第18話
ー18ー
全ての未来よ
私はそこにいない
全ての現在よ
私はそこにこそいる
全ての過去よ
過去たちが私を生かしてくれた
何一つ変えてはならない
過去が変われば私はいないかもしれない
これは当然のようでいて
奇跡的なことだ
全ての時間が偶然から必然へ流れてこそ
私はここにいる
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バロック音楽を聴きながら
昔の生活に想いを致す
するといつの間にか眠っていて
夢の世界を彷徨っている
クレッシェンドとリタルダンドの波の上で
私はゆらゆらと想いのまま
今は亡き遠い想い出は時空を超えて
目の前に現れる
つのる話に花が咲き
近況を聞こうとすると
顔が曇って大粒の涙を零す
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寝て起きるとこの世界になるけど
夢の中の世界はそれぞれが特別
別にこの世界にこだわって生きなくてもいいんじゃないの
死ぬのは怖くないよ
この世界が一つなくなるだけだからね
僕の方がいなくなるのかもしれないけど
それでもいいさ
それもひとつの眠りの姿さ
ヒューマンドラマの人はあまり詩のジャンルを見ないかもしれないので
時々詩を書くかもしれません。
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