第3話 キラリと輝く石と初めての戦闘訓練
レンが魔法技術部に入部して二週間ほど経ち、リコの助手として主に力仕事を任されていた。大きな魔道具を持ち出し、小さな魔道具とミスリルの繊維でできたケーブルを使って繋ぐ。ミスリルとは鉄に魔力が融合している混合物で、この世界では一般的で、ありふれた物質である。それはとても柔軟性が高く、電気を通しにくく、魔力を与えると硬質化する変わった性質を持つ。
その柔らかさを生かして、繊維状にして糸と合わせて防御力の高い服にしたり、魔力の通りがいいので、魔道具同士を繋ぐケーブルにしたりすることが多い。武具も相性は好く、硬い鋼鉄と組み合わせて武具を生成することも多い。逆に柔らかすぎて純度の高いミスリルは使われることが少ない。
レンが準備した大きな魔道具は【結合】の魔法が刻印されており、小さい魔道具には【増幅】の魔法が刻印されている。【結合】は物質同士を結合させ、強力なものや複合された能力のものを作る魔法。【増幅】は紋章の力を上昇させる効果のある魔法とされている。
魔法の刻印とは道具に紋章や魔法の特性を直接書き込むことで、書き込まれた魔道具には紋章と呼ばれる魔法のデザインが施される。簡単な魔法には簡単なデザインの紋章、難しい魔法には複雑なデザインの紋章が描かれる。【結合】の紋章は一般的な魔法に比べると複雑なデザインで、【増幅】の紋章はかなり簡素なデザインである。
今回リコが実験しているのはこの二つの魔道具を使ってアクセサリーなどに紋章を【結合】させ、小さい紋章でも大きな力を出すために【増幅】を組み込む仕組みを利用した魔道具の精製だ。
配置や設定が終わり、リコは大きな魔道具に魔力を流す。すると、大きな魔道具から小さな魔道具へ魔力が流れ、ネックレスに紋章が組み込まれていった。
「どうかな?うまくいった?」
「いえ、失敗のようです。この魔道具や方法ではおそらく膨大な紋章の魔力に耐えられず壊れます。」
彼女はネックレス型の小型魔道具をじっと見て、再び実験台に乗せるとため息をつきながら椅子に座り、考え込んだ。
(ここ二、三日同じ実験しているけどうまくいかないものだな……。)
「レン君。」
「どうしたの?なにか持ってくるものがある?」
「今日は家に帰ります。煮詰まってしまったので、別のパターンを考えます。残りの時間でレン君は自分の研究に使ってください。」
そういうとリコは荷物を持って帰った。レンは部屋を見渡し、片付いていない部室を、一人で片づけしていた。少しずつ掃除はしているものの、乱雑に置かれた魔道具や失敗作の集まり、いわゆるゴミが部屋の隅に投げられている。倉庫に入り、整頓をしていると埃のかぶった小箱があった。埃を払うと中には古ぼけており、着けるのも嫌なくらいボロボロな腕輪のようなものがあった。それを手に取った瞬間、腕輪は形を維持することができずに崩れていった。
しかし、一つの宝石のようなものだけ崩れずに残った。それを手に取り、解析用の魔道具につなげてみた。すると、魔道具から反応が返ってきて、よくみると淡い赤色の光を放っていた。どうやら中には炎の魔法が封じられているようだった。
この世界では魔法が封じられている道具は一般的である。家事、炊事などをするのに水・火の魔法が使えないと火おこしや川へ水を汲みに行ったりしなければならない。そんな生活をしていたら、元素魔法が使えるものと使えないものでは生活水準が雲泥の差になる。
そこで魔法を封印する魔道具が開発された。それに魔法を入れると、魔力を流すだけで素養がなくても使用ができる。ただし、何度か使用すると魔法は効力を失い魔道具は壊れる。この魔道具は非常に安価な材料でかつ、簡単に作ることができるのでどの店にも売っている。そのため生活用魔道具と呼ばれ、みんなに親しまれている。製造方法としては紋章を描いてその魔法を発動しつつ魔道具に封印するので魔法を扱う技術と魔道具の製作技術さえあれば簡単に作られる。
こういった生活用魔道具の製作はレンが孤児院時代に周囲の人に協力してもらい魔道具を製作していたので今でも趣味で作っている。
そして、戦闘用の魔道具。これは出力が生活用とは大きく違うので希少素材で作られている。そのため、一般人にはまず手に入らない。生活魔法の魔道具と同じように魔力を流すと簡単に発動できるが、基本的に1度使ったら2度と使えず、魔道具は壊れる。大きい魔法を入れようとすると比例して大きくなるので作るにも、使用するにも扱いが難しい。
レンはこの宝石をまじまじと観察していたが、この宝石はこれまで見てきた魔道具とは違ったもののようだった。解析した結果で炎の魔法が封じられているのが判っているのだが、魔力を込めても使用できなかった。
「やっぱ、壊れているのかな。……でもなんでこの石だけ残ったのかな。」
レンはこの石の可能性に諦めきれず、もう一度魔力を込めて石を観察してみた。石は魔法を発動する気配はなかったが、透き通っている石の内側に赤い模様が浮かび上がっていた。
「まさか、魔法の封印じゃなくて、紋章の封印か!?」
レンは石を持って部室を飛び出した。
向かった先は学園の中にある小川が流れている河原だった。レンは、はやる心を抑えるために深呼吸し、右手を前に出して詠唱を始めた。
「『炎よ……熱き塊となり……顕現せよ!』」
詠唱が終わると右手に火の玉が現れた。それを見て感動していた。レンは慌てず、川の方に目をやる。
「で、出た……!よし、これを川に投げるぞ……。」
レンは右手を頭上に掲げ、狙いを定めると火球を川に向かって投げた。着弾すると川の水が火の玉の熱で蒸発し、蒸気と暴風が起きた。
「魔法が……オレにも魔法が……使えた……!」
レンは今までどんな方法でも魔法が発動できず悔しいと思っていたのだが、今回初めて魔法が発動でき、嬉しさと今までの苦悩が溢れ、無意識に涙を流していた。握りしめていた宝石を見ると一瞬赤く輝き、割れて霧散した。
涙をぬぐい、小川を後にした。
「この石の魔道具を作ってみよう……!」
⭐︎
レンは学園の図書館に向かい、先ほどの紋章を封印する石を調べた。しかし、どれだけ探してもそれについては出てこなかった。レンはそもそも今まで紋章を使った魔法すら発動できなかったはずだったので、それについても疑問に思っていた。あの石を触媒にすることで何かしら魔法を発動させられる機能があると思い、魔道具の専門書を調べていた。
「うーん、あの石はなんだろう。やっぱりオーパーツなのかな……?」
「ふぉふぉふぉ。おぬしはオーパーツに興味があるのかな?」
突然話しかけられてびっくりし、恐る恐る声のした方に体を向けると白い体毛がびっしり生えている老齢の犬型獣人が立っていた。彼の衣服はこの図書館を管理する司書であるものだった。
「オーパーツといいますか……紋章を封じ込める石を探しているのです。」
「ほうほう、その話を聞くと確かにオーパーツの可能性が高いようじゃ。」
「それだとやっぱり作るのは不可能ですね。」
「断定するのは早いと思うぞ?どれ。この本のどの装具になるのじゃ?」
レンは司書に渡された本を見てみると、腕輪の魔法具が記載されているページがあった。書物は古ぼけていたが近しい形の腕輪があった。それの説明を見ると「紋章の記憶能力がある」と書いてあった。
「これです!この腕輪です!この腕輪についている石が欲しいです!」
「ふうぅむ……この石はのう、たしかどっかに精製方法があったはずじゃ……。」
司書は別の古文書を魔法で引き寄せる。その本には石の精製方法が書いてあった。
「クリスタルとミスリル、あとドラゴンスケイルが必要となる。肝心な作り方は……駄目じゃ。その部分が掠れて見えんのう。」
司書は古文書を読み進めていくと、ため息をついた。
「すまんの。製法じゃが、肝心な部分が抜け落ちておっての。製法が抜け落ちとるものを再現はするにはかなりの難度じゃ。様々な古文書から古代の製造方法の辞典を転写しておくが挑戦してみるかの?」
「……オレ、挑戦してみます!クリスタルとミスリルは部室にあったから、あとはドラゴンスケイルがあれば……。」
「ううむ、ドラゴンスケイルか……。ちと、おぬしには難度が高すぎるのう。素材調達が一番難しいじゃろうて。」
突如「失礼するよ。」と声が響く二人は声をしたほうに目を向けると、鎧を着た馬族の騎士が立っていた。騎士は兜を脱ぎ、素顔があらわになった。黒色の体毛、灰色が少し混じった黒髪、本棚上段にも余裕で手が届く高身長、なにより美人だった。鎧や兜には豪華な装飾が施してあり、位が高いものであるとおもわれた。
「ふぉふぉふぉ。じゃじゃ、おぬしか。何しにきたのじゃ?」
「じゃじゃは任務時の名前ですってば。私の名前はカレンです。まあそのことについては今いいですが……。任務が終わったので顔を出したのですよ。それよりそこの少年。」
じゃじゃ、もといカレンと呼ばれる騎士がレンに近づくと目線が合うように膝をついた。すると、腰袋の中から緑色をした塊を出した。
「これがドラゴンスケイル。君は何のためにこれを欲するのかな?」
「魔法の紋章を封印する石を作るためです!それをオレにください!」
レンは正直に伝えると、カレンは目をまん丸にした。しばらくすると、膝を叩きながら笑った。涙を拭きながら口を開いた。
「あっはっは……。ごめん、ごめん。正直でいいコだね。でもこれはタダでは渡せないな。これはわたしでもこれだけしか採取できなかった。」
「じゃあ、どうしたらもらえますか?」
カレンは腕を組んで天井を見ながら考え込んだ。そして手をポンと打つ。
「今から君とわたしで模擬戦をしよう。条件は三分後に立っていること。よけるなり、耐えるなりして対処すること。また、君は攻撃してもいい。三分間凌ぐかわたしを倒せば、これを譲ろう。これでいいかな?」
「わ、わかりました!」
「おぬしよ、じゃじゃは近衛騎士団の団長じゃ。手加減するとはいえ気を付けるのじゃ。」
緊張と不安でいっぱいだったが、レンは初めての模擬戦を少し楽しみにしていることに気が付いた。
競技場に着くとすでに彼女は到着していた。そして噂を聞きつけた者たちが観客席に集まっており、そこには魔法競技部などの競技系の活動をしている人たちも見ていた。目的は近衛師団長のカレンの姿と戦いを見る為である。レンは観客がいることに気圧され、身を縮めながらカレンの元へ歩いた。
「師団長のカレン様だ!ここにいるってことは誰かと決闘するのは本当だったのか!?」
「お、多分あの猫族が相手じゃね?……へっぴり腰でなんか弱そうだな。」
「代わりに俺が相手してほしいぜ。一撃くらい当てられそうだけどな!」
「カレン様だぜ?競技系の俺たちはともかく、あんな奴じゃ絶対無理だろうよ。」
「違ぇねぇ。」
カレンと向かい合うと、木剣を差し出されたので受け取った。レンは未だに観客がいる雰囲気に飲まれており、手が震えていた。それを見たカレンはにっこりと笑う。
「ちょっとギャラリー、うるさいよね。黙らせるから待っててね。」
カレンは腰に下げた大剣を勢いよく地面に刺した。すると彼女の膨大な魔力が競技場に広がった。
「っ!?」
レンは圧倒的な魔力に思わず逃げ出したくなったが、踏ん張ってなんとか耐える。
「うっ……!?」
「ひぃっっ!?」
「くうぅぅっ……。」
競技場にいるすべての人たちがカレンの魔力に気圧され、口を開くことができなかった。カレンの魔力が競技場を支配した瞬間的ではあるが、ほんの一瞬だけ魔力を解放するだけで学生たちは彼女のプレッシャーで何もいうことはできなくなる。静寂に包まれると解放した魔力を収め、再び大剣を腰に下げた。
「さてと、これで君を馬鹿にするものには黙ってもらった。心置きなく勝負ができるね。ルールは覚えている?わたしも木剣を使うし、手加減もする。どんと来なさい。」
レンは頷き、木剣を持つ手に力を入れる。顎に力を入れ、カレンをまっすぐ見る。
「……。では……行きます!」
レンは剣を振りかぶって走り出した。戦闘訓練なんて経験してないのでとにかくがむしゃらに走った。見た目なんて気にしている場合では無い。そしてレンの袈裟斬りがじゃじゃの首にあたり、鈍い音が響く。レンとじゃじゃの目が合い、彼女は笑みを浮かべた。レンの攻撃は彼女の強靭な肉体には傷はおろか打撲痕すら与えられていなかったのだ。そしてレンは考える間も与えられず競技場の壁まで吹き飛ばされた。背中を打ち付け肺の中の空気が吐き出され、呼吸ができずもがいていた。
(こ……これで手加減……!?)
「もうギブアップかい?まだ十秒も経ってないよ!」
「ごほっ……や、やり……ます……!」
レンは打ち付けられ、しびれた体に鞭を打ち競技場の周りを走った。次は逃げに徹する作戦に切り替える。三分。三分間しのげば勝ちなのだ。先ほどの攻撃から推察するとカレンへの攻撃は通用しない。ならば耐えしのぐことに集中するだけだった。レンはそう考えて逃げの一手に出たのだ。カレンは競技場を走り回るレンを見て少しガッカリした様子の顔をして剣を頭上に掲げた。そして、何も言わずレンに向けて剣を振った。すると剣風がレンに直撃し、再び壁に激突した。
「げほっ……つ、強すぎる……!」
「君の実力はそんなものなのかい?君の魔力は中等級くらいあるでしょ?それ使わなきゃ、ミンチになるよ!」
レンはカレンの攻撃を思い出した。最初の一撃目いくら腕力が強いとはいえ木剣を傷つけず吹き飛ばせるか。二撃目の剣風も腕力では解決できない。レンの攻撃も魔力で防御すれば効かない。身体の痛みをそっちのけで考える。そして、ある事に気づいて、顔を上げる。
「魔力を操って纏わせながら戦うのか……。」
剣に魔力を込め、再びカレンに斬りかかった。今度は生身で受けられることはなく剣で受け止められた。その選択は正解だったようで、カレンの顔に笑みが戻る。
「そうそう、それで正解だよ!でもドラゴンはもっと強いよ。」
受け止めた体勢のまま薙ぎ払い、壁に向けて吹き飛ばした。レンは激突する瞬間体中に魔力を巡らせて軽減した。それでも、ダメージは大きかった。口を切ったのか血の匂いがした。下を向くと壁の一部が壊れて転がっている石が目に入った。それを腰袋にいくつか収め、再び立ち向かった。カレンが横薙ぎの構えをした瞬間、魔力を込めた石を投げた。投げまくった。
「わっ!わっ、っとぉ、ほっ!」
大量に投げられたすべての投石を木剣で捌くとレンは懐に潜り込んでおり、居合い抜きの要領で中段切りをカレンの鎧にあてた。乾いた金属の音が響く。カレンは鎧を確認するが、傷一つついていなかった。少し遅れて「どさっ」という音が後方で起きた。音のしたところに目をやると、レンが倒れていた。
「おーい、どうしたの?」
「じゃじゃよ。あやつは魔力を切らしておる。」
「魔力切れ!?え、もしかして……この子は新入学生でまだ戦闘訓練してないの!?」
「そうみたいじゃの。おぬしはそのような相手に木剣を使用したとはいえほとんど手加減しとらんじゃろ?相変わらずの戦闘好きじゃのう。とりあえず処置室に連れて行くのじゃ。」
「う……。なんかわるいことしたなぁ。」
そう言ってカレンはレンを抱え司書と共に競技場のそばにある処置室へ向かった。
レンが目を覚ますと処置室にあるベッドの上にいた。横には兜を脱いでいたカレンがいた。彼女はこんな時でもトレーニングなのか、硬い金属が絡み合ったものを引き千切りそうな力を込めて引っ張っていた。レンが目を覚ましたことに気が付き、それを置いて顔を覗き込む。
「あ、目が覚めた?君はまだ訓練してない子だったのね。知らずに戦わせてゴメンね。」
「い、いえ!……オレ、自分の魔力に過信して……。」
レンはカレンの距離が近すぎて緊張し、言葉がたどたどしくなる。そんなことに気づいていないカレンは腕を組んでレンから離れる。
「うんうん、最初はそんなものだよ。はい、受け取って?」
「ど、どうして!?オレ、負けたのに。」
「いいの。だって通りすがりのドラゴンを退治しただけだし、君の成長に期待を込めてプレゼント!」
「あ、ありがとうございます!これでリコに……!」
「ふぅん、パートナーのために欲しかったの?」
いたずらっぽい笑みを浮かべ、尋ねるとレンは硬直し、すぐに顔が熱くなった。
「パ、パートナーじゃないです!」
「パートナーになるともっと強くなれるのに?青春しなよ。」
「……たぶん、オレじゃ不釣り合いですよ。興味がなさそうですし、オレはただの助手ですし……。」
「でも、君のことを少しは信用しているから助手を頼んでいると思うよ。まあいいや、そろそろ団に帰るとしますか。」
「あ、ドラゴンスケイル……ありがとうございます。」
「どういたしまして。少年、自分の気持ちは相手に伝えないとわからないぞ。」
そういって部屋を出て行った。一人残されたレンはドラゴンスケイルを見ていた。ベースは緑だが角度によってさまざまな色が反射してくる。曲げても割れず、衝撃にも強く、なにより軽い。鎧にすると頼りになりそうだった。戦いの影響で体が痛み始めたので再び横になった。ふと、カレンが置いた金属の絡み合ったものが目に入る。それは力を込めずとも外せるような仕組みのおもちゃであった。ひん曲がったものを見てレンは苦笑いを浮かべる。そして、頭の中で今後の予定を組み上げようと、目をつむる。
「明日材料を魔道具に突っ込んでみるか……あれを……こうして……それ……から……。」
レンの意識は深く沈んでいった。初めての戦闘は相手が格上であったこともあったが、惨敗であった。しかし、レンは近衛師団長直々に戦闘をさせてもらうことにより、戦闘時の魔力の使い方を覚えられた。中等級のクラスではまだ戦闘訓練は行われておらず、上等級のクラスや競技系の課外活動と同じ段階で学ぶことができ、彼にとってはものすごい体験となった。
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