第12話 あけおめ
現在2024/01/01の朝7時43分。
今日から新しい1年だ。去年はありがとう。今年もよろしく。
2024年のカクヨムでの俺は、今までの俺から少しモデルチェンジできたら良いなと思う。去年は主にエッセイを投稿してたけど、今年は小説ばかり書きたい。
俺なりに今年も楽しく生きたい。
昨日の夜は、実家に帰って親と猫と過ごしてた。ダラダラしてた。酒を飲んで美味いメシ食ってたら年を越してた。初めて生ジョッキ缶のビール飲んでみた。丸いふたを開けたら泡がもこもこ出た。どういう仕組みなんだろう?
高校生の時は、まさか27歳まで生きてると思ってなかったけど、なんか元気に生きてる。この調子で今後も適当に生きていきたい。
俺は「偉人」じゃないんだから、人生なんて適当でいい。
20代後半にもなると、いちいち年を越したくらいで一喜一憂しない。普通の休日だ。新しい年を迎えたという実感が全く無い。少し大人になったって事かな。大人になるにつれて感受性がだんだん鈍化しつつある。それは心にとっては良いことだ。色んな出来事にいちいち振り回されてたら、疲れるから。
今は死にたいとは全く思ってない。去年、悟りを開いたのだ。まだ俺は死ぬ運命に無いと。
俺が近い将来、完全におっさんになってもよろしく。俺もお前らもおっさんおばさんになる。それでいい。ジジイとババアになっても仲良くしたい。俺は愛している。
いつの間にか俺は三十路に近づいている。イイ!!!!! それでイイ!!!!!
「わたし中身が空っぽ」とか言ってる女がいた。中身なんて空っぽでイイ!!!! 俺だって空っぽだから。それどころか大体の大人が空っぽだから。
とりあえず今年も適当に緩くやっていきたいと思うから、よろしく。
なんか堅苦しく生きるのは苦手だから、適当に生きる。それが今年の抱負。あんまり多くは求めない。
「彼女いらなすぎて逆に彼女めっちゃ欲しい」というタイトルとは矛盾するが、俺は今は彼女がいらない。
性欲が溜まったら風俗で発散すれば良くねえか? と最近気付いた。
でも風俗行く金がもったいない。俺は金が無い。金がネイーーーーー。
前回、有馬記念で勝ったと書いたが、また競馬で勝って臨時収入が入ったら風俗いきたい。
俺はもう「Unknown」じゃねえ。
「風俗known」だ。風の中を練り歩く流浪の民さ……。
やっぱりちょっと寂しいから彼女が欲しいが、できなくても仕方ないと思う。
◆
ここ最近、精神的に明るい感じで生活できてる。明るいっていうか穏やかだな。去年の11月ごろに首吊りに失敗して、少し時間が経ったら吹っ切れた。どうせ死のうったって上手くいかないんだから、適当に生きようと思った。
気分が沈んだ時は「適当に生きる」っていう事すら嫌になるんだけど、その気分の落ち込みはきっと俺自身の心じゃなくて、病気がそうさせてるだけだ。だから薬を飲みながらしばらく休めば元通りになる。今までそうだった。
今まで間違いだらけの人生だったから、きっと死にたいという気持ちだって間違いだ。病気がそうさせてるだけだ。あなたや俺自身の意思ではない。“病気”に脳をハッキングされてるだけだ。いつか死にたい病気は治るはず。だから俺は病気にも発達障害にも負けない。勝手に俺の脳を死にたくさせやがって。
俺は気分に浮き沈みがある。一定でいることが難しい。
だから、もしかしたら今年もいきなり「死にます」とか投稿してしまうかもしれないけど、どうせ死なないから気にしないで。いつもの事だ。
◆
今日は全国的に晴れてるのかな。群馬は晴れてる。
うちのめっちゃ近所に小さな神社があって、初詣の客が俺のアパート前を歩いている。ベランダから人が見える。
俺も洗濯物を干したら、初詣に行こうかな。どうせなら空いてる時間がいいな。
さっき洗濯機を回し始めた。
最近ジャッジアイズというゲームにハマってる。ゲームでもやりながら時間潰して、そのうち初詣行ってこよう。
初詣にゲン担ぎ以上の意味は無いと思っているが、なんとなく毎年俺は神社に行って賽銭を入れて神に祈りを捧げ、ついでにおみくじを買っている。大体は吉とか末吉とか、何とも言えない結果を引く。
俺は無宗教であるが、深層心理では神を信じまくっているのかもしれない。神というよりは、“人智を超越した神のような大いなる何か”の存在を信じたいと思っている。だから、俺が信じるのは宇宙の法則だとしても一向に構わない。
現世は救いが多いというわけではない。だから、せめて死後の世界くらいは全ての人類がハッピーになれるような仕組みであってほしいと思っている。
俺は今だらだらと過ごしているが、この瞬間も戦争をしてる人がいる。手首を切ってる人がいる。首を吊ろうとしてる人がいる。泣いている人がいる。
自分が幸せな時でも、俺はそういう事を頭の片隅で考えている。
「幸せになる」とは「誰かの不幸を見て見ぬふりをする」という事でもある。
1歩ずつ1歩ずつ俺が前に進むたびに、誰かが泣いてる声に気付かないふりをして、その人を踏み潰してきた。
いつか全ての痛みを忘れる日が来たとしても、その古傷が消える事は無い。
俺は出来たら、自分1人だけで幸せになるんじゃなくて、みんなで一緒に幸せになりたい。
孤独を繋いで、みんなで2024年を乗り切っていきましょう。
さあ行こう。空は青い!
13話に続く
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