第3話いざ、行こう。魔物退治へ。
フンドシが来て、一年半———
ようやく村の修復が終わり。元通りになった。
村人の治療は半年かかったが、全員治した。さすがに疲れた。
だがフンドシは、毎日、寝ずにがれきの撤去し、家の修復と連続でやっていた。
元通りになったので、フンドシとエルフは旅の準備をしていた。
「もう行くの。」
「フンドシ行かないで。」
子供たちはフンドシたちが行ってしまうのが寂しく止めに入った。
「安心するがいい。悪者を退治がすんだらまた行く。」
そう言ったら子供たちは喜んで待ってるよ。と言って去った。
エルフは着替えとかが入っているでかいリュックが持っている。
対してフンドシは何も持っていない。丸腰だ。
ミノタウロス倒した実力があるから大丈夫。
「おい、エルフ。」
村人のおっさんがエルフに声をかけた。それだけではなく村人のみんながエルフに向いていた。
「すまなかった。お前を魔物扱いをしてしまって、本当はこの村のことを大事にしていたのは分かっていたよ。」
「畑が荒らされていた時、魔物を追い払ていたの見てたよ。」
「雨とか降っていた時に傘とか差し入れに置いて行ったのもあるだろう。」
「子供が森に行ったときとか探して見つけてくれた。」
「そうだ。じゃが、わしらも怖かった。いつ襲いにかかるかがあると思ってな。」
そう言うとおっさんは土下座をして続けた。
「許してもらわなくてもいい。忘れろとは言わない。ただ、村を代表として謝罪したい。」
その後に村人たちも次々と頭を下げ。
「そんなことはねぇ…。俺たちだって悪いだ。」
「私たちだって悪かったよ。ほんとごめんなさい。」
結果、村人たち全員土下座していた。
「フン。私だって知ってたさ、けど、何を話せばいいか分からなかっただけよ。」
エルフはちょっと顔赤くなって謝った。
「ほら。行くよ。フンドシ。」
「フンドシではない。みのこなし太郎。——では、参る。」
こうしてフンドシとエルフは、旅の準備を整い。村から出ようとした。
「——君も行くのでは、なかろう。」
フンドシが言った。
「え…ワタシ?。いいの。」
「最初におともになりたいと言ったのはおぬしだ。」
「そーなの。なら早くしなさい。待ってるから。」
私は笑顔になり、フンドシとともに旅に出たのであった。
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