第1話 目を覚ます
飯嶋涼視点
倒れた飯嶋の近くに二人の男が立っていた
???「お…ーい…おーい…おーい!」
???「何故叩き起こさないんだ。そうすれば直ぐに起きるだろう。」
???「えー、それは流石に酷くない?」
???「……もういい、俺がやる。」
と、一人の男が言うと「バチンッ」 という音が鳴った
飯嶋「いった⁉」
???「起きたか、お寝坊さん。」
目を覚ますと目の前には二人の男が立っていた。片方は背が低く白い髪に制服っぽい服装をした男か女か分からない中性的な…ヤツ?
もう片方は背が高くメガネを掛け金髪そこに高そうな服を着ている男
飯嶋「…お前らは誰だ?俺を眠らせたやつの仲間か?」
まず、俺はそのような事を聞いた
乾「ええ…、違うよ!僕は
阿雅佐「いい、自己紹介くらい自分で出来る。俺は
飯嶋「阿雅佐?何処かで聞いたことあるような…」
阿雅佐「はぁ…阿雅佐財閥…だろ?」
飯嶋「……あ⁉阿雅佐財閥次代当主阿雅佐光⁉」
阿雅佐「うるさい、その呼ばれ方は嫌いだ」
飯嶋「お、おう…それにしてもここは何処なんだ?」
俺が周りを見渡すと天井、壁、床全てが真っ白だった。そこに俺入れて30人ほどが集まっている状況だ。
阿雅佐「それについては俺も分からん…だが、ただ一つ言えることは…碌でもないことが起こるのは確かだな。」
飯嶋「そうだな…俺もなんだか嫌な予感がする。」
すると、ふと上を向いた乾から弱々しい声が聞こえた
乾「……ねぇ、あの上に浮いてるのなにか分かる?」
そう言われて俺と阿雅佐は上を向いた…それが絶望の始まりだった…
飯嶋「…は?」
阿雅佐「何…だと!?」
そこには一人の男と…死体の山があった…その直後に悲鳴が聞こえた
???「きゃあああああああ!」
どうやら、他の人達が死体の山に気づきパニックになってしまったようだ。
???「嫌だアアアアア!まだ死にたくないよオオオオ!」
???「こんなの夢よ…そうよ夢なんだわ…」
中にはこんな事を言うやつも居た
???「俺は死にたくないから逃げるぞ!他の逃げたい人達もついてこい!」
その時、死体の山の近くに立っていた男が話し始めた。
波瑠「やあやあ、皆さん!こんにちは!僕は明日波瑠だよ!今回のゲームのナビゲーターさ!」
ゲーム…でも、やっぱり…この状況からして…
波瑠「皆にやってもらうのは普通のゲームじゃないよ!デスゲームさ!」
周りの人間がざわつき始めた
波瑠「それじゃあ、ルール説明をするよ。」
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