。どう見てもこの岩窟はせいぜい二間半ほどしかない。何故に一里もの道のりを歩かれたのか、おそらくは龍穴から龍脈を通じて黄泉の国に繋がってしまうのではないか。それはつまり、地獄界にも繋がってしまう事もあるのじゃ。そんな事が起これば、如何なる厄災が訪れるやも知れぬ。」
何やら不安な話である。
「今は荒廃しておるこの寺では、此処の結界も以前のようには行かんじゃろう。これも何かの縁であろう、儂に出来る限りの事をさせてもらおうかの。」
傍らで話を聞いていた二匹は、自分達、妖には考えることのない内容にピンと来ていない様子だ。
「儂はこれより三日三晩の間、読経し結界を強める儀式に入る。お主達、四日目の朝に此処に来てはくれまいか?頼みたい事があるのじゃ。」
智影はそう言うと早速準備に取り掛かった
帰り道、まだ釈然としない二匹は
「ちょっと調べに行っただけなのに、とんでもない事になったな。」
「あのお坊さん、アタシ達に何を頼む気なのかねぇ。」
そう話す。なんとも、不可思議な日であった。
そして約束の日、千手窟まで来るとその入り口にはしめ縄が張られ、足元には“止め石(関守石とも言う)”が置かれている。
「あんな石で止められるのか?」
簡単にまたげる大きさの石を見て、首を傾げる烏羽玉。
「入り口で感じる気はすくなくなったわね。
あの石は只の目印なんだろね。」
話をしていると
「おお、来てくれたか。」
二匹がやってきたのとは反対方向にある『虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)磨崖仏(まがいぶつ)』の向こうから智影が現れた。
このもう一つの磨崖仏は、建物群から離れていたので元弘の戦火に巻き込まれず、見事な線描の美しい姿を現在まで残している。大きさは弥勒菩薩摩崖仏の半分ほどなのだが、それでも巨大な石に彫られた圧倒的な存在感で、千数百年以上の時を経た現在もなお当時の姿のままなのである。
「儂の力ではこれが目一杯じゃ。それでもしばらくの間の繋ぎにはなるじゃろう。いずれこの寺もかつての様に戻るであろう。その時には新たな結界が築かれる。それまでの間、持てばよい。」
千手窟を見上げる場所に立つと智影はそう言って手を合わせ軽く経を唱える。
そして、二匹に向き合うと
「先日申した通り、お主らに頼みがある。それは、この先に現れる“妖が見える者”に
ついてじゃ。」
「妖が見える者?」
烏羽玉は聞き返す。
「そうじゃ。儂の様に妖が見える者がきっと現れる。特に龍穴のある場所に近いほど現れやすいのじゃ。今まで儂は幾人かのその者たちに会うて来た。そして、妖について後世に伝える事が我らの使命と話し合い、それぞれに後継者を見つけることにしたのじゃ。」
「それでアタシらにどうしろというんだい?」
古ノ森は意図が判らないと、問いかける
「この笠置寺には必ずやその者が、妖が見える者が現れる。そしてその時に、お主らが妖の事を教えてやってほしいのじゃ。儂はこの地に留まるわけにはいかぬ。それにな、いつ現れるかも判らん。人の寿命では絶えてしまう事も十分にあり得る。じゃが、お主ら妖ならば幾年先でもこの想いを伝えてくれる。さすれば未来永劫、人と妖が一緒に過ごせる世になるであろう。」
智影は真剣な眼差しで、目の前の妖達に語り掛けている。
「何故、そこまで妖にこだわるんだい?」
問われた僧は少し照れ臭そうに頭を掻くと
「儂はお主ら妖が好きなのだ。」
そう破顔でこたえた。
智影が旅立ってからしばらくのち、
「アタシはこの森を離れるわけにはいかないよ。だからアンタがお寺に棲みな。
ちょくちょく遊びに行ってあげるからさ。」
古ノ森にそう言われて
「お前の棲家にも飽きたし、ちょうどいいよ。」
と憎まれ口を叩きながら、新たな使命に心躍る烏羽玉は笠置山に向かって歩き出した。
笠置の山に棲家を替えた数日後、今までとは逆の道のりで恋志姫の菩提に向かった帰り道、烏羽玉は古ノ森を訪ねていた。
「なんだい?もうアタシが恋しくなったのかい?フフフ」
からかう古ノ森に
「くだらねえ冗談に付き合いに来たんじゃねえよ。」
烏羽玉は素っ気なく答えると
「ちょっと相談があってな。」
と続けた。
「おや!珍しいねぇ。アンタがあらたまって頼み事とは。」
「悔しいが、この件についてはお前に頼るしかなさそうだったんでな。」
「フフン、良い心がけだね。何でもお聞き、アタシがスパッと解決してあげる!」
何故か胸を張って得意げである。
「さあ、言ってごらん?」
張り切る古ノ森に少し圧倒されながらも烏羽玉は淡々と話し始めた。
「実はここ数日考えてたんだが、俺は妖に、猫又にはなったけど、お前の様に特別な妖術が使える訳ではない。確かに耳や目鼻、身体の動きは以前とは比べ物にならない位鋭くなったし、獲物なら動きを止めることも出来るようになった、でもそれだけだ。」
「幻術を使えるわけでもなく、火も吐けねえ。なあ、猫又って一体何ができるんだ?」
どうやら妖の能力について答えを見つけられない様子だ。
「妖が見える者を待ち続けるのは構わないが、現れたその時にはどうしたらいいのか、何か術が使えないと困らないのかと。」
珍しく弱気な雰囲気の烏羽玉を見て
「ふーん、なるほどねぇ。確かにアタシ達妖狐は幻術や狐火、呪詛なんかも使える。
妖にはそれぞれ異なる能力が備わってはいるね。で、アンタ達猫又はと言えば・・・」
「おう!猫又と言えば!」
烏羽玉は食いつく様に身を乗り出して聞いている。
「それは・・・」
「それは!」
「それは・・・・・わかんない。」
思わずズッコケる烏羽玉。
「なんだよそれ!わかんねえのかよ!」
「てっきり知ってるものと思ったじゃねえか!」
期待していた烏羽玉は凄い剣幕で怒っている。
しかし、古ノ森は
「仕方ないじゃないか!アタシだって何でも知ってるわけじゃないんだよ。ましてや
会ったこともなかった猫又の事なんか知るわけないよ!」
と反対に怒りだす始末である。
「何でこっちが怒鳴られるんだ!お前がなんでも聞けって言ったんじゃないか!この
役立たず。あーあ、やっぱりあの時、あの人に聞いとくべきだった」
烏羽玉はあの後、智影ともっと話をしておけば良かったと後悔していたのである。
「それが人にものを頼んできた奴の態度かい!この仔猫風情が」
「仔猫っていつの事言ってんだ!毎度毎度」
ついにはいつものように不毛な言い争いとなり、
「全く、十五年も何を修行してきたんだか」
と烏羽玉に言われた古ノ森は
「何って坊やに言ってもわかんないよ!そもそもアタシら妖狐はね他の妖よりもずっと…」
と反論している途中でふと、何かに気付いた様に言葉を切ると
「アーッ!」
と叫んだ。
「なんだよ急に。」
「そうだ!思い出した!」
「何をだよ?」
「稲荷山に着いて修行を始めた頃に妖狐仲間達に聞いて周ったんだよ烏羽玉の事を。」
落ち着きを取り戻した古ノ森はそう言うと続けて
「そしたら居たんだよ一匹。知り合いに猫又ならいるって奴が。」
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