7話目 レベルアップ

「……ん………んン?……やべっ!遅刻だ!……あ……あ〜じゃねー…よ………ここ異世界…だよな?」


 目覚めて滲む社畜の性かな……


 起き上がり、見回して、改めて次元扉の『大介』の中に居る事を確認して一安心。



「はぁ〜〜〜〜〜ビビった。遅刻なんてしたら、粘着説教30分コースだもんなぁぁ〜〜ふぅ……」



 伸びと欠伸をしながら立ち上がり、コップ一杯の『水玉』を出して飲み干した。



「あ〜〜〜美味い!沁みるわ……」



 もう一杯水を飲んで、ステータスを確認する。この為に頑張ったんだ。頼むぞ〜!




名前 周防 海(すおう かい)

性別 男

種族 人族(社畜が抜けない転生者)

レベル 61(保有ポイント610)


体力 50/50

魔力 48/50

精神 50/50

瞬発 50/50

器用 50/50


魔法 生活魔法11/100 鑑定MAX 索敵3/100


スキル 等価交換1/100


所持品

アイテムバック(所有者限定)

転生者の剣(所有者限定)

次元扉(所有者限定)



「よっしゃー!!まだまだ魔物とレベル差がかなりあるけど、確かに縮まった!せめて100レベルの大台には俺も乗りたいよな〜」



 あとは『保有ポイント』を割り振って、強化完了だな。



名前 周防 海(すおう かい)

性別 男

種族 人族(ヘタレな転生者)

レベル 61(保有ポイント0)


体力 50/180

魔力 48/200

精神 50/160

瞬発 50/160

器用 50/160


魔法 生活魔法11/100 鑑定MAX 索敵3/100


スキル 等価交換1/100


所持品

アイテムバック(所有者限定)

転生者の剣(所有者限定)

次元扉(所有者限定)



 はい、魔法に振ってみた。実際、剣の腕は全く自信が無いんで、今後もまだマシで、且つ遠距離チクチク攻撃が出来る魔法に頼ることになるだろう。


 物理攻撃は……何処かで剣術を教えて貰ったら頑張ろう。そうしよう!



 それとなぁ、この鑑定一言多いんだよ!!


 なんでいちいち『転生者』の前に俺を貶めるような言葉を入れるんだよ?!



 うっせーわ!!



 

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