第2章 5年ぶりの再会と影の主人公?
シンちゃんが帰って来た! 編
第24話 やっぱやるならレフティーでしょ♪
未来姉は高校二年になってすぐに、何故か軽音部に入部した。どうやら仲の良い友達が文化祭でバンドをやりたいからと言って誘われたらしい。
未来姉は友達と一緒にアニメ『けいおん!』や『ぼっち・ざ・ろっく!』の曲がやりたいみたいだ。
とは言っても初心者にはちょっと難しいんじゃないの? なんて思ったらその友達達は、一年の時から軽音部に入っていたみたいでそこそこ演奏出来るらしい。
……それでも流石にレベルが違い過ぎて、やっててキツイんじゃないの?
そしたら未来姉がおバカな事を言い出した!
『やっぱりさぁー、『
(※秋山澪……『けいおん!』でベースを担当している。左利き♪)
そう言って未来姉は左利きベースを買って来たんだけど……バカなのか?
……やっぱり未来姉は天才だった(苦笑)
一週間程で左でもそれなりに演奏出来る様になって、しかも何曲か弾きながら歌えるらしい。文化祭は三ヶ月後だからその頃にはもっと上手くなってるんだろうな……。
※
明日はついにアイツが帰って来るーっ♪
そして私達の学校に転入するみたい!!
どーしよ、明日は眼鏡かけて来ようかな? やっぱりアレよね、ラノベとかならクラスは一緒のハズよね! そして偶然にも今、私の隣の席は空いているの! ←授業中うるさいから
背は伸びたって言ってたけど、大人っぽくなってるのかな? 結局アイツ、画像送って来なかったし……。私は大分変わったからなぁー、気付いてくれるかしら?
かっ……、『可愛くなったね』なんて言ってくれるかしら? キャーッ
あー早く明日にならないかなー!
そしたら一緒にバンド組んで、オリジナル作ってうちの店でライブするんだー! それでいずれはジャンヌさんやシュウさん達と……、
「……田所っ! おーい! いい加減心の声を漏らすのやめてくれよー!」
コツン
先生に軽くゲンコツをされて周りからはヒューヒューと
「早く見たいなー、その転入生!」
「タイプだったらみっくより先に声かけちゃお!」
「だっ、だめぇ〜っ!!」
もう授業そっちのけでアイツの噂で持ちきりとなってしまった。ゴメンね、先生⤵︎
※
ー放課後、音楽室ー
ドゥードゥ、ディドゥディドゥーン♪
ドゥーデドゥディドゥドゥドゥドゥーン♪
「……みっく、アナタもう左でそんなに弾けるのー? 私より上手いんじゃない? 立場ないわー⤵︎」
軽音部の部長さん(ベース担当)が苦笑いをする中、未来姉はふふふんとドヤ顔で左利きベースをブイブイいわせていた。
そして部員が全員揃った所で部長さんがホワイトボードの前に立って声を張り上げた。
「みんな聞いてっ!
文化祭まであと三ヶ月! 軽音部は何と最終日に持ち時間一時間貰えたから、今いる三バンドで時間割り当てましょう!」
「「「「「やったぁーっ!!」」」」」
部長さん率いる三年生バンド、一年生達のバンドと未来姉達の二年生バンドだ。
まぁ、順当にいけば三年生が持ち時間三十分で、後は応相談かな? 三曲位やれればいーんじゃないかな。
「じゃあ今日は演奏予定の曲を一年生から通しでやってみようか?」
「「「はーーいー!!」」」
なんか新鮮でいいな、俺もやりたくなって来ちゃったよ。←見学者なだけ、部員ではない
……しかしこの後、こんな和やかな雰囲気をぶち壊しにする事件が起きるのでした。
つづくー!
本編はここまでっ♪
🌸読んで頂きありがとうございました🍒
コメントの返信は日曜日になります
🎸ここから先は補足&雑談コーナー🎸
さて、舞台は日本に戻って来ましたよ!
そしてみっくはお友達と文化祭バンドを組んで楽しく練習しています。
話は逸れますが私は左利きです(笑)正確に言えば最初に馴染んだ方が利き腕です。
なので箸や字を書くのは右手、スプーンやフォーク、投げたり打ったりは左手、卓球は右だけどテニスは左と最早両利きと言っても良いのでは?
ちなみにギターは右用です。左用ギターを持ったらコードすら押さえられませんでした(笑)
そんな難しい事をみっくはさらっとやってしまうのでした♪
けいおん!『Cagayake!GIRLS』
この左利きベース持ってるのが秋山澪ちゃんね!
https://youtu.be/FUS7v7e5DLg?si=iebRn0HkhauFPYSK
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。