チョッキン

Between Places

チョッキン

「直輝くんお疲れ!どうだった?」


「ああ、プレゼン超緊張したわー。片桐さんはどこ行くの?」


「打ち合わせしたら直帰するんだ。ギター練習してて。」


「家で弾くの?ちょっと近所迷惑じゃない?」


「ひどいなあ。貯金はたいて買ったんだからね。」


「はいはい。そうだ、直近で空いてる日ある?同期飲みどうよ」


「いいね!ちょうど金曜日なら空いてるよ。」


「OK、じゃあ気を付けて。あ、チョッキのボタンの糸が出てるよ」


「本当だ、ていうかベストね。そこのはさみ取ってくれる?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

チョッキン Between Places @CAI_BwP

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ