恋に恋する

守宮 靄

恋に惹かれた天使の話

 僕たち天使は雲の上で、割り当てられた仕事に従事しています。僕は今季から水に溶けた感情を分類する作業に割り当てられました。虹に携わる仕事のなかでも、非常に重要なものです。

 虹は主に以下の三つの工程で作られています。


① 感情の溶けた水を日に晒し、感情を結晶化させる

② 結晶になった感情を色ごとに分け、美しいグラデーションを作る

③ グラデーションになるように並べられた結晶を崩さないように空から流す


 僕が任せられたのはこのうちの②の工程です。こんなに重要な仕事をまだ新米の僕に任せるなんて……。恐悦至極です。責任重大です。これはなんとしても完璧に仕事をこなして、期待に応えるしかありません。


 といっても、仕事そのものは単調なものです。色ごとに結晶を振り分けていくだけ。だからこそ集中力切れが天敵です。適度に休憩を挟みつつ、間違いのないように結晶たちを分類していきます。

 作業に慣れて少し余裕が出てくると、結晶の色とそこに閉じこめられた感情のつながりが分かるようになってきます。怒りは赤、悲しみは青、期待は黄色。どす黒い憎しみは別の籠に分け、黒雲を作る係へ回してもらいます。感情にはもともと色があり、それが結晶として析出した際に鮮やかな色彩を表すようになるのです。

 そうこうしているうちに一日目の作業が終わりました。もう腕と目が疲れてヘトヘトです。寮に戻って休むことにしましょう。


 さあ、二日目です。

 昨日より少しだけ結晶を選り分けるスピードが上がったような気がします。悲しみ、怒り、後悔、安らぎ、憎しみ、また悲しみ、後悔、後悔……。色だけでなく、感情の種類の方に注目して分類できるようになりました。二日目にして、我ながら目覚ましい進歩です。この調子でどんどんやって行きましょう。


 三日目です。

 今日もまた機械的に結晶を振り分けていきます。ほとんど頭をからっぽにして、でも注意散漫にはならないように……。三日目となればもう慣れたものです。

 あら?

 見慣れない色の結晶があります。

 それは玉虫色というか、薔薇色というか。なんとも言えない色の結晶でした。天窓から降る光にかざせば、様々な色に変化します。初めて見るその感情に、僕は思わず見とれてしまいました。

 監視係の足音が近づいてくるのに気づいて、我に返ります。でもその結晶をどの色に分類すればいいのかわかりません。それに、もっとずっとこの感情を見ていたいような気もしました。僕はその感情をこっそりポケットに忍ばせ、何食わぬ顔をして作業を続けました。

 仕事が終わり、寮の自室に帰ります。結晶は相変わらずきらきらと光を反射し、いろんな色を映します。僕はうっとりとそれを見つめました。これはいったいなんという感情なのでしょう?どのような感情ならこんな色になるのでしょう? 僕には想像もつきませんでした。消灯時間のことも忘れ、ただ、吸いこまれるようにその結晶を見つめているのでした。監視係が点呼を取りにきたときは、間一髪でなんとかそれを枕の下に隠すことができました。ほんとうは朝まで眺めていたいですが、明日も仕事ですから眠らなければなりません。僕は結晶をハンカチーフで包み、支給された道具入れの隅に優しく仕舞ってから眠りました。


 四日目と五日目はいつもより注意深く、結晶たちを観察してみました。するとたくさん、たくさん、似たような色を見せる結晶が見つかるではないですか。しかし、ものによっては青みが強かったり、赤みが強かったり、どす黒く濁っていたり……。昨日のように綺麗な色のものはなかなか見つかりません。結局、最初の結晶に見劣りしないほど綺麗な色の感情は、二日かけてもたった一つだけしか見つかりませんでした。しかし今回見つかったのは前回より大ぶりで、より光の反射が強いです。きらきら、くるくる、きらきら。色味を鮮やかに変えながら、僕の手の中で輝いています。僕はそれをまた自室に持ち帰り、一枚のハンカチーフに二つの結晶を並べて包んで仕舞いました。


 次の日は休みでしたが、気になることがあったので資料庫に行くことにしました。担当者に申し出れば、前任者たちが残した業務に関係する資料を閲覧することができます。もしかしたら前任者がこの不思議な色の結晶に関する資料を残しているかもしれません! 結晶の正体が気になって仕方がない僕は、休日を返上する覚悟で資料を調べ尽くすことにしました。

 該当する資料はすぐに見つかりました。『結晶化した感情の発色について』という資料の、一番最後に図入りで載っていました。その資料によると、この結晶の感情は……。

『恋』

 恋。こい。なんて美しい響きなんでしょう。さらに資料を読み進めてみましょう。

『見る角度によってさまざまな色を呈する感情。他の感情と結びつきやすく、その場合は結びついた感情の色を強く呈する』

 なるほど、やけに赤みや青みを帯びた結晶はこういうことだったんですね。資料本編の説明はたったこれだけでした。しかし、そのそばに走り書きのメモがひとつ。

『絶対に関わるな! ロクなことにならない』

 ……これは、どういうことでしょうか?

 もう少し詳しく知りたいのですが、それ以上のメモ書きは見つかりません。僕はどこかすっきりしない気持ちで資料庫をあとにすることになりました。


 ベッドに寝転がり、ふたつの『恋』を眺めながら考えます。

『ロクなことにならない』とはどういうことでしょうか? 過去に『恋』を巡って何かしらの事件が起きたのでしょうか? そんな噂は聞いたことがありませんが……。でも、でもでも、こんなに美しい感情なんですよ? それがどうして事件なんか起こすんでしょう?

 うんうん唸りながら考えてみましたが、結局思い当たることはなにもありませんでした。そもそも僕は『恋』が何かも知らないのです。いったいどのような感情なら、こんなに美しい色を出せるのでしょうか? 考えても考えても、答えは出ません。そろそろ頭も疲れてきたので、ここらで切り上げた方がいいでしょう。明日も休日です。明日は丸一日、『恋』を眺めて過ごすのもいいかもしれません。


 ここから先の毎日のことは、わざわざ記すまでもないでしょう。

 毎日時間通りに働き時間通りに退勤し、週に一回、あるかないかくらいの頻度で綺麗な『恋』の結晶を見つけては部屋に持ち帰る。休みの日は道具箱の中の『恋』を眺めていればすぐ終わってしまいます。変わり映えのしない毎日を、『恋』の収集だけを頼みにして過ごしていきました。


 ある日の昼休み、従業員食堂にて、研修生時代の同期と偶然再会しました。彼は確か、魂の組み立て作業をする部署に割り当てられていたはずです。

「よう、久しぶりだな」

「お久しぶりです。お変わりなさそうで安心しました」

「相変わらずいい子ちゃんな口のきき方をしやがるなあ」

「そういうあなたも、変わらずお口が悪いですね」

 この口が悪い同僚のことが、僕は嫌いではありませんでした。どこか腹の底が見えない印象を与える他の天使たちよりずっと信頼できる、僕にとって唯一の友といえる相手でした。

 お互いの近況を報告し合いしばし談笑してから、僕はふと、彼になら言ってもいいかもしれない、と思いました。

「君、『恋』というものを知っていますか?」

 僕のその言葉を聞いた彼ははっと目を見開き、慌てた様子で唇に人差し指を当て、もう片方の手の親指で背後を指しました。『他のやつらに聞こえるからここではやめろ』というジェスチャーでしょうか。

 それから彼は大急ぎで食事をかきこみ始めました。どうやら早めに食事を済ませて、外で話したいことがあるようです。僕もそれにならって、急いでご飯をかきこみます。


「俺も詳しくは知らねえけどよ、『恋』に関わった天使たちはロクでもない目にあってるらしい」

「ロクでもない目、とは?」

「投獄されるだの、天から追放されるだの、いろんな噂がまことしやかに囁かれてるが、どれも信憑性に欠ける。だが火のないところに煙は立たんって言うし、全く何もなかったとは思えんな」

「あの、僕は人間たちの『恋』という感情について知りたかったのだけど」

「やめとけやめとけ。ロクな目に遭わんって今言ったろ? 変なことに首突っ込むのはやめろ。ここでは思考を殺して単純作業を繰り返して、飯と寝る場所をもらう、それだけでいいし、それ以外のことは考えるべきじゃない」

 食堂裏のあまり人が来ない場所で彼は捲し立てるようにそう言ってから、顎に手を当てて呟くように続けます。

「『恋』ね……。俺も詳しくは知らんな。人間を生かしも殺しもする、危険な感情だとしか聞いたことがない」

「そうですか……」

「まあ、さっきも言ったようにもう『恋』について深く考えるのはやめとけ。お前が友達じゃなかったらさっき食堂で話を切り出されたときに縁切ってるよ。それくらいこの件はヤバい臭いがする。無論俺が今日話したことも忘れた方がいい。な?」

 僕が口を開こうとしたところをチャイムが遮りました。休憩終了五分前の合図です。

「うわやっべ、俺の仕事場ここから距離あるんだよな」

 そう言って彼は駆け出して行ってしまいました。

「じゃあまたな、気をつけろよ!」

 振り向きざまにそう言って軽く手を挙げて去っていきます。僕も手を挙げてその返事として、仕事に戻ることにしました。


 その日の作業では、『恋』がふたつも見つかりました。思いがけない幸運に、僕は友人の忠告など綺麗さっぱり忘れて、またその結晶の吸い込まれそうな色合いに見入ってしまうのでした。


 それからしばらくの時間が経ちました。僕の部屋の隅には、『恋』の結晶たちを入れた布の袋が置いてあります。もう小さな道具箱に収まる量ではありません。一度部屋の整理整頓をして、隠し場所を考え直した方がいいと判断した僕は、部屋の大掃除をすることにしました。


 ベッドの下にモップを突っ込んだとき、何かが落ちる音がしました。暗がりを覗き込んでみると、薄い何かが落ちているのが分かりました。

 手を伸ばして取ってみると、それは一冊のノートでした。裏表紙には粘着部分を外にして輪っか状に丸めたテープがついています。このテープでベッドの裏に貼り付けていたのでしょう。

表紙にはタイトルが書いてありました。


『恋について』


 僕は息を呑みました。むしゃぶりつくようにページを開き、中に書いてある豆粒のような文字を辿っていきます。


 そこには、どうやって調べたのでしょうか、人間の恋についての解説が、具体的なエピソードを交えて書いてありました。甘酸っぱく、ほろ苦く、生々しく、刺々しく、まろやかで……。様々な『恋』の話が、そこに載っていました。胸を裂かれるような悲恋。思わず目を逸らしたくなるような劣情混じりの慕情。

 恋はひとつの感情を指すものではありませんでした。色々な感情が入り交じって形成され、そのどれひとつとして同じものはなくて。だからあのような、美しい、けれど捉えようのない色をしていたのです。


 それから、僕の楽しみは二つも増えました。

ひとつは『恋について』を読むこと。もうひとつは、人間たちの『恋』を想像することです。夜は消灯時間が過ぎてもこっそりノートを読みふける。ほとんど呼吸のようにできるようになった仕分け作業中は、人間たちが織り成す『恋』の物語を夢想し続ける。重ねた空想の数だけ、その素晴らしさに取り憑かれていきました。僕も人間になって、恋をしてみたい。これほど綺麗な結晶を産む感情を、僕の内に宿してみたい。そう願って、でも決して叶わなくて、重いため息をつくのが僕の日課でした。


 それから僕は今まで以上に熱心に『恋』を集め続けました。部屋は『恋』が詰まった袋でいっぱいになり、ひとつひとつ眺めていては何日あっても足りないくらいの量になりました。僕はそれを見て幸福な気分になるのと同時に、どうしても満たされない思いを抱えるのでした。


 恋がしたい。人間になりたい。


 人間のことは初等教育で軽く学びました。とても非合理的で愚かなものたちだと。でも『恋』を知った僕にはそうは思えませんでした。非合理さの裏には『恋』のような彼らなりの複雑な感情があり、愚かさの陰には細やかな情動があるのだと信じてやみませんでした。

 『恋』はいつしか、大量の袋の中にも隠しきれないくらいの数になっていました。次の休みにはどうにかして隠したい、ひとつひとつ服の裏に縫い付けでもしましょうか、処分だけは絶対に、何があってもしたくありません。そんなことを考えているうちにだらだらと時間だけが過ぎていきました。


 ある日の消灯時間後のことです。僕はいつものように、ハンカチーフの上に並べた『恋』たちをうっとりと眺めて過ごしていました。

「二〇八一番! そこを動くな!」

 激しい音を立てて部屋のドアが開かれ、どやどやと監視係たちが部屋に入ってきました。廊下から入り込んできた強い光に照らされて、結晶たちがきらきらと輝きました。

 それが僕がみた最後の『恋』の光になりました。


 僕は取り押さえられ、窓に格子のついたお仕置き部屋へと入れられました。そして見下したような目の係官から簡単な取り調べを受けました。いつからこのような行為に及んでいたのか。そのきっかけはなんだったのか。僕は努めて淡々と答え、係官も事務的に対応していきました。

「『恋』に魅入られた天使はね、人間のようになってしまうの。非合理的で愚かで集中力と忠誠心に欠ける」

 取り調べが終わった後、ため息混じりに係官はそう零しました。僕の顔がカッと熱くなりました。

「愚かなんかじゃない!」

「みんなそう言うのよ」

 係官は気怠げにあしらいます。

「これで私の仕事は終わり。あなたの処分は決まってるわ。じゃあね」

 そんな言葉を残して、彼は分厚いドアの向こうに消えていきました。


 処分。


『投獄されるだの、天界から追放されるだの、いろんな噂がまことしやかに囁かれてる』


 今だってほとんど投獄と変わらない状況です。追放、とは、どのようなものなのでしょうか。言葉だけは知っていても、その実態について僕は詳しくありません。


 それから数日、僕はその部屋で過ごしました。最低限の食事だけが与えられ、固い床に敷いたぺらぺらの布の上で寝る生活。気がかりなのは部屋に残してきた『恋』たちでした。あの子たちも処分されてしまうのでしょうか。


 厳つい顔をした係官が来て、僕に目隠しをして部屋から引っ張り出しました。いくつかのドアを通り抜け、どこかで立ち止まりました。

「じゃあ始めるか……。悪く思うなよ」

 ドスの効いた声がしたと思ったら、背中に灼けるような激痛が走りました。まるで翼をもがれるような痛みです。その痛みが消えないうちに、今度は頭上でブチブチブチッと何かを引きちぎるような音がしました。

 そこで初めて目隠しが外されました。僕がいたのは小さな部屋でした。目の前には大きな姿見がありました。

「最後に見ておきな。無様な姿をさ」

 そこに映っていたのは、翼も天使の輪もない、頭と胴体と四肢だけをもつ僕の姿でした。それはまるで、初等教育の教科書で見た……。

「人間みたいですね、僕!」

 その言葉に厳つい係官は目を丸くして、それから目を逸らして「ああ、まったくな」と呟くように言いました。


 それから僕は前より酷い、暗くジメジメして薄汚い牢屋へと入れられました。

 生真面目そうな係官がやってきて、書類を読み上げます。

「二〇八一番、天からの追放の刑」

それだけを言って去っていこうとする背中に「あの、」と声をかけます。

「追放って、具体的にどうやるんですか?」

「雲から飛び降りてもらうだけです」

「雲から飛び降りるって……。下は人間の世界ですよね?」

「そのとおりですね」

「僕、人間の世界に行けるんですか?」

「まあ、辿り着きはするんじゃないですかね」

 質問は以上ですか、では、と無機質な声で言い残して係官はいなくなりました。


 雲から飛び降りて人間の世界に行ける。人間の姿で。

 そうか、追放とは、人間になれということだったのですね。

 天使たちは人間を蔑んでいます。人間界は不潔で危険な場所だと信じきっています。『恋』を知らない彼らにしてみれば、これは十分、処刑として成り立つものなのでしょう。


 しかし、僕は『恋』を知っています。

 恋をしたい、人間になりたいと願い続けてきたのです。

 叶わないと思って半ば諦めていた願いが、とうとう叶えられるのです!


 格子のついた小さな窓しかない暗い部屋。冷たい床の上で自分の膝を抱えて眠る日々。最低ともいえる牢獄での生活を送る僕の心は、期待でこれ以上ないほど膨らんでいました。


 僕はどんな恋をするのでしょう?


 きらきらと輝く星空のような恋でしょうか。どこまでも高い冬の空のような恋でしょうか。じわりと蒸すような湿度を持った夏の空気のような恋も素敵かもしれません。

処刑のその日を心待ちにして、残された天界での日々を過ごしました。



 そうして、とうとう処刑の日がやってきました。

 雲の切れ端に、飛び込み台のようなものが設置されています。ここから下界へと飛び降りるのです。周りには、たくさんの野次馬たち。あるものは僕を軽蔑するような目で、またあるものは僕を憐れむような表情で。翼をもがれ、輪を失った僕を遠巻きに観察しています。

 群集のなかに、唯一の友人の顔を見つけました。彼の表情は他の天使たちとほとんど同じで、そこに呆れの色を少し足したようなものでした。

 文字通りの、公開処刑でした。

 しかし、僕は恥ずかしくなどありません。僕は地上に降り立ち、晴れて人間となり、そして、そして、恋をするのです。


 僕はまっすぐ歩き、飛び込み台の先端へ辿り着きました。

 翼の痕が残る背中に、様々な視線が刺さります。それらは別々の場所から発せられていながら、私を愚か者だと断じているという点で共通していました。

 下界を見つめます。それはあまりに遠く、人の姿は豆粒ほどにも見えません。それでも眼下に広がる世界のどこかで、誰かが恋をし、それを実らせ、あるいは破れて、それでもまた恋をしているのです。


 僕が飛び降りるのを躊躇しているように見えたのか、処刑者を突き落とすための棒を持った係官が近づいてくる気配がします。無論、その必要はありません。この場にいる誰よりも、僕は僕自身の処遇を喜んでいるのですから。


 大きく息を吸います。そして膝をバネにして、弾みをつけて飛び込み台を蹴ります。

 ふわりと身体が宙に浮き、そしてはるか遠くの大地に向かって引っ張られ始めます。

 ああ、これでようやく、僕は。

 誰よりも激しく、誰よりも深く、誰よりも優しく、誰よりも切なく、誰よりも、誰よりも、誰よりも。


 恋をするんだ。













「かわいそうに、誰も教えてやらなかったんだね」

「私ら天使は雲からできてて、天から落ちれば雨になるだけだって!」

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