奪われた幸せ
和泉歌夜(いづみ かや)
奪われた幸せ 本編
「止まって!」
そう叫んだが、手遅れだった。
横断歩道の先にいるパパの所へ駆け出そうとした私の息子が、赤のワンボックスカーに
まるでスローモーションみたいに、私の半分にも満たない背丈の我が子が、倍以上はある赤い巨体に、押し出されている瞬間を。
私は見てしまった。見てしまったのだ。
人は予想外の事があり過ぎると、たちまち役立たずになってしまう。
気がつけば、夫が必死になって私に呼びかけていた。
ハッとして、辺りを見渡してみると、パトカーがランプを点滅させながら止まっているのが見えた。
野次馬が群がり、取材陣らしきものも見える中、私が注視したのはコンビニに激突した車だった。
私の子供をはねた車――店の自動ドアを木っ端微塵にした状態で、停止していた。
微かにエアバッグが見える。
そこにも警察が何人かいて、その中に運転手と思われる人が彼らと話していた。
私は加害者の姿を見た時、許せない――という言葉が瞬時に浮かんだ。
加害者は、高齢者だった。
顔や手の皺や腰の曲がり具合、そして馬鹿にデカイ声で話す時の喉のしゃがれ具合――まごうことなき高齢者だった。
残り数年で未来が終わる奴に、何十年も未来がある子が、将来を奪われたのだ。
そう思った瞬間、私は何かの線が切れたみたいに涙が止まらず、叫びに近い声を上げて、うずくまってしまった。
「アクセルとブレーキを踏み間違えたんだよ」
裁判長の前で、その男はそう証言した。 加害者は七十代後半の老人で、一軒家で独り暮らしをしている。
よく通うスーパーで買い物をしようと車で向かっていた最中、赤信号が見えたのでブレーキを踏もうとしたが、加速してしまった。
そして、不運にも我が子が飛び出し来て、事故が起きてしまった。
間違いなく加害者が悪いのだが、そう言いきれない厄介な問題が出てきた。
横断歩道が赤信号の時に我が子が飛び出したのだ。
弁護士と検事が言い合った結果、私の方にも責任があるという事になり、加害者の賠償責任が軽減された。
懲役は歳のこともあってか、免れてしまった。
この加害者からの損害賠償は、お墓を建てるつもりで貯めた資金から支払われた。
加害者からの謝罪もあったが、どこか人を死なせたという自覚を持っていない瞳をしていた。
そして、そのまま事務的な処理を済ませ、この事件は終わりになった。
あの事件以降、私は亡き我が子の幻像の世界にのめり込むようになった。
朝、空っぽの敷き布団で寝ている我が子を起こす所から一日が始まる。
いつもの通り、息子の分の朝食を作る。今日はトーストにスクランブルエッグ、ミニトマトとレタスのサラダ。
息子はミニトマトが嫌いなので、克服するためにフォークで刺して無理やり食べさせてあげる。
「ほら、あーんして、あーん」
当然のことながら我が子は座っていないので、食べる事はないが、私は何度も食べるように言う。
刺し方が甘いのか、フォークからミニトマトが溢れる。コロコロと逃げるように転がって、コツンと壁にぶつかる。
私は「そんなことしちゃ駄目でしょ!」とムッとした顔をして、ミニトマトを拾う。
夫は哀れみと悲しみが入り混じったような複雑な顔をしてトーストを少しかじっていた。居心地が悪かったのか、早めに会社に向かっていった。
夫を見送った後は、息子を幼稚園へと連れていく。
生きていれば通うはずだった場所に、手を繋ぐ仕草をしながら息子と会話――他者から見たら完全に独り言――を楽しんだ。
「お友達できた?」
「先生は優しい?」
「今日のお弁当は、あなたの大好きなハンバーグだよ」
徒歩10分間、一切会話が途切れる事なく幼稚園まで辿り着く。
ちょうどお見送りの時間帯らしく、どの親も自分の子の手を繋いで先生の所まで連れていっていた。
チリンチリンと自転車で来る親もいた。前と後ろに子供を乗せているということは、年少か年中か、年長か――どちらにせよ、そのママは慌ただしそうに子供を降ろしていた。
子供の泣く声が聞こえる。その方を見ると、三つ編みの女の子がママと離れるのが嫌らしく、足を掴んで離さなかった。ママも先生も困った様子で、必死になだめようとするが、ますます泣くばかりだった。
それを見ていると、我が子の幻像が映し出される。
あの子は泣いてくれるのだろうか。離れたくないと泣いてくれるのだろうか。
それともポカンとした顔をするのだろうか。あるいは、大人しく手を振ってくれるのだろうか。
そんな事を思い浮かべていると、何人かのママが私の方を見て、ヒソヒソと話していた。
幼稚園の方をジッと見ているだけの不審者だと思われたかもしれないが、私は見えないフリをして「じゃあ、行ってくるね」と遠慮がちに手を振って、幼稚園を後にした。
この状態で家に帰ると気が狂いそうになるので、スーパーに寄って、夕飯の買い出しに出かけた。
今日はあの子が好きなオムライスにしてあげよう。
私は卵とケチャップをカゴの中に入れて、スナック菓子のコーナーを通りすぎて、キャラクターもののお菓子が売っているコーナーに向かった。
すると、幼稚園にいるはずの息子が私の足元で、ねだってきた。
「なに? またあのフィギュアが欲しいの?」
駄目という顔をすると、息子が今にも泣きそうな顔をしていた。
こういう時は何がなんでも買ってあげなかったが、今日は何個でも買ってあげたい気分だった。
「いいよ。その代わり、一個までね」
私はそう言うと、息子がよく見ていた特撮ヒーローのフィギュアを探す。けっこう人気の商品なので、売り場に無いとよく「ヤダヤダ!!」と喚いていた。
だから、今日こそはあってくれ――と心の中で念じると、一個だけ見つけた。
「良かったね! あった――」
私は息子のいるであろう方へ向くと、そこにはあの子とは違う子供がいた。
指をくわえて不思議そうな眼差しで、私を見ていた。
私はどうすればいいか眼をキョロキョロさせていると、「コラッ!」という声が聞こえた。
見ると、ふくよかな母親らしき女性がやってきて、「知らない人と話しちゃ、駄目でしょ!」と自分の子の腕を引っ張った。
すると、その子は急に「ヤダヤダ! フィギュア欲しい!」と喚き出した。
母親は『はぁ、またか』みたいな顔をして、「だから、無いって言ってるでしょ! どのお店にも売ってないんだから!」と無理やり連れて行こうとした。
私はとっさに「あの、これ」と最後の一個を差し出した。
母親は驚き戸惑った様子で、私をジッと見ていた。
「えっと、あの、いいんですか?」
少し警戒しながら尋ねてきたので、私は「いいんです。息子の分はもう買っていましたので」と微笑んだ。
「あら、そう? ありがとうね!」
『息子』というワードに安心したのか、フレンドリーな雰囲気になって受け取ると、子供に「ほら、ちゃんとお礼を言いなさい!」と促した。
子供はモジモジしながら「ありがと」と、か細く言った。私は「どういたしまして」としゃがんで笑顔を見せた。
「息子さんはおいくつなんですか?」
すると、今度は母親の方から聞いてきた。
私は立ち上がって、「三歳になります」と返した。母親は「へぇ! それじゃあ、うちの息子と同じだわ!」と満面の笑みを見せた。
「息子さんは幼稚園?」
「えぇ、たった今、預けてきました」
「そうなんだ! じゃあ、あの幼稚園ですか?」
「えぇ、そうです」
「同じです! 今日もそこに預けようとしたんですけど、息子が『フィギュア買ってくれなきゃ行かない!』とか言って言うことを聞かなくて、仕方なくスーパーに寄ってから……」
「そうなんですね」
こんな世間話をしたあと、母親は「それじゃあ!」と慌てた様子でレジの方に向かった。息子は私の方に手を降りながら引っ張られていった。
私は手を振り返した後、ふとあるはずのない未来を想像した。
もしかしたら、あの人とママ友になっていたかもしれない。気さくで良い人そうだし、カフェとかに行って夫や育児の愚痴を言い合ったりできたかもしれない。
それももう叶わぬ夢だ。
軽く溜め息をつくと、商品二つしか入っていないカゴが米五キロ持っていると思うくらい重たく感じながら、おぼつかない足取りでレジに向かった。
精算が終わり、スーパーから出ると、わざと路地裏を回ったり、変な道を進みながらフラフラと彷徨った後、帰宅した。
家の中は、ガランとしていた。墓場みたいに静まり帰っているリビングを見ていると、今にも吐きそうな気持ちに駆られた。
逃げるように冷蔵庫を開ける。中には、卵とケチャップが何十個も入っていた。卵は店に並べられているかのように半分くらい占拠していた。
ケチャップも同様で、飲み物を置く場にはもちろん、冷凍室にも未開封のケチャップでギッシリだった。
野菜コーナーは卵だらけで、隅っこにレタスとミニトマトがあるだけだった。
私は適当に買ってきたものを入れると、バタンと閉じて、ソファに座った。
洗濯物は溜まっている。どこもかしこも埃だらけ。こびり付いた汚れの食器の山――やる事は死ぬほどあるのに、何もやる気が起きない。
ただボゥとしている。寝る訳でもない。テレビを見る訳でもない。SNSをする訳でもネットサーフィンする訳でもない。
何か考える訳でもなく、ジッとテレビの上にかけている時計の針を見ていた。短針が『5』を指した時、私は立ち上がった。
再び外に出て、足早に幼稚園に向かう。考えるのは、幼稚園で過ごす息子のこと。
お友達と一緒に歌をうたっていたのかな。 縄跳びや鬼ごっこして遊んでいたかな。お弁当、残さずに食べたかな。
そんな事を考えながら歩いていると、目的地に着いた。
朝みかけたママや子供も何人かいた。ママと離れるのが嫌だと泣いていた子が一目散に駆けていって、抱き締められているのを見ていると、胸がキュウと苦しくなった。
「ママ!」
ふと聞こえてくる我が子の声。見ると、息子が私の方に駆けてきている。
「おいで!」
私はしゃがんで、両腕を広げて待ち構える。息子が飛び込むように私の胸へダイブする。私はギュッと包み込んで、我が子の汗っぽい匂いを感じる。
「おかえり」
その言葉を出した瞬間、我が子は蒸発してしまった。
虚しく空いた空間を見ていると、切なくなり、張り裂けそうになり、今にも
でも、すぐに息子は私の手を握ってくれていた。今日起きた事を拙い言葉で話してくれた。
私は一つたりとも聞き漏らすまいと、耳を傾けながらウンウンと明るい相槌をうった。「今日はあなたの大好きなオムライスだよ」
そう言うと、息子は飛び上がるように喜んでくれた。
今日も明日も明後日も来週も作ってあげると思いながら、私と息子は帰路に着いた。
息子の手洗いとうがいを見守って、子供向けのテレビ番組とアニメを見させている間、オムライスを作る。
ここ最近の夕飯はオムライスしか作ってないから、流れ作業のように手早くできた。
まず、息子用の小さめのができた。
ケチャップで、大好きなキャラクターを描いてみるが、なかなかうまくいかない。
「ごめんね〜! また失敗しちゃった」
そういって、息子の前に置く。私のも適当に作った後、息子と一緒にいただきますを言って食べた。
私は一口食べて、後は息子にアーンをさせる。ボトリと地面に落として、また食べさせる。
息子が全部食べ終わると、床はケチャップライスやグリーンピースなどが散乱していた。私は「また食べこぼして〜!」と嬉しそうな声を上げて、雑巾で掃除をする。
そして、自分のは何の躊躇もなくゴミに棄てた。
その後は、一緒にお風呂に入って歯磨きをさせる。今日も夫の帰りが遅いので、先に寝かしつける。
そして、私も眠る。眠ろうとする。
けど、できない。目を閉じれば、現実に引き戻される。
息子が赤い車に、血の車に跳ねられた映像が鮮明に蘇ってくる。
何度も、何度も、何度も、何度も――延々と拷問のごとく繰り返される。
叫びを上げて、目を覚ますと、隣に眠っているはずの息子がいない。
私は息子の名前を呼びながらキッチン、お風呂場、クローゼット、玄関、トイレに探す。けど、いない。
もしかして鍵が開いていて、そのまま外に出てしまったのかと焦り、飛び出す。
家の周りを探しても、よく行くお店の通りも、閉められた幼稚園の前にもいなかった。
大声で我が子の名前を呼んだ。叫んだ。
けど、声が聞こえない。あの子の可愛い声が聞こえない。
(どこにいるの? まさか誘拐?)
母特有の第六感でそう感じた私は、すぐさま交番に駆け寄って、息子が行方不明である事を告げ、
が、お巡りは戸惑った様子で、「とりあえず、落ち着いてください」となだめるように言った。
「落ち着く? 息子が誘拐されたんですよ! あの子を取り返してください!」
私は叫ぶ。お巡りは必死になって、私を座らせようとする。が、私は振り切って、さらに大きな声で叫んだ。
「そうだ! 私、犯人を見ました! この目でハッキリと! 赤のワンボックスカーに乗って、私の子供を連れ去ったんです! 皺くちゃの老人が! 自分はまだ乗れると
段々あの時の悪夢が脳裏を過ぎり、その魔力に蝕まれて、私の声の元気がなくなってきた。
ついには、地べたに座り込み、「返してください……返してください……」と、どこにも焦点を定まらせずに
その後は、夫が引き取って家まで連れてきてくれた。これで五回目だぞと怒られたけど、私は息子が起きるから大声を出さないでとお願いした。
すると、夫は呆れた表情、手に負えないよと言っているかのような顔をして、そのまま寝てしまった。
私は空っぽの布団の中で、子守唄を歌った。息子が大好きだった特撮、アニメの主題歌も歌った。
よく適当に歌詞を付けていたオリジナルの変な歌も歌った。一緒にお風呂に入った時に歌っていたのも全部。全部歌って、また繰り返した。
そして、朝になって、また息子を起こして、一日が始まる。
こんな錯乱した生活を何ヶ月も続いていくと、夫の精神が保たなかったのだろう。
ある日、離婚届を出してきて別れを告げられた。私は躊躇なくサインをした。
彼が出ていく日、私は養育費を振り込むように言ったが、無視して出ていってしまった。
私はシングルマザーになってしまった。パパがいなくなって哀しそうな顔をする息子を優しく抱きしめた。
「大丈夫。私が絶対に守ってあげるから」
その言葉を何度も繰り返した。
彼と別れて何日かしたある日、いつも通り、息子を見送って、スーパーで夕飯のオムライスの材料を買って帰ろうと歩いていた。
私の横で見覚えのある車が通りすぎたのだ。
最初は気のせいだと思って見過ごしたが、その車が赤信号で停まったので、何となく車内を覗いてみた。
そこにいたのは、息子を殺した加害者の老人だった。事故後も裁判所の時で、脳裏もまで焼き付けたから、ハッキリと覚えてた。
私は氷漬けにされたかのように立ち止まってしまった。
加害者は私に気づく素振りをしめさずに、そのまま発進していった。
暫く時が止まった感じがした。頭の中で、あの事故と今の情景が交互に入れ替わる。
巻き戻せば戻すほど、私の血流が盛んになった。奥歯を強く噛み締め、握り拳を強くした。
アイツは性懲りもなく車を運転していたのだ。一人の未来ある子供を殺したというのに、アイツはまだ車に乗っている。
そう考えると、腹わたが煮えくり返り、買ったものを投げ捨て、風のように走って、我が家に帰宅した。
すぐさまキッチンに行き、包丁を取り出した。そして、近くにあったカバンに隠して、また家を出た。
足早に向かう。奴が行く場所は大体見当がついていた。この近くで駐車場が停められるスーパーがあるのは、コンビニより先にあるところだ。
自動ドアが木っ端微塵になったコンビニを通り過ぎ、チェーン展開されている大手のスーパーに着いた。
手始めにあの車を探す。車種もナンバーも覚えていたので、それほど苦労はしなかった。車内には誰もいなかったので、店内にいるだろうと考え、入り口へと向かった。
が、その近くにある自販機の隣のベンチで、アイツが座っているのを発見した。
呑気にボゥとしながら空を見上げていた。その姿を見ると、たちまち殺意が全身を巡った。カバンの中で包丁を掴み、ツカツカと歩み寄った。
私が近づいても、老人はうわの空だった。それがますます腹立たしく、脚が早くなる。
報いを受けさせてやる。我が子が理不尽に殺されたように。加害者のお前も理不尽に殺してやる。いや、正当だ。これは正当な殺人だ。
こいつは人を殺したにも関わらず、のうのうと生きている。しかも、また車に乗って。 反省の色が全く見えない老人に、私は死を与えてやる。
そう思いながら包丁の柄をギュッと掴んだ。
「ママ!」
その時、背後から息子の声がした。振り返ると、我が子が今までにないくらい哀しい顔をしていた。
私は立ち止まり、見つめあった。すると、息子はタッと駆け出してしまった。
「待って!」
追い掛けようと駆け出した――その時だった。
背後で爆発のような轟音が聞こえたのだ。バッと振り返ると、老人がいたベンチや自販機が一台の車に潰されていた。
たちまち人が集まり、何人かの男女が車内にいる運転手を外に出した。
老人だった。アイツと同い年くらいのお婆さんが事態を把握していないかのような顔をして、フラフラと歩いていた。
「お父さん!」
すると、今度は30代くらいの女性がエコバッグを棄てて、事故現場の方に駆けていった。その顔に見怯えがあった。確か裁判所の傍聴席にいた顔とそっくりだ。確かアイツの娘だったっけ。
アイツの娘はさっきまで父親がいた所が悲惨な状況になっているのを見て、パニックになっていた。
この時、私はアイツがハンドルを持っていない事を思い出した。つまり、あの事故の後、娘が運転してスーパーに連れて行ったということになる。
私は何だか可笑しくなった。絶対に不謹慎であろうと誰もが思うくらい声を上げて笑った。
「アハハハハハハ!!!! ざまぁみろ! 報いだ! 報いを受けたんだ! こいつは私の息子を殺した殺人者! 車で
アイツの娘に睨まれても、周囲の眼が私をどんな風に見ていようと気にせず、笑い続けた。
嗤って、笑って、サイレンの音でかき消されるまで、私は笑い続けた。
完
奪われた幸せ 和泉歌夜(いづみ かや) @mayonakanouta
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