第22話 謝罪と反省と孤独

前回は、人の命を軽視する文を書いてしまい、申し訳ありませんでした。人間として最悪な発言だったと思います。嫌われても仕方ありません。不快な発言をしてしまい、ごめんなさい。


投稿した直後に後悔したのですが、自分への戒めとして前回の文は残しておきます。あえて訂正もしません。


言い訳するのなら、前回の文は酒に酔った状態で書いたものです。普通の状態ではありませんでした。


ちなみに今は2024/01/13の深夜1時半で、シラフです。酒は全く入っていません。


あと岸田総理にも謝罪したいです。前回、岸田総理に対しても失礼極まりない文を書いてしまいました。


あとアジアンカンフージェネレーションの後藤さんとミセスグリーンアップルにも謝罪します。ごめんなさい。


前回の文は、読んでいて不快だったと思います。ごめんなさい。もう嫌われたとしても仕方ありません。


色んな人に申し訳ありませんでした。


ここ数日間の俺は、実はあまり記憶がありません。現実感も喪失しています。酒ばかり飲んでいるからです。


親とも色々あって、関係が断裂しました。


そういうのもあって、ここ数日の俺は普段の俺ではなかったと思います。


ここ2ヶ月くらい、度数4%の酒しか飲まず、酔っ払う事も無かったのに、4日前から再び前のように度数9%の酒を大量に飲むようになってしまいました。


その直接の原因は、発達障害者や精神疾患者へのネット上の誹謗中傷を見まくって死にたくなった事です。死にたい気持ちから、また強い酒に手を出しました。


ですが、そこで他人ではなく真っ先に酒に頼ってしまったのが、俺の弱さだと思います。



いつの間にか深夜の2時になった。今俺は、音楽を聴きながらタバコを吸っている。部屋は真っ暗だが、パソコンとスマホの光が俺を照らしている。


ネット環境があれば、俺は手軽に人と関わり、孤独感を解消することができる。匿名掲示板、小説投稿サイト、etc。


スマホでLINEを開けば何人か友人がいて、連絡を取ることが出来る。


だが、パソコンとスマホを叩き割れば、俺は一瞬にして本当の意味で孤独になる。


俺が突然アパートで死んだとしても、しばらくは誰にも気付かれないだろう。ここには誰も来ないから。


アメリカンスピリットの紫煙を吐きながら、俺は俺の実態にゾッとした。スマホとパソコンを介さなければ、俺はこの世の誰とも関わりが無い。あまりにも孤独な人間。でもそうなった理由は自分にある。


もしネットがない時代に生まれていたら、俺はどうなっていたんだろう。本当に誰とも関わりの無い引きこもりとして、井の中の蛙として大海を知らずに生涯を終えていたと思う。


「あいつは終わってる」


と高校時代や専門学生時代よく言われた。


かつての同級生の間では俺は死んだ事になっているかもしれない。


今も「あいつは終わってる」


俺はいつも終わってる。


俺は強烈な不安に襲われることがある。


そういう時、酒が欲しくなる。タバコを吸う。イヤホンして、でかい音でロックを聴く。そして文を書く。


俺はいつも不安だから、いつも酒が欲しい。


俺はいつも寂しいから、誰かの言葉が欲しくて、ずっと音楽を聴いている。洋楽はほとんど聴かない。和訳を読まないと何言ってるのか分からないから。


俺はいつも孤独だから、こうして文を書く。海にメッセージボトルを流すように。


この痛みは止まらない。


俺は散々ひどいことをしてきたから、おそらく地獄の底に落ちる。


深夜2時21分。この世界は俺の物。夜は俺の所有物。だなんて今は思えない。夜の底知れない孤独の海に俺は今、呑み込まれそうになっている。


孤独である事に安堵する夜と、孤独である事に気が狂いそうな夜がある。今夜は後者だ。


タバコで落ち着こうとするも、なんだかそわそわする。ロックをでかい音で聴いて、人の言葉を聴いて、落ち着こうとする。でも、スマホでこうやって文を書く指が止まらない。


たまらず俺は精神薬を麦茶で嚥下した。


昨日もどこかの駅で起こったであろう人身事故。


次は俺の番かもしれないと思い、今、少し恐怖している。


何日か前、俺は電車に轢かれる夢を見た。とてもリアルだった。俺は数十メートル引きずられ、四肢は千切れ、結局死ねなかった。


孤独すぎて、俺はリアルの世界では酒しか友達がいない。LINEをする友人はいるけど、東京に住んでる。


群馬に住んでいると、東京なんて存在しないように思えるが、好きなバンドのライブに行くために電車に乗るとあっさり東京に辿り着く。


おそらく東京にいる誰かも、俺と同じような孤独を感じているけど、“誰か”と俺は、その孤独を分かち合えない。何故なら孤独だから。


石川県の避難所で今も誰かが眠れずに寒さで震えている。


世界のどこかで人間が人間を殺している。戦争を経験した兵士の多くが精神疾患になるという記事を読んだ事がある。


世界のどこかで、今まさに誰かが首を吊ろうとしている。誰かが腕を切って泣いている。


俺はそれらを想像できる。


だから、できるだけ俺は優しくあろうと思う。


孤独で不安なので歌を聴いている。ユーチューブを見ている。


元カノは栃木県に住んでいた。深夜の4時に元カノから電話がかかってきて、俺は群馬から車を飛ばして会いに行った事がある。その時の彼女も、今の俺と同じように孤独の海に呑み込まれようとしていて不安だったのだろう。


俺はなかなか他人と繋がれない。だから一瞬でも他人と繋がれた喜びが忘れられない。


俺は誰かの言葉が欲しくて、ずっとイヤホンが外せない。今夜も。


syrup16gの「生きているよりマシさ」を聴いている。MVがユーチューブにある。


いつの間にか、深夜2時53分。


俺はどこか行きたいが、行きたい場所が無い。


あの世に行くのはもう最終手段だ。


俺は今、孤独を実感し、精神薬を飲んでも気持ちが落ち着かない。変な時間に寝て変な時間に起きた。


これから俺はどうしよう。


不安が1ミリも無い人なんて滅多にいないと思うが、俺は現状や未来にだいぶ不安を持っている。


俺は法律に抵触しない範囲で悪いことを沢山してきた。例えば他人を言葉で傷付けたりした。そして劣情ばかりだ。たぶん地獄に落ちる。



色々してたら、いつの間にか深夜3時29分。


薬のおかげかだんだん落ち着いてきた。酒は今、手元に無い。酒は買い溜めしないで1日ずつ買ってる。買い溜めしてしまうと、一瞬で全て飲んでしまうからだ。俺なりにセーブしている。


後ろ向きになっていても仕方ない。横向きになろう。この状況で前向きになるのは難しい。


謎の吐き気がする。たぶんチェーンスモークし過ぎたからだ。


夜は寝た方がいい。ろくなこと考えないから。でも俺は寝るのが苦手だ。


俺にとって世界は怪物。今まで出来る限り怪物との戦闘を避けてきた。


俺はろくな大人になれなかった。かなりリアルに考えると、酒の飲み過ぎで45〜50歳くらいで肝硬変や慢性膵炎で死ぬと思う。それでいいと思ってしまう。俺は人生の折り返し地点を過ぎた。


俺は大体、引きこもっている。


アパートの中で死んでいる。






23話に続く

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る